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横浜・池辺農園 そら豆が成熟 馬鈴薯の花が満開 [池辺農園のはなし]

3月に苗から作付けしたそら豆が成熟し獲り頃になった。
そら豆は字のとおり、天を突いて実が成るので「天豆」「空豆」「蚕豆」などと呼ばれている。原産は西南アジアから北アフリカのようだ。

①天をついたそら豆の莢(写真は栽培しやすい小型種)
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②天を突いていたそら豆の莢が下を向くと食べごろだ。
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③3月13日に作付けした馬鈴薯の花が満開となった。
今回の作付けでは、畝ごとに異なる品種の芋を作付けしたが、畝ごとに花の色が違うので、品種による違いがあるのだろう。上の写真はベニアカリ、真ん中の写真はスタールビーだ。
■3月13日の作付けの様子とレイアウト⇒ こちらからDSCF0052.JPG
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横浜・山下農園 きゅうtりの花、ししとうの初収穫、ロマネスコが生育(5/22)・・・・・・    [山下農園のはなし]

4月24日に定植したきゅうりの花が多数開花し、実をつけ始めた。
これから7月末まで、いやというほど収穫できる。本当に大変な日々が始まるのだ。
今年こそは新たな料理法と保管法をマスターして有効に利用したいものだ。
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シシトウが、早くも実をつけ始めた。
こちらは酒の肴としていろいろ料理方法があるので、これから収穫が楽しみだ。
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4月5日、年度初めの共同作業でテスト的に播種したロマネスコ(スパイラル)が生育してきた。
あと1か月程度で収穫だ。形は少々不気味だが、味は美味しいらしいので収穫が楽しみだ。
もし味の評判がよければ、秋冬栽培の個人区画栽培品目候補に入ることになっているのだ。
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横浜・山下農園 なすの支柱立て 早くもきゅうりを収穫(5/22) [山下農園のはなし]

先週のきゅうりに続いて今週は茄子の支柱立てだ。これまでトマト、きゅうりと支柱立てと誘引、整枝を行ってきたが、茄子の支柱立てがもっとも難しく、気を使う作業が続く。

①茄子の枝が伸びてトンネルから顔を出している。トンネル外しは慎重に。
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②きゅうりの時と同様に、水平器付の専用スケール(O講師の手作り)を使って、斜めに支柱を立てていく。全員が力を合わせて難しい支柱立て作業をこなしていく。
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③最後に茄子の誘引だ。
当農園では1本の株を4本立てにして10月まで栽培を続ける。保育園を出て小学校に入ったばかりなのに、すでに就職先を4企業に絞り込んでいるようなものだ。少し早すぎるかもしれないが、先を見据えて4本の候補生を軽く誘引しておくのだ。
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全員、黙々と誘引作業に取り掛かる。
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④茄子の整枝と誘引を終え、整然とした茄子の姿。
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⑤早くもきゅうりが成長し、初物を収穫。
作業当日は(土曜日)晴天であったが、日曜日から土砂降りの雨模様との予報なので、このところの気温上昇で伸び放題になっていた枝を大胆にカットした。雨の跳ね返りによって葉の裏に泥が付着して病気にならないようにするための作業だ。こうした地道な作業が品質向上に欠かせないのだ。まさにプロの仕事だ。
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さて、いよいよ来週あたりから収穫が本格的に始まるので、当分の間は忙しくなる。

横浜・池辺農園 そら豆とスナップえんどうが収穫適期(5/15) [池辺農園のはなし]

山下農園が終了後、午後から池辺農園の共同作業に向かうのが最近の日課となっている。

5/15の作業は以下のとおり
①スイカの定植 ねぎと一緒に植えることで病気を防止する効果があるのだ。
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②スイカは定植後トンネルをかけて作業終了。狭いスペースなので作業が難航する。 
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③11月に定植したそら豆が、いよいよ天を突き始めた。
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④スナップエンドウは採りきれないほどの豊作だ。
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⑤きぬさやは甘くてとてもおいしい。豆類は収穫後の劣化が早いので時間との勝負だ。
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横浜・山下農園 きゅうりの支柱立て(5/15) [山下農園のはなし]

