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スイス・グリンデルワルド周辺のトレッキング2012夏②シーニゲプラッテからファウルホルンへ(その4) [スイス・トレッキング2012年夏]

ファウルホルンヒュッテのテラスはとても居心地が良いので、ゆっくりし過ぎてバスに乗り遅れないよう、そろそろ出発だ。ヒュッテのすぐ裏にある山頂からのすばらしい眺めを楽しんでからバッハゼーを目指す。
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①ファウルホルンヒュッテからバッハゼーまでは見晴らしの良い広々とした道を約1時間、なだらかな下りが続く。
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②バッハアルゼーは「アルプスの宝石」と呼ばれる美しい湖だ。リフトのフィルスト駅から平坦な遊歩道を1時間半ほど歩いたところにあるので観光客も多いが、今日は時間が遅いこともありほとんど人影がない。湖のほとりで休憩すると正面には上グリンデルワルド氷河とシュレックホルン(右:4078m)、ヴェッターホルン(左:3701m)が美しく輝く。右端の奥には下グリンデルワルド氷河とベルナー・アルプス最高峰のフィンスターアールホルン(4273m)の尖った山容が美しい。
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③バッハアルゼーからリフトのフィルスト駅には行かず、ワルドスピッツのバス停目指して歩くことにした。一面のアルプに加えグリンデルワルドではめずらしい池塘が広がり滝もある箱庭のような美しい風景が続く。標識では50分と書いてあったが、農家の牛追いを眺めていたらどんどん時間が過ぎて、ワルドスピッツまで1時間半もかかってしまった。
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④ワルドスピッツ17:30発の最終バスになんとか間に合った。人気がなかったのに、出発時間が近づくとどんどん人が集まってきた。半額カードで11SFRなのでリフトよりも5SFR安い。
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⑤今回のコースと関係するので、初日に歩いたブスアルプからファウルホルンに至るトレイルを紹介しておく。まずはグリンデルワルド駅前から8:45発のbussalp行き一番バスに乗り込む。メジャーなコースではないのでバスはガラガラだろうとタカを括っていたら結構な列になっている。半額カードで11SFRのチケットを購入しバスに乗り込み、満席のバスが定刻に出発だ。
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⑥バスは、急な九十九折れの狭い舗装道路をグングン登っていく。途中見通しの悪いところでは名物のホルンクラクションを鳴らしながら走る。元々この名物クラクションはスイス全土で運行するポストバスのモノだが、これは伝統のホルンの音色をイメージした3つの音で、ロッシーニのウィリアム・テル序曲の1節からとった音だそうだ。バスは駅を出て約30分でbussalpに到着した。正面にはアイガー、メンヒ、ユングフラウの山々が美しく輝き、背後にはこれから登るファウルホルンと山頂のヒュッテが遥か先に見える。いよいよここから約3時間弱の急登が始まる。途中に日陰も休憩できる場所もないので、トイレを済ませ必ず飲料を確保しておくこと。
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