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お正月は、いにしえの都・奈良へ  [京都・奈良の旅2011正月]

雪の京都で大晦日を過ごした後、和歌山の実家で年を越して、お正月はいにしえの都・奈良に向かった。東大寺や春日大社は初詣客で大混雑間違いなしなので、古き良き・奈良町と新薬師寺のディープな散策を楽しむことにした。

①大晦日の京都とは打って変わって晴天だ。奈良町は、狭い街路に江戸時代以降の町屋が多く建ち並んだ歴史的景観地域で、昔ながらの建物や景観が保存されている。ただし馬籠や大内宿のように電柱の地下化や現代建築の禁止まで徹底した管理がされていない。せめて電柱の地下化を行ったらどうかと思うのだが・・・。
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②新薬師寺近くで、クラシックなのにモダン、とてもシックな集合住宅をみつけた。関西で文化住宅と呼んでいる高度成長期の二階建ての長屋式集合住宅とは趣がまったく異なる。いつの時代の建物だろうか。レンガ塀と黒瓦、木製建具が独特の雰囲気を出している。
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③新薬師寺  何十年ぶりか思い出せないほど久々の訪問だ。京都とは比べものにならないほど人が少なく落ち着いた雰囲気だ。お寺さんには申し訳ないが、古都はこうであってほしいものだ。
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④新薬師寺からほど近い場所にコジャレたカフェがあったので入った。『はなや北川』
偶然ハンマーダルシマーの奏者である「かしはま きりえ」さんが来店されており、演奏を無料で聴くことができた。ハンマーダールシマーというのは恥ずかしながら初めて聞く楽器だが、ペルシャあたりから西ヨーロッパに広がったもので、ピアノの先祖と言われているようだ。おいしいケーキと薫り高いコーヒーとともに、とても美しい音色にしばし聞き入った。
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