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横浜 池辺農園 蕎麦とかぼちゃが生育 [池辺農園のはなし]

今週の池辺農園の農作業は、山下農園で分けていただいたキャベツとレタスの定植だ。

コーンはキャンベルの晩生種を7月に定植したが、少し作付けが遅すぎたようだ。まだ20センチほどにしか成長していないにも関わらずすでに穂が出てしまい、これ以上は成長しそうに無い。やむなく、すべて抜き取って山下農園で分けていただいたレタスの苗を定植することにした。

①コーンの状況 背が低いのに穂が出てしまった。
コーン090926.jpg
コーンをあきらめて、山下農園で分けていただいたレタスの苗を定植した。

③8月下旬に撒いた蕎麦が順調に育ち、花が咲きはじめた。
そばの花090926.jpg

水も肥料もやらずに放置したままであるが、なんと生命力の強い作物なのだろう。
蕎麦090926.jpg

④病気が出て心配される南瓜であるが、なんとか実をつけ出した。今後の成長に期待したい。
南瓜の実090926.jpg

⑤最後にキャベツを個人区画に定植した。これも山下農園で分けていただいた苗だ。大助かり!
きゃべつ定植090926.jpg

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池辺農園 かぼちゃの病気(9/22) [池辺農園のはなし]

SWは高速道路の混雑がひどかったので、遠出せずに畑で作物の手入れに汗を流した。
これまで順調に生育してきたカボチャだが、19日に葉っぱが変色する病気を発見した。
さてどうやって対策を考えるか・・・。

Nさんに写真で診断してもらったところによると、うどんこ病と瓜モザイク病とのこと。
そういえばうどんこ病は山下農園のキュウリと同じ症状だ。
文献によると、乾燥高温あるいは風通し不足による湿気が原因で、葉をアルカリまたは酸性
に振ると治るようなので、食酢の500液を噴霧することにした。
さて、効果があるかどうか今度の週末に点検しることにする。

うどんこ病の症状
かぼちゃのうどんこ病090919.jpg

うどんこ病にかかった葉に食酢の500倍液を散布した。
かぼちゃのうどんこ病090922.jpg

ウイルス性の瓜モザイク病、こちらはウイルス性のため対応のしようがないとのこと。 病気に負けないでがんばれ!
かぼちゃ090919-1.jpg




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山下農園 水菜、カブ、春菊、青梗菜の種まきとブロッコリー、白菜定植 [山下農園のはなし]

山下農園の9月19日共同作業は、いよいよ秋冬野菜の作付けの仕上げだ。先週は土砂降りの雨の中、大根の種蒔きとレタス、キャベツの定植を行った。今日は、ブロッコリー、ハクサイの定植、水菜、カブ、春菊、青梗菜の種まきを行った。これで秋冬野菜の作付けは終了だ。
①ブロッコリーの苗は、鍬で2回サクってM型に畝を作り、谷間の部分に等間隔に植えていく。鍬でのサクリは熟練を要する作業だが、わが班のIさんはさすがベテラン、きれいなM型に畝ができていく。うまく行けば収穫は12月中旬頃の予定だ。 キャベツの畝090919.jpg
②ブロッコリーの苗を植えていく。等間隔に植えるのがポイント。 きゃべつの定植090919.jpg
③定植作業を終えたブロッコリーの畑 年内には収穫できる見込みだ。
右の二列がブロッコリー、真ん中はキャベツ、左はカリフラワー。
きゃべつ定植終了090919.jpg
③つづいて種蒔き機を使用して、水菜、カブ、春菊の播種を行った。
 
今年は、アグリテクノ矢崎のクリーンシーダという新しい播種機を使用することになった。この機械は優れもので、5種類の作業を一気にやってしまう。O講師から使用上の注意について説明があった。
5種類の作業⇒①地面のサクリ、②溝付け、③播種、④肥料撒き、⑤土被せ 
説明090919.jpg
Hさんが播種機で水菜の播種を効率よく作業していく。私も自分の班の区画はこの機械を使って撒いてみた。糸を張っているが、まっすぐ撒くのは意外に難しい。

種まき090919.jpg
今週の共同作業はこれでおしまい。これからは虫との闘いだ、品質の良い野菜を収穫するために、当面は「虫とーる」作業が大切になってくる。ピンセットが役に立つのだ。 さあ、この冬も美味しい野菜たちを楽しみにすることにしよう
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北海道十勝地方の馬鈴薯 収穫真っ盛りの生産者を訪問<2> [仕事のはなし]

先週に引き続き、北海道十勝地区の農産物の状況について報告したい。
①北海道芽室町の馬鈴薯圃場を視察(9/11)

天候不順(多雨と日照不足)の影響で成長が遅れているため、収穫も1週間程度遅らせているとのことであったが、9月に入り収穫が本格化してきた。訪問した芽室町の圃場では、ポテトチップメーカー向けの「トヨシロ」収穫の真っ最中であった。我々が仕入れているのは冷凍フライ用途としてすぐれた品質の「北海こがね」が中心であるが、「トヨシロ」もハッシュドポテトなどに利用し消費者の高い評価を得ている。

