横浜・山下農園 夏野菜の土づくり 牛ふん堆肥を入れて全面耕耘

トレンチャーによる待ち肥作業を終え、今週は牛ふん堆肥を全面に撒いて耕耘だ。
昨冬行った土壌診断では、ＰＨとＥＣ（電気伝導度）は基準内だが、石灰、カリ、リン酸の値が基準を上回り、
結果的に塩基飽和度が基準より１０％以上オーバーしているので、栄養過多という結果だ。
この結果に基づき、値が基準内であった苦土（ＭｇＯ）を中心に、例年よりも相当少ない量の施肥を行うことになった。
①今日も牛ふん堆肥がトラック１台分搬入されたが、大半は畑に撒いてしまう。


②区画ごとに牛ふん堆肥を一輪車で運んで、平らにならしていく。



③肥料を撒き終わったら耕耘機で畑全体を耕耘する。小型の耕耘機なので全面耕耘するのに４時間程度を要する。



④最後に耕耘後の畑を足で踏んでから平らにならして、最後に境界ごとの杭を打ち込んだら作業は終了だ。


これで山下農園の土づくりは終了し、いよいよ４月からは夏野菜の作付けと栽培が始まる。