先週のトマトの支柱立てに続いて、今週はキュウリの支柱立てだ。
キュウリは各区画に6株ずつ定植してあり、ひと株を2本立てにして栽培するので、合計12本から収穫が可能となる。手入れがよく収穫成績が良い方だと1本あたり100本のキュウリが収穫できるらしい。ひと夏で1000本も収穫というのはとても素人の菜園のレベルではない。
①専用の器具を使い水平をとりながら一定の幅で支柱を立てていく。
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②支柱の高さも、きちんと計測しながらあわせていく。 
高さが違っても栽培には影響は少ないが、当農園では仕上がりの美しさにこだわるのだ。
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③いよいよキュウリの誘引だ。
誘引は最も基本的で大切な作業だが、何回やっても要領よくできず難しい作業だ。新人のYさんがベテランのSさんから手取り足取りの指導を受ける。女性は優しく指導してもらえるのでうらやましい限りだ。
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④誘引を終えたきゅうりの株 
キュウリは成長が早く、O講師によると1日あたり3~6センチも成長するのだそうだ。これから当分の間は、週に2~3回は農園に通って誘引していかないと風にあおられて折れたりする危険性がある。お盆前までは忙しい日々が続く。
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⑤キュウリの誘引終了
わが班の支柱は、高さ、角度ともにきれいに揃っており見事な仕上がりだ。まさにプロの仕事といえる。無事すべての苗について誘引を終えた。今年は誘引の際に誤って苗を折ってしまう失敗もなかったようだ。
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⑥作付けを終了した山下農園の全景 
枝豆、いんげん、コーンの苗が随分成長し、トマト、キュウリも無事支柱立てと誘引を終えた。いよいよ来週茄子の支柱立てを行えば春夏野菜の作業は峠を越える。
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横浜・池辺農園 京野菜の播種と陸稲の直播  [池辺農園のはなし]

池辺農園は、山下農園からの参加者6名で管理する共同区画とそのうちNさんはじめ、私を含む4名で管理する個人区画に分かれる。今回、話し合いの中で人気の京野菜にチャレンジしてようということになり、種を購入した。

①京野菜の播種:万願寺とうがらし、賀茂なす、鹿ヶ谷南瓜の種を購入し、山下農園のハウス内のポットに播種して苗の育成を始めた。うまく行けば3~4週間で畑に定植が可能となる。京野菜の種は近隣のホームセンターやJAにはなく、なかなか手に入らないので松本市にある「つる新種苗」の通信販売で購入した。
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②個人区画に陸稲もち米を直播した。食用というより稲わらを手に入れたいのと土壌流失の防止が目的だが、国内ではなかなか陸稲を植える機会はないので収穫が楽しみだ。
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横浜・山下農園 トマトの支柱立て 枝豆・いんげん・スイートコーン定植(5/1&5/8) [山下農園のはなし]

GWは、トレーニングのための大山登山と、諏訪の御柱祭り参加のためプログの更新が遅れてしまったため、まとめて報告することにしたい。

5/1の共同作業
①枝豆の苗を定植
②いんげん・スイートコーンの播種
③トマトの第1花房にホルモン処理
④新入生(三年生以下)は4月作業の復習だ

4/24にトマト、茄子、きゅうりの苗を定植したが、苗の成長が遅いので、予定していたトンネル外しと支柱立ては翌週に延期となった。5/1の作業は上記の3件のみ。

①枝豆の定植:ポットに播種し、ハウスの中で1ヶ月間生育させた苗を定植。腰に堪える作業だ。
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②いんげんの播種:錠剤状の種をひと穴に2粒ずつ播種、成長後は1株に間引きする。 
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③スイートコーンの播種:手に絡みつく種を払いながら播種。根気がいる作業だ。
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④新入生勉強会  
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共同作業終了後、1年生はもちろんのこと2・3年生も含め、O講師による4月の作業振り返り復習を行った。
当農園の特徴は、実技中心の内容でありながら、作業指示書や講師による作業説明が充実しており、ひとつひとつの農作業の意味や目的を理解した上で実践できる点が魅力だ。将来就農を目指す素人の第一歩としては最適ではないだろうか。当農園には就農を目指して入園したものの、居心地が良くて10年も勉強し続けている人がいるのだ。

