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横浜・山下農園 恒例!秋のさつま芋掘り(10/30) [山下農園のはなし]

台風の接近で大雨のため、今日の共同作業は中止、明日日曜日の午前中に延期となった。

先週土曜日に、若干の共同作業の後、池辺農園と同じ敷地にあるO講師の畑で、毎年秋の恒例行事となっているさつま芋掘りを行った。山下農園と中山農園の生徒に限って、苗代程度を払えばさつま芋堀ができるのだ。

①毎年、大人は黙ってひたすら芋掘りに精を出すのだ。
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②今年は、町内の芋煮会で焼き芋を振舞うつもりなので、3株分を掘らせていただいた。
3株でこれだけ収穫があればかなりの豊作だろう。
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横浜・山下農園 農薬散布はおしまい、今週もテデトール作業 [山下農園のはなし]

10月も中旬を過ぎて、めっきり涼しくなってきた。
害虫の発生が大幅に減るこの時期からは、農薬散布を行わず、テデトール作業が中心となる。

①農作業の3点セット 薄手の手袋、剪定はさみに加えこの時期は捕虫用のピンセットが必須だ。
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②巻き始めた白菜のテデトール作業。あと2週間もすれば完全に白菜が巻いてしまうので、
今週、来週が虫取りの追い込み時期となる。葉っぱの間を注意深く探す。根気がいる作業だ。
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③大根の葉に「ヨトウムシ」、白菜にカタツムリがいる、ヨトウムシだけではなくカタツムリも葉を食べてしまう害虫なのだ。
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横浜・池辺農園 にんじんの播種 土作りは米ぬかと牛堆肥 [池辺農園のはなし]

池辺農園では、オクラやかぼちゃなどの夏野菜が終了し、蕪やだいこん、にんじんなどの秋冬野菜の播種を行った。

①にんじんを播種する区画には、まず米ぬかと牛堆肥を施肥してよく混ぜ合わせ、そのまま一週間程度寝かせてから播種を行う。これまで土が固くて作物の生育も良くなかったが、最近はミミズなどの虫も見られるようになってきた。あと数年すれば土の質もずいぶん良くなるだろう。
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②にんじんを3種類播種した。Nさんが100円ショップで名札を調達してきたので、畑に名札を掲げることにした。いつもどんな品種を作付けしたのかよく分からなくなるので重宝する。
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横浜・山下農園 ハクサイ・キャベツのテデトール 大根の間引き [山下農園のはなし]

ハクサイが葉を巻き始め、大根もどんどん成長している。
10月中はもっぱら茄子の収穫とハクサイ、キャベツ等葉物野菜の虫取りが共同作業の中心だ。

今日の作業
・ハクサイ、キャベツの虫取り(テデトール)
・大根の間引き
・なすの手入れ


①大根の間引き:ひと穴に4本ずつ播種をしたが、もっとも元気な1本に間引きを行う。本来は先週作業すべきであったが遅れてしまい、大根が大きくなり過ぎて間引きに苦労した。

月曜日にメイガ対策として薬剤(DEP・ディプテレックス)散布を行ったので、本来は収穫まで14日間置かないといけないのだが、ネットで調べたところ、毒性は中程度で、経口LD50がネコ94 mg/kg、イヌ400 mg/kg及び460 mg/kgと比較的影響が少ない農薬なので、今日収穫した間引き大根は、水煮に浸しよく洗ってから自己責任で食べることにした。LD50というのは急性毒性の目安となる値で、半数致死量のこと。例えばネコでは体重1キロあたり94ミリグラムが半数致死量(=LD50)なので、これを人間に当てはめてみると、体重70キロの大人で6.6グラム摂取すると半数が死亡に至る可能性があるという数値(実験結果)だ。この農薬は千倍に希釈して使うので通常の使用ではまず摂取することがありえない数値だが、ポジティブリスト制による残留基準値は葉が0.5ppm、根が0.2ppmとなっており、法律ではこれを超えて流通させてはならないということになっているのだ。
※化学合成農薬はなるべく使いたくないのだが、山下農園では「特別栽培」に該当する程度の農薬は使用している。サラリーマンはせいぜい週に1~2回程度の子守りしかできないので、農薬を使用しないと横浜の気候ではマトモな野菜が収穫できないというのが現実だ。池辺農園ではまったく農薬散布をしていないが、虫食いだらけでかなり苦労している。消費者は無農薬や有機栽培を求めるが、一方で虫に食われた野菜には見向きもしない。農業の現実は厳しいのだ。P1010690.jpg

