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スイス・ツェルマットトレッキング その2 スイスの旅・宿の予約方法 [スイス・トレッキング2011年夏]

スイストレッキングの旅  2回目は宿の予約についてお話したい。
「スイスは決して裏切らない」=今回初日に宿泊したブリークの駅前ホテルのサイン帳に、数日前に宿泊した日本人が記してあった言葉だが、私もまったくの同感、スイスを旅する者の多くがそう感じるであろう。スイスの良さについては次回報告したい。

1992年に初めてスイスを訪問して以来、今回で11回目の訪問となる。当時はインターネットで宿の予約など出来るはずもなく、グリンデルワルドの日本語案内所にFAXで宿の手配を依頼して、東京銀行(当時)を通じて送金し、バウチャーを航空便で送ってもらうしかなくホテルの予約にも骨が折れた。
現在は手軽にネットで予約できるが、有名な街の大きな宿しか予約できないことも多いので、特に田舎や山岳地域の予約で重宝するのが東京にある「スイス政府観光局」のサイトと各街々のインフォメーションのwebサイトだ。
今回、はツェルマットの週貸しアパートに定住して1週間を過ごしたが、以下のサイトから予約を行った。
ツェルマット・インフォメーション⇒ http://www.zermatt.ch/index.e.html

また、ツェルマットの駅構内にすべてのホテルと週貸しアパートの一部の空室状況が掲示されているので、それをみて直接宿に無料電話で空室状況を確認することができる。駅から遠い宿は、宿泊が決まれば電気自動車で迎えに来てくれる。値段や設備、眺望などを気にしなければ、スキーシーズン以外は当日の遅い時間に到着しても、満室で空きがないといったことはないと思われる。
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スイスは人件費が世界第3位とかなりコスト高なので、当然ホテル代も高くなる。また夕食代も馬鹿にならず、ちょっとしたレストランで普通に晩御飯を食べるだけで、ひとり20~30フラン(約3千円)にもなってしまうのだ。ニューシーランドのモーテルには必ずキッチンが付いているが、スイスの場合、ホテルにはキッチンはないと思ったほうがいいので、必然的に自炊は出来ない。そこで、コストダウンと宿の移動に伴う荷造りが面倒なこともあり、2007年から週貸しアパートで過ごすように方針変更した。

ツェルマットにはホテル以上に旅行者用の週貸しアパートの数が多く、ホテルが同じ建物で週貸しアパートを兼業している場合も結構あるのだ。今回宿泊したのは、ツェルマット駅から徒歩5分程度の住宅地にある「FIS」というマンションの一室だ。宿泊した部屋の両隣は普通に暮らす家族で、バルコニーの前に広がる庭の片隅では様々な野菜を栽培している。
今回泊まったFISは、1K2ベッドタイプで、料金は1日80CHF。ネットも無料で使えて目の前には遮るものもなくマッターホルンが望め、かなり格安な物件であった。
必要な食材や雑貨品はすべて近くのCO・OPで買うことが出来るので、自炊したほうが圧倒的に低コストで、しかも気軽に過ごすことができるし、共同の洗濯機を使用すれば、タオルや下着の洗濯も可能だ。

ホテルと週貸しアパートの違いは、部屋の掃除とタオル・シーツの交換があるかないか、朝食が付くか付かないかの違いだ。日常を忘れて豪華に過ごしたい方にはアパートは向かない。

①今回7日間ステイしたFISの外観、半分弱が旅行者向けの週貸しアパートで、半分強が通常の賃貸マンションだ。
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②最近改装したばかりのようで、キッチンや浴室は新しく清潔、ベッドは週貸しアパートによくある収納式だ。
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③バルコニーから夕日に染まるマッターホルン、何も遮るものがなくとても美しい。
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次回は、買い物と街の様子についてご案内したい。

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