5/8の共同作業
①トマトのトンネル外しと支柱立て
②トマトの誘引とわき芽かき
③茶豆の播種
④共有地のルッコラと小松菜の収穫


①支柱立て:トンネルを外してからU型パイプを立て、横パイプを渡していく。
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②トマトを誘引するための支柱を立てる。支柱は1本ずつ長さを測りながら高さを揃えていく。直接収穫には関係ないが、美しさも重要な要素であり、まさにプロの仕事なのだ。
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③支柱立てが終わったら誘引だ。誘引は何回やってもうまく行かないが、O講師が我が1班の新入生2名に丁寧に実技指導。3~4年も続ければ一人前の腕前だ。
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④ベテランのSさんは、手早く誘引しあっという間に作業終了。さすが10年目のプロだ。
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⑤全員黙々と誘引に励む。手間がかかり面倒だがこれからの収穫量を約束する大切な作業なのだ。
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⑥最後にわき芽をかく。当農園ではすべてのわき芽を除去して1本立てで栽培する。
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⑦トマトの作業はすべて終了。あとはこまめな誘引とわき芽かきが豊作への重要なポイントだ。
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大山(おおやま)登山の後は農産物直売所めぐり(5/5) [旅のはなし]

大山のある伊勢原市や隣の秦野市、その他西湘地域は、三浦や横浜に並んで農業が盛んな地域だ。そこで、大山から下山後、地元ではかなり有名なJAさがみの直売所「わいわい市」に向かった。

わいわい市は2005年12月にオープンし、約400軒の農家がお店に出荷しているとのことだ。
平日でも1800人、週末ともなると3000人以上の来店があるようで、通常のスーパーでも500坪
程度の店で2000~3000人の来店があれば十分に採算が合うわけで、わいわい市の店舗面積
や品揃えから想定するとかなりの繁盛店ではないかと思う。

①店内は大勢のお客で大混雑だ。しかも買物の量がかなり多く、みんなまとめ買いしている。
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②繁盛している理由のひとつは、生産者の一言がプライスカードに添えてあり、生産者の顔が見えることだろうか。
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③もうひとつの理由は鮮度感だろうか、価格は決して安いわけではないが、朝採り野菜が並ぶのでとにかく鮮度が良いのだ。蕪は写真のボリュームで150円、小松菜は一把70円と物によってはとてもお買い得なのだ。
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④神奈川県推奨米の「キヌヒカリ」を購入した。
決して安いわけではないが、1月13日のブロクでも紹介しているように、神奈川県の推奨米で、県内ではもっとも作付けが多く神奈川の気候に良くあったお米なのだ。出来ることなら地元のお米をどんどん食べたい。
★キヌヒカリのブログ記事 ⇒ http://bota1234.blog.so-net.ne.jp/2010-01-13

★米の品種別作付ランキング(H21年)
  全国           神奈川県
1.コシヒカリ 37.7%   1.キヌヒカリ 73.5%
2.ひとめぼれ 10.6%  2.さとじまん 17.9%
3.ヒノヒカリ 10.3%   3.コシヒカリ 7.1%
4.あきたこまち 8.0%
5.キヌヒカリ 3.4%

★キヌヒカリとは(wikipediaより)
1988年に、水稲農林290号「キヌヒカリ」として命名登録され、1989年に品種登録をされた。当時の農林水産省北陸農業試験場で育成。コシヒカリと比較すると、草丈が短く、耐倒伏性が強い。食味もコシヒカリと同程度。一方、縞葉枯病に弱く、穂発芽性もやや劣る。関東地方で栽培する目的で採用された品種だが、作付面積の多い県は兵庫県・滋賀県・埼玉県。
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★JAさがみ わくわく市★
○所在地:神奈川県寒川町宮山233-1
○営業時間:9:30~18:00(3月~9月)、9:30~17:00(10月~2月)
○定休日:第3水曜日
○駐車場:110台(第一・第二駐車場あり)
○電話番号:0467-72-0872
○最寄駅:JR相模線 寒川駅(徒歩約10分)

農作業に耐えられる体力をつけるため久々の山歩き 丹沢・大山(5/5) [旅のはなし]

仕事はデスクワーク中心、農作業は週に1~2回程度、鍬振りや堆肥の搬入等のハードな農作業も秋までない。最近は運動不足で身体が重たく、たるんでいるのがよくわかる。そこで天気も良いし、久々に山歩きすることにした。

