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横浜・池辺農園 京野菜・万願寺とうがらしと鹿ヶ谷かぼちゃが順調に生育(8/29) [池辺農園のはなし]

5月13日のブログ(こちらからどうぞ)にもあるが、5月に種をまいた京野菜が収穫適期になってきた。ありきたりの野菜では面白くないので、試しに万願寺唐辛子と加茂茄子、鹿ヶ谷かぼちゃの3種類を作付けしてみたが、加茂茄子は苗作りがうまく行かずまったく成長してくれない。万願寺と鹿ヶ谷かぼちゃは見事に生育し、そろそろ食べごろとなってきた。

①鹿ヶ谷かぼちゃ 立派に生育し、独特の形と艶が美しい。
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★鹿ヶ谷かぼちゃとは(近畿農政局HPより)
文化年間(1804~1818)に山城国粟田村(現在の京都市東山区粟田口)の農夫が、奥州津軽からかぼちゃの種子をもらい、これを愛宕郡鹿ヶ谷村(現在の左京区鹿ヶ谷)の農家に分け与え、栽培されたのが始まりとされています。最初は普通の菊座形のものでしたが、栽培するうちにひょうたん形となり鹿ヶ谷中心に栽培が普及しました。赤系晩生種で高さ20cm、重さ2~3kg程度となります。
深緑色の果実の表面には、大小の数多くの瘤があり、熟すと白い粉がふき、地色は淡い柿色に変色します。味は淡泊で、その形のおもしろさから装飾用にも用いられます。


②万願寺唐辛子 ようやく1本だけ実がなった。これからの成長を期待したい。
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★万願寺とうがらしとは(近畿農政局HPより)
大正末期から昭和初期に舞鶴市万願寺で誕生したと伝えられ、舞鶴地方のみに流通していました。血統は明らかでありませんが、形状、肉質などから伏見群とカルフォルニア・ワンダー系との交配と推定されます。果実は大型で長さ15cm、重さ15g程度の中晩生種で、果肉はピーマン並みに分厚くて軟らかく甘味があり、種子も少なく、独特の風味があるため、煮ても焼いてもおいしくいただけます。



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