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横浜・山下農園 大根・はくさい・レタスのマルチ張り(9/4) [山下農園のはなし]

いよいよ山下農園では、冬野菜の作付け準備が始まる。しかし今年は気温が高く9月に入ったというのに最高気温が36℃もあり雨もまったく降らない。これでは冬野菜の播種はとても無理だ。

◆野菜の栽培と収穫時期の管理には「積算気温」の考え方が大切だという説明がO講師よりあった。積算温度とは1日の平均気温×収穫までの日数のことを指す。O講師の実験によると、横浜市都筑区における秋撒き大根の積算温度は約1200℃とのこと。文献によるとトマトは約900℃、馬鈴薯1000℃、コーンは3000℃とのことだ。9月初旬に播種した大根は約2ヶ月で収穫となったが、10月初旬に播種すると収穫までに4ケ月弱を要するのだ。山下農園の冬野菜は、お正月に間に合うように収穫したいので、それにあわせていつ播種するのかの判断が重要であり難しいのだ。ことしは気温が高いので、播種は平年よりも遅めにするようだ。
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今日の作業
・整地
・寸法出し
・溝掘りサクリ
・マルチ張り


①まずは整地。1ケ月以上む雨が降っていないので土埃がすごい
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②ローラー掛けをして地面を平らにする。マルチと地面の間に空間を作らないための大切な作業だ。
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③溝堀をしてからいよいよマルチ張りだ。センターをあわせて両側から引っ張ってシワがよらないようピンで留めていく。
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④最後に土寄せをして完成だ。コツは両側から同時に土寄せをしてシワがよらないようにすることだ。山下農園では鏡のようにまっ平らで光り輝くマルチングの技が要求されるのだ。
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⑤新人のYさんが農園主に呼ばれた。どうやら茄子の整枝の方法が良くないらしい。農園主の厳しい指導が入る。
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