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横浜のお米 キヌヒカリ  [農業のはなし]

先週末に、JAメルカートきたでお米を購入した。
値段は決して安いわけではなく5kgで2100円(今週は3kg1000円の格安米も販売されていた)であったが、横浜市内で生産されたキヌヒカリ(表記は神奈川県産となっているが売り場には横浜市内産との表記)とある。近所のスーパーでは新潟や東北、北関東のコシヒカリやあきたこまち、ひとめぼれあるいはブレンド米しか売っていないので、横浜市内産のお米というのはとても珍しい。少し高いがためしに買ってみる事にした。
キヌヒカリ3.jpg

キヌヒカリ1.jpg

お米の銘柄(品種)別作付け面積ランキングは以下の通り。 このデータを調べていてはじめて知ったのだが、神奈川県ではキヌキカリの作付けが最も多い。 実は、かながわブランドとして登録されている『湘南そだち米』もキヌヒカリだそうだ。

肝心の味だが、コシヒカリやあきたこまち、ひとめぼれにも劣らない食味でまずまずいける。
地産池消を推進するためには、もっと県産、市内産のお米を食べるようにしていきたいと思うのだが、地元のお米をたくさん食べても、減反政策によって日本全体の作付面積が抑制されているので、地元のお米の作付けがストレートに増えるということにはならないのが辛いところだ。
なかなかやるもんだ、横浜の農業。

★米の品種別作付ランキング(H21年)
  全国           神奈川県
1.コシヒカリ 37.7%   1.キヌヒカリ 73.5%
2.ひとめぼれ 10.6%  2.さとじまん 17.9%
3.ヒノヒカリ 10.3%   3.コシヒカリ 7.1%
4.あきたこまち 8.0%
5.キヌヒカリ 3.4%


キヌヒカリとは(wikipediaより)

1988年に、水稲農林290号「キヌヒカリ」として命名登録され、1989年に品種登録をされた。当時の農林水産省北陸農業試験場で育成。コシヒカリと比較すると、草丈が短く、耐倒伏性が強い。食味もコシヒカリと同程度。一方、縞葉枯病に弱く、穂発芽性もやや劣る。関東地方で栽培する目的で採用された品種だが、作付面積の多い県は兵庫県・滋賀県・埼玉県。
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