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横浜・山下農園 トマト、きゅうり、なすの定植とトンネルがけ その①  [山下農園のはなし]

山下農園の共同作業は、毎週土曜日の8:45が定時であるが、土曜日は朝から土砂降りの雨と強風で作業が今日(日曜日)に延期となってしまった。たしか去年は、ヒョウやミゾレが降る非常に寒い中でナスやキュウリのトンネルがけを行った記憶がある。トマトは苗が育たなくて、定植が延期になってしまうほどであった。今日はうって変わってポカポカ陽気、汗ばむほどだ。

去年の4~5月は低温に見舞われ、長期予想でも冷夏になると言われていた。結果的には大ハズレであったが。もし今年の夏が昨年のように猛暑になると、関東地方では大幅に電力が不足する事態になりかねない。最近の高層ビルは窓が開かず風を通すことも出来ないし鉄道も同じく。今から十分な備えをしておかねば・・・。都会の生活はとにかく電気を食う構造になってしまっているのだ。

①今年は新人さんが6人も入学されたので、O講師が定植の仕方について手取り足取り教えていく。定植の良し悪しで収穫の出来不出来が決まってしまうので、実はたいへん重要な作業なのだ。新人さんに説明しているのは、苗の向き。定植するときに収穫しやすいよう向きをよく考えてから植えつける、これがプロの仕事だ。
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②マルチに穴を開けて、アブラムシ対策の薬剤を撒いた後苗を定植していく。定植後にダンポールを立てて軽く誘引しておく。画像にあるトマトは成長にしたがって茎が太くなるので、それを見越して誘引の紐はかなり余裕を持って結んでいく。
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③この苗はすでに花が咲いている。この状態だと順調に行けば60日後には収穫が始められるらしい。今年も甘くて味の濃いトマトをぜひ楽しみたいものだ。
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横浜・山下農園 2011年度の共同作業いよいよ開始 枝豆・いんげんの播種 [山下農園のはなし]

先週は雨模様のためマルチ張りが出来ず、今週に延期となり、いよいよ2011年度の共同作業が今日から始まった。今日からはグループ分けが変わり、11年目の大ベテランIさんとMさん、10年目のベテランのNさん、5年目のYさん、2年目のOさん、新人のOさんとの中高年男チームだ。ベテランが多いので手際よく作業が進み、マルチを6本張り、枝豆、インゲンの播種まで行ってお昼前に共同作業が無事終了した。大したもんだ。

①寸法出しして整地しなおした農地に鍬を入れてマルチを張っていく。山下農園では、雑草が多くないこともあり地温を効率的に上げるために透明マルチを使用する。
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②マルチにトマト、茄子、キュウリの苗を植えるための印を付けて行く。いい加減な寸法取りは、枝が伸びて来ると隣同士が喧嘩して作物の出来が悪くなってしまうことがあるので、後々のためにたいへん重要な作業なのだ。この道具は年1回しか使用しないのだがO講師の力作だ。
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③枝豆とインゲンを直接播種する。去年まではハウスで苗に育ててから定植してきたが、今年は初めて種を直播する。夏のビールには欠かせないので楽しみだ。
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④今年も美しく太陽に輝く、鏡のようなマルチ張りが終了した。農園主であるN会長も満足げだ。
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横浜・池辺農園 農園に春がやってきた、馬鈴薯が発芽、アスパラが芽を出した。 [池辺農園のはなし]

被災地域への支援物資の手配もようやく落ち着き、農園に足を運ぶ時間ができたので、1ヶ月以上ご無沙汰していた池辺農園で作業を行った。

①2月に作付けした馬鈴薯が芽を出した。
今年は品種を絞り込み、①きたあかり、②とうや、③男爵、④メークイーン、⑤インカのめざめの5品種を黒マルチを用いて作付けしたが、ようやく芽を出したので、マルチを破って成長を手助けしてやった。
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②2009年12月に作付けしたアスパラが、二回目の春を迎え、本格的に芽を出した。
一年目は伸ばし放題にして収穫はしない、二年目は収穫を控えめにして、三年目から本格的に収穫するのが良いらしい。この苗で10年は収穫ができると言うことなので期待が持てる。
作付けの様子は⇒こちらから
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横浜・山下農園 震災から1ケ月が経過 2011年度の野菜作りを開始 [山下農園のはなし]

1ケ月が経過し、震災対応もようやく落ち着いてきたので、今日からブログを再開します。
被災されたみなさまにお見舞い申し上げますとともに、一日も早い復興をお祈り申し上げます。

これまで毎日、被災地域に水やカップめん、毛布、燃料などの支援物資の手配を行うとともに、東北地区の店舗への商品手配に全力で取り組んできたが、避難所にも十分に物資が行き渡るようになり、かなり落ち着いてきた。また店舗にも欠品なくきちんと商品が並ぶようになってきた。
当初大混乱となった首都圏の計画停電の影響も徐々に緩和され、食品工場も安定的に製造が可能となってきたことから納豆やヨーグルトなども店頭に並び始めた。鹿島のコンビナートや茨城県内の工場・保管施設等が被災したことから、食品用の包装資材が不足して納豆や牛乳などが十分に供給できない状況が続いているが、GWまでには震災前の平常な状況に回復するのではないかと思われる。
被災地の復興はまだまだ時間がかかるし、原発問題も影を落としているが、いつまでも下を向いて自粛ムードでいても何もプラスにはならないので、今日からは、また元気に野菜作りをはじめようと思う。
被災された方や放射線による汚染で作付けができない農家のために、野菜作りを通じて少しでも何か役立てることがないか、この場を借りて考えていきたい。

4月9日土曜日、いよいよ山下農園の新学期が始まった。
①雨模様なので、共同作業は行わず、区画割りと作業の説明、自己紹介のみとなった。
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②雨模様なので、はじめてハウスの中で記念写真だ。
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③土作りが終わり、準備が整った山下農園の畑
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④横浜にも春がやってきた、桜が満開だ。さあ元気をだして今年も野菜作りの始まりだ。
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