右側の茶色っぽい畝が「トヨシロ」で収穫適期となっている。左側の青っぽい畝が「マチルダ」で、これはホクレンがスウェーデンから導入した小玉品種で、甘くて、ホクホク感が強いのが特徴。収穫は10月に入ってからとのことだが、生鮮としての流通は少なく、主として外食や中食用の加工用として流通しているらしい。この芋は芽室町以外で栽培することを認めていないそうだ。とても甘くてホクホクしているので、我々としてもなんとか使ってみたい芋である。 馬鈴薯.jpg
十勝地方では、シストセンチュウという病気が一部ではやっているらしく、最悪の場合じゃが芋が枯れてしまうとのことで、圃場に立ち入る際には、ご覧のようなビニルを靴の上から履いて対策を取ってからの入場となる。写真は、JAめむろの方からマチルダについての説明を受けている様子。
馬鈴薯1.jpg
②秋撒き小麦が早々と芽を出してきた(芽室町)
馬鈴薯圃場向かいでは、早くも小麦の芽が一斉に出ている。恐らく、枝豆かコーンの後に直播をしたのであろう。09年産の小麦は、6-7月の長雨と低温により大幅な収穫減となったようだ。聞くところによると平年の半分以下という地域もあるようで、国内麦の需要をまかなえるのか懸念される状況だ。一方で09年産の価格は、昨夏の入札で約40%も上がっており、各製粉メーカーは国内麦の値上げを検討中とのことで需要減退が懸念されるところだ。一方輸入小麦は10月から15%程度価格が下がると言われているが、政権交代により役所の業務がストップしているようで、こちらも予断を許さない状況だ。 来夏の小麦は豊作であってほしいと願うばかりだ。 秋まき小麦N.jpg

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北海道 十勝地方のコーンと枝豆 収穫真っ盛りの生産者を訪問<1> [仕事のはなし]

毎年、得意先のバイヤーと一緒に、収穫真っ盛りの十勝を訪問し、とうもろこし、枝豆、インゲン、馬鈴薯等の作況調査や産地の皆さんと情報交換を行っている。今年も9月10-11日に、全国から集まった9名のバイヤーとともに北海道士幌町と芽室町の生産者を訪問し、コーン、枝豆、馬鈴薯の圃場と凍菜加工場を見学し意見交換を行った。

①北海道士幌町のとうもろこし圃場を訪問し収穫状況を見学(9/10)
今年は、雨と低温の影響で作柄がたいへん悪く、平年の20%減とのこと。お盆明けから天候が良くなったことから、奇跡的に生育が回復したものの、6-7月の雨天と低温がそのまま続いていたら最悪の事態に陥っていたかもしれない。圃場見学の後、粒コーンの冷凍加工場を見学した。北海道産のとうもろこしはアメリカ産に比べて2倍程度価格が高いにもかかわらず、販売量は毎年伸長しており、需要が伸びているのだ。さあ、今年も十分売れるだけのとうもろこしを確保できた。生産者のみなさんに感謝!

広大な圃場ではコンバインが手早く収穫を行い工場に運搬する。とうもろこしは鮮度が命で、収穫直後から鮮度劣化が始まり糖度もどんどん落ちていく。士幌町では、収穫から冷凍加工まで4時間を目途に作業しているとのこと。畑ごとの生育状況と工場稼動を見ながら、タイミングよく収穫し工場に搬入して、すぐに加工していくというのは、まさに神業である。コーン.jpg

コーン2.jpg

コーン3.jpg

②北海道芽室町の枝豆圃場を見学(9/11)
北海道芽室町では、昨年から大型ハーベスターを導入し収穫の効率化を図っている。ハーベスターはフランスから輸入されたもので、芽室町と中札内村で計6台が稼動しているとのこと。枝豆の収穫適期は3日ほどしかなく、しかも収穫直後からどんどん劣化し糖度が落ちてしまうため、できるだけ早く冷凍加工を行う必要があるのだ。大型収穫機の導入により、農家の負担は軽減され収穫歩留まりも向上したとのこと。

価格志向が強まる中、冷凍食品売り場や居酒屋では、中国産、タイ産、台湾産の枝豆が一般的だが、我々は北海道産枝豆を中心に販売している。もちろん台湾産も扱っているが北海道産の方が2倍以上価格が高いにもかかわらず人気がある。北海道は気候の関係から年一作なので栽培効率は決して良くないが、虫食いか少なく、甘みが強く、気温が低いため本州や台湾、タイ、中国(メインは福建省)に比べて農薬使用量は格段に少ない)ため、消費者にもメリットが大きいのだ。

芽室町では昨年から大型のハーベスターを3台導入し収穫作業を行っている。この面積を収穫するのに、従来は2日間かけて農家毎に作業していたが、新型ハーベスターを導入したことで、4-5時間で収穫できるようになったとのこと。実は作業の軽減だけでなく鮮度管理の面でもメリットが大きいのだ。
枝豆2.jpg

枝豆1.jpg

今年は天候不順による不作が心配されたが、いざふたを開けてみると、枝豆は比較的順調に成育し、昨年よりも作柄が良くほぼ平年作に近いとのこと。ご覧の通り、玉付きのよいサヤがたくさんぶら下がっている。

枝豆1.jpg
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山下農園 だいこん、はくさい、レタスのマルチ張り(9/5) [山下農園のはなし]

先週は、山下農園の共同作業がお休みだったため、2週間ぶりの農作業となった。
夏野菜は、茄子とピーマンを除いてすべて撤去済みなので、今日は冬野菜の定植準備だ。
だいこん、はくさい、レタス用のマルチを張る。

①マルチは透明の95センチ幅を使用し、メジャーで地面を計測して70センチ幅に寸法を出す。 ②糸を張り、ローラーで地面を均してから鍬でサクる。
③その後、マルチを葉って土をかぶせて、足で固めて終了。
④定植は来週以後行うが、だいこんは種を直播の予定。


○鍬でサクるのはとても難しい。何年やっても農園主の中山会長に叱られてしまうのだ。
090905さくり.jpg
090905マルチ張り.jpg

○先々週、定植したカリフラワーは随分伸びてきた。12月の収穫が楽しみだ。
090905ブロッコリー定植後.jpg


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