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横浜・池辺農園 スイカを定植 コンパニオンプランツ(5/1) [山下農園のはなし]

午前中に山下農園の共同作業を終えて、午後は池辺農園でスイカの定植とトンネル掛け作業だ。

①玉ねぎの畝の間にスイカを定植 
スペースに余裕が無い玉ねぎの畝の間に、無理やりマルチ掛けし、スイカの定植後、トンネルがけを行った。師匠のNさんによるとこれを「3D農法」と呼ぶらしい。空間に余裕のない農地を有効に使い、立体的に栽培を行うことらしいのだ。なるほど、作付け時期と収穫時期を考えながら、連作障害を防ぐための作物ローテンションとコンパニオンプランツの効果も考慮しながら狭い空間を活用しながら作物を育てていくのはとても苦労が多い作業だ。
すいかと葱.jpg

②スイカのすぐ近くにネギを植える。
スイカの苗を定植したすぐ脇に、ネギを絡ませるように移植した。ウリ科とネギ属の組み合わせは伝承農法として知られ、コンパニオンプランツとして最適のようだ。長ネギの根につく善玉細菌(シュードモナス・グラジオリー)が、拮抗菌としてウリ科植物の病気を防止するらしいのだ。この伝承農法は中国では2000年前から、日本でも豊臣秀吉の時代には行われていたらしい。
すいかと葱1.jpg
スイカが生長してきたらトンネルを外し、玉ねぎの収穫を行って、そこにスイカのツルを伸ばすのだ。さてどのくらい効果があるか、収穫が楽しみだ。

③苦労した作業もようやく終了、なんとかトンネルできちんと覆うことが出来た。立派なスイカを期待したい。
池辺スイカ.jpg








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