横浜・山下農園 人工光合成のはなし [山下農園のはなし]
1月8日・新年最初の山下農園共同作業で、O講師から、ノーベル化学賞を受賞した根岸先生によって提唱された「人工光合成」の共同研究について説明があった。根っからの文系人間なので、ノーベル賞の内容にはあまり興味がなかったのだが、O講師の話を聞いて、この技術がもし実用化されたら、たいへん有用なものになるということを理解した。その内容を簡単に紹介したい。
光合成は、光のエネルギーを受けて二酸化炭素と水からデンプンなどの有機物と酸素を合成することで、植物の葉の細胞の葉緑体の中で行われる。
(出典:りかちゃんのサブノートよりお借りしました)
人工光合成とは、光合成を植物を介さずに効率よく人工的に行うことで、食料やエネルギー問題(二酸化炭素を有効に利用して、酸素、炭水化物・糖等を生成する)を解決しようとするもので、人類にとって「夢の技術」とされているのだ。国内でも多くの研究者がこの課題に取り組んでいるようだが、今回根岸先生は、二酸化炭素を減らすことよりも、二酸化炭素を有効に活用することを優先すべきで、国策としてこの課題に取り組もうと研究者や社会に呼びかけているのだ。
なるほど、現在はコストと時間をかけて二酸化炭素の排出を抑えることに苦労しているわけだが、逆の発想で、二酸化炭素をいかに有効に活用して空気中の残存を抑えるのかということに努力していくべきということなのだ。人工光合成の技術が確立されたら、人類は食料やエネルギーの制約から開放されるだろう。しかも、それは完全にクリーンなプロセスであり、人工光合成は、低炭素社会に向けた大きな夢と考えることができるのではないだろうか。
さて、我々に何が出来るだろうか、また農業のかたちがどのように変わっていくのであろうか、よく考えていきたい。
光合成は、光のエネルギーを受けて二酸化炭素と水からデンプンなどの有機物と酸素を合成することで、植物の葉の細胞の葉緑体の中で行われる。
(出典:りかちゃんのサブノートよりお借りしました)
人工光合成とは、光合成を植物を介さずに効率よく人工的に行うことで、食料やエネルギー問題(二酸化炭素を有効に利用して、酸素、炭水化物・糖等を生成する)を解決しようとするもので、人類にとって「夢の技術」とされているのだ。国内でも多くの研究者がこの課題に取り組んでいるようだが、今回根岸先生は、二酸化炭素を減らすことよりも、二酸化炭素を有効に活用することを優先すべきで、国策としてこの課題に取り組もうと研究者や社会に呼びかけているのだ。
なるほど、現在はコストと時間をかけて二酸化炭素の排出を抑えることに苦労しているわけだが、逆の発想で、二酸化炭素をいかに有効に活用して空気中の残存を抑えるのかということに努力していくべきということなのだ。人工光合成の技術が確立されたら、人類は食料やエネルギーの制約から開放されるだろう。しかも、それは完全にクリーンなプロセスであり、人工光合成は、低炭素社会に向けた大きな夢と考えることができるのではないだろうか。
さて、我々に何が出来るだろうか、また農業のかたちがどのように変わっていくのであろうか、よく考えていきたい。