自宅マンションのバルコニーからもよく見え、距離も近くて、もっとも山らしい山である「大山(おおやまと呼ぶ)」に登ることにした。大山ケーブルは、駐車場やゴンドラが混雑するだろうと考え、今回はヤビツ峠まで車で登って歩くことにした。

①ヤビツ峠から大山までの登り:視界の良い明るい稜線をのんびり歩く。こんな登りばっかりだと気分よく元気に登れるんだが・・・。山は昨夏のシャモニー以来なので体力がかなり落ちている。最後はヘトヘトになりながら約1時間で山頂に到着。体力づくりの登山としてはちょうど良い距離だ。
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②下界では、桜はすでに散り、弘前まで桜前線が北上しているが、ここ丹沢の山桜は今が満開だ。桜とともに新緑もとても美しい。丹沢の山歩きとしてはもっとも心地よい時期だ。
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③山頂に到着、今日は晴天だが、気温が高すぎるのと、若干黄土黄砂の影響もあるのだろうか、青空がかすんで見通しが悪い。残念ながら、富士山は見えなかった。
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横浜・池辺農園 スナップえんどうを収穫 (5/1) [池辺農園のはなし]

前回に引き続き、池辺農園の話だ。
共同作業を終えたあと、そろそろ収穫時期となってきたスナップエンドウとエンドウを収穫した。

①収穫中に大きな青虫を見つけた。想定以上に大きく、えんどうに同化していたため、全く気付かなかったのだが、このまま放置しておいても食害あって一利なしなので、かわいそうだが駆除した。後で調べたところ蝶ではなく蛾になるマユガの一種のようだ。とにかく大きくて立派だ。
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②エンドウは、昨秋10月に師匠のNさんが作付けしたようなのだが、どこに何を植えたのか忘れてしまったとのことなで、どれがエンドウでどれがスナップエンドウなのかよくわからなくなっている。とりあえず収穫してみるしかない。別に売り物にするわけではないので、混在していても不自由はないのだが。
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③ふっくらとおいしそうなスナップエンドウ。収穫後すぐに湯がいて食べたが、とても甘くて美味しい。コーンや枝豆も同様だが、豆類は収穫後すぐに調理(湯がく)することが美味しさの秘訣だ。スーパーで売っているものは収穫から24時間以上経過したものが多いので、糖度が急激に落ちてしまうのだ。昨秋北海道十勝の産地を訪問した際に生産者がおっしゃっていたのは、冷凍枝豆やコーン、いんげん等は、収穫後4時間以内に加工できるかどうかが美味しさのポイントとなるそうだ。
9月14日のブログ⇒ http://bota1234.blog.so-net.ne.jp/archive/20090914

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横浜・池辺農園 スイカを定植 コンパニオンプランツ(5/1) [山下農園のはなし]

午前中に山下農園の共同作業を終えて、午後は池辺農園でスイカの定植とトンネル掛け作業だ。

①玉ねぎの畝の間にスイカを定植 
スペースに余裕が無い玉ねぎの畝の間に、無理やりマルチ掛けし、スイカの定植後、トンネルがけを行った。師匠のNさんによるとこれを「3D農法」と呼ぶらしい。空間に余裕のない農地を有効に使い、立体的に栽培を行うことらしいのだ。なるほど、作付け時期と収穫時期を考えながら、連作障害を防ぐための作物ローテンションとコンパニオンプランツの効果も考慮しながら狭い空間を活用しながら作物を育てていくのはとても苦労が多い作業だ。
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②スイカのすぐ近くにネギを植える。
スイカの苗を定植したすぐ脇に、ネギを絡ませるように移植した。ウリ科とネギ属の組み合わせは伝承農法として知られ、コンパニオンプランツとして最適のようだ。長ネギの根につく善玉細菌(シュードモナス・グラジオリー)が、拮抗菌としてウリ科植物の病気を防止するらしいのだ。この伝承農法は中国では2000年前から、日本でも豊臣秀吉の時代には行われていたらしい。
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スイカが生長してきたらトンネルを外し、玉ねぎの収穫を行って、そこにスイカのツルを伸ばすのだ。さてどのくらい効果があるか、収穫が楽しみだ。

③苦労した作業もようやく終了、なんとかトンネルできちんと覆うことが出来た。立派なスイカを期待したい。
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