②ハクサイの食害
虫は葉物野菜の天敵だ。放置しておくとハクサイやキャベツの芯に入り込んで、成長点を食べられてしまう。芯がなくなってしまうと野菜は成長しないので、植えなおすしかないのだ。
となりの班のFさんのハクサイの芯が見事に食べられてしまった。お土産に糞だけ残してある。
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③ハクサイのテデトール作業 新人のYさんがベテランSさんの指導を受けて幼虫を探す。さあYさんは素手で虫を触れるだろうか。
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④ハクサイの葉の内部でヨトウムシを見つけた。図鑑で調べると「ハスモンヨトウ」のようだ。この時期はとにかく手作業で根気よく葉の裏表を点検しながら駆除する以外に方法はない。
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紅葉の火打山と善光寺(その2)  [火打山トレッキング2010年秋]

午後になって天気が怪しくなってきたので急いで火打山を後にして、長野市の善光寺に向かった。
善光寺さんに到着したのは黄昏時の18時すこし前になってしまったが、日が暮れたあともライトアップされてとても美しい。お店がほとんど18時に閉まってしまうのはちと早いのではないか・・・。

ちょうど「お十夜会」という法要が行われライトアップもされていたので、幻想的な雰囲気を味わうことができた。

★お十夜会について★ (善光寺さんのHPより)
10月5日~14日の10日間、毎晩午後7時より執行されます。経典『無量寿経』の「この世において善を修すること十日十夜すれば、他の諸仏の国土において善を為すこと千歳に勝れり」という一節に基づき修される夜の法会です。普段は非公開の「十夜仏」を御本尊様の前に遷座し、開扉して供養が行われます。
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紅葉の火打山と善光寺(その1)   [火打山トレッキング2010年秋]

今年も紅葉の季節がやってきた。土曜日は雨の予想なので農作業が中止になると踏んで、天気が良さそうな10月8日金曜日に休みを取って紅葉の山行に決めた。ちょっと遠いが高谷池ヒュッテからの眺めが忘れられなくて、実に20年ぶりに火打山に登ることにした。

★自宅を4時半に出発し、歩き出したのが午前8時半★
①笹ヶ峰からの登山道は所々に植生保護のため木道が整備され、20年前より格段に歩きやすい
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②高度が上がるにつれ紅葉が美しい。難所の十二曲り付近(下りで撮影した写真)
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③富士見平を過ぎて、高谷池ヒュッテと火打山、焼山が見えてきた
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④とんがり屋根がかわいい高谷池ヒュッテに到着 今回は泊まらず日帰り山行だ
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⑤天狗の庭からの火打山 ひと気がなく静かな時が流れる
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横浜 池辺農園 収穫の秋!南瓜の収穫、生姜、里芋の探り堀り [池辺農園のはなし]

山下農園の共同作業終了後、池辺農園で南瓜の収穫と片付け、生姜、里芋の試し掘りを行った。
①春先に作付けした里芋のうち、早生系品種の「八名丸」と「女早生」の探り掘りを行った。探り掘りというのは、茎や葉を全部抜いて芋を掘り起こすのではなく、茎のまわりを手で掘り起こし収穫できそうな芋をひとつずつ手でもぎ取る作業をいう。
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★八名丸⇒愛知県の伝統野菜で、三河の新城市(旧八名村)で栽培されている里芋のこと、柔らかくて粘りがあるのが特徴とのこと。
★女早生⇒愛媛県の特産で、甘みと粘りが特徴とのこと。


②実りの秋!今日収穫した池辺農園の野菜たち
左上からオクラ、鹿ヶ谷かぼちゃ(京野菜)、ミニかぼちゃ、左下からにんにく、生姜、みょうが 
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横浜・山下農園 レタスを定植 冬野菜の栽培はほうれん草と小松菜を残すのみ [山下農園のはなし]

先週のブロッコリーに続き今週はレタスの定植だ。今日は天気がよく最高気温が30℃近くまで上昇しそうなので、苗の扱いには要注意だ。レタスはキク科の植物で栽培適温は15~20℃程度、冷涼な環境を好むと言われているので、横浜で露地栽培するには秋撒きで真冬に収穫するか、早春に播種してGW頃の収穫が適期のようだ。

本日の共同作業
・アブラムシ対策としてオンコル粒剤(土壌混和型の殺虫剤)をまいて土と馴染ませる。
・レタスの定植(3種類) 
※玉レタス(マイヤー)、リーフレタス赤(レッドファイヤー)、リーフレタス緑(グリーンウェーブ)
・水やり
・生育が悪い苗の植えなおし


◆レタスを慎重に定植していく。
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◆変り種なす 猛暑で元気がなかった茄子だが、涼しくなって再び元気を取り戻しピカピカに輝いてきた。花が咲いたときに何か異物でも付着したからだろうか、時々二股が出来るが理由はわからない。
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◆茄子の中に立派な幼虫が・・・。ほんの小さな穴が開いているので念のため割ってみたら、なんとも立派な幼虫がいるではないか。色や大きさから「ヨトウムシ(夜盗虫)」に間違いない。昼間は土中に潜んでいて、夜になると葉を食べつくしてしまう厄介な害虫なのだ。葉っぱはもう食べ飽きたので茄子に手を出したのだろうか。
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