SSブログ

横浜・山下農園 トマトの支柱立てと誘引 [山下農園のはなし]

土曜日が結構な雨だったので、山下農園の共同作業は日曜日に延期となった。
農業とは直接関係ないが、今回の地震に関係する話題として、液状化の問題についてO講師から航空写真を見ながら説明があった。今回の地震では、さほど震度が大きくなかった関東の内陸エリアでも液状化が発生している場所があり、そうしたところでは地震の揺れも地盤の固い地域に比べて大きかったのではないかということだ。山下農園近くにある大型ショッピングセンターのシネコンの天井が落ちて休館が長引いているのも無関係ではないらしい。液状化は、河川沿いや田んぼや沼であった土地を後に宅地化、工業用地化したエリアで発生する可能性が高く、仮に液状化しなくても地盤が弱いので震度が大きくなる傾向にあるというのだ。横浜市消防局のHPに大地震発生時の液状化と震度予測があるので参考にされたい。
P1000412.jpg

①トマトの支柱立て 
トマトに被せてあったトンネルを外して支柱を立てる。山下農園ではストレートに立てた支柱に1株ずつ誘引していく正統派栽培方法なのだ。
P1000413.jpg

②当農園では、きちんと作業ができて当たり前。見た目の美しさも大事な要素なので、支柱の高さを測りながら頭を揃えていくという細かい作業が続く。
P1000417.jpg

③大きく育った苗を支柱に誘引していく。誘引は無理に茎を締め付けないで、今後の成長も見込んで余裕を持った大きさで麻ヒモを結んでいく。一番花も咲いて、いよいよ本格的なトマトの栽培シーズンに入ってきた。
P1000420.jpg
P1000428.jpg

④山下農園の栽培方法は、わき芽をすべて除去して1株を一本建てで育成していく。誘引は、首吊りにならないよう、少しゆるめにするのが作業のコツだ。今年もトマトの支柱立てが終了し、きれいに仕上がった。
P1000429.jpg

この広告は前回の更新から一定期間経過したブログに表示されています。更新すると自動で解除されます。