SSブログ

わが家の節電生活 ~その1~ アンペアダウン  [節電対策2011]

首都圏の電力不足を受けて、わが家では節電に取り組んできたが、5月からは本格的に節電の実験をはじめた。5月分の電気使用料金明細が届いたので、その成果について報告したい。

①電気使用量の推移電力使用量.jpg

●震災直後は、電車が間引き運転となったり、ショッピングセンターの営業時間が短縮になったりとかなり混乱が大きかったこともあり、3~4月については、特に方針も無く節電に努めてきた。それが数字として現われ結果オーライであった。ただし一昨年と比べるとさほど節電になっていないのだ。
●5月は電力事情も落ち着きを取り戻したが、夏に向けて、TVでは節電情報が提供され、ホームセンター、家電量販店で節電グッズが販売されるようになってきた。わが家でも夏場に向けた節電方針について検討を行い、効果的なものから対策に取り組むことにした。その結果、5月は効果が明確に出て、電気使用量はここ2年間で初めて200kwhを下回った。一昨年と比べても効果が上がっている。

★5月の節電対策★
1)電気契約量を40A⇒30Aに変更して、電気使用量の上限を強制的に下げた。
2)電気消費量の多いダウンライトとクリプトン球を使用した照明器具の使用をやめて、使用頻度の高いリビングは蛍光灯に切り替えた。(LEDはまだ高いのであきらめた)
3)トイレのウォシュレット、パソコン、プリンターなど常時接続しておく必要の無いコンセントはすべて抜いて、給湯器の電源も使用する毎に入れるなど待機電力の削減を目指した。
※主電源を切ってしまうと支障が出るテレビと録画用HD、ファックス付き電話、マンションの24時間換気は従来どおりのままにした。

②40⇒30Aに電力契約量を変更して意識付けとコストダウンをはかった。P1000510.jpg
家電製品がどんどん増えていることもあり、一般的な分譲マンションでは40アンペアが標準的な電気契約量となっている。40Aというのは、日本国内の電圧が100Vなので、ピーク時の電気使用量が理論上4000Wまでは大丈夫ということだ。常に通電している冷蔵庫(416W)に加え、電子レンジ(最大1450W)、エアコン(平均520W)に加えて洗濯機(390W)と食洗機(乾燥時970W)を同時に使ってようやくブレーカーが落ちるかどうかという電気使用量なので、かなり余裕があるわけで、コストダウンも含めて考えれば、わが家では30Aで十分だろうということで、契約を変更することにした。契約変更は東京電力のホームページから出来て、工事日と時間の予約まで可能、また工事当日は10分もあれば作業が終了するので、ぜひおすすめしたい。

③東京電力「電気のシェイプアップカルテ」に申し込んで、月次で電気使用量を点検シェイプアップ.jpg
職場の仲間と電力不足について話す中で、自宅の電気使用量の推移を東京電力のHPで閲覧できることを知ったので、さっそく申し込むことにした。東電のHPには、申し込みが殺到し対応に時間を要すると記載があるが、実際には1週間もかからずに閲覧が可能となった。ただし節電のツールとしては使い勝手がよくないので早期に改善をお願いしたい。データをダウンロードしたり、表をカスタマイズできるようにしたり、前年対比でどの程度使用量が減ったのかなどがすぐに分かるともっと使い勝手がよくなるのだが・・・。

この広告は前回の更新から一定期間経過したブログに表示されています。更新すると自動で解除されます。