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横浜・池辺農園 さつま芋と里芋の収穫 [池辺農園のはなし]

今日は、土曜日としては久々の晴天。風も無く空気が引き締まって農作業には最高の天候だ。午前中の山下農園の作業を終えて、農園主のN会長の畑でキャベツの収穫と片づけを手伝ってから池辺農園に向かった。今日は先週に引き続き里芋の収穫とさつま芋の試し掘りだ。

①里芋を早生品種から順次収穫することにした。今年は夏に比較的雨が多かったため、去年のカラカラ天気による不作から一転豊作となった。里芋は東南アジア出身の作物なので、ある程度の水分が必要なのだ。
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②さつま芋の試し掘り そろそろさつま芋の収穫時期となってきたので、「紅あづま」を試し掘りしてみた。こちらも豊作、夏場に適度な雨と日照があったおかげだ。
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「紅あづま」を収穫していると、夏に収穫を終えたはずの馬鈴薯が出てくる出てくる。収穫を忘れていたのだ。芽が出てしまっているので味が落ちているかもしれないが収穫して全員で分けることにした。
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横浜・池辺農園 牛堆肥をたっぷりと入れて、念入りに耕転  [池辺農園のはなし]

さて池辺農園の共同作業は、雨による山下農園の作業順延を受けて、先々週、先週ともに日曜日の共同作業となった。もう若くないので、日曜日の夕方までハードな農作業を行うのは、月曜日からのサラリーマン生活に大きな影響を及ぼすのでできれば避けたいところだが、今回は大雨による中止なのでやむを得ない。

①先々週の週末になるが、9月21日の台風の直撃を受け隣のO講師の畑に転がったままになっていた物置について、農園主のN会長から無料でいただけるとの有難いお話があったため、みんなで物置を運んで仮設置した。大きくてなかなか使いやすそうなサイズだ。
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②これまでスイカを栽培してきた共同区画に牛堆肥をたっぷり入れて耕転を行った。前日の雨で土が水分を含んで耕転作業は難儀したが、この2年半で土色が赤茶色から黒色に変化し、畑の土質が随分よくなってきた。耕転を前に、牛堆肥・鶏糞を多めに撒いて土質の改良を図る。
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③堆肥は戸塚区の小野ファームからトラック一杯分を仕入れた。格安だ。
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④メンバーのNさんの畑から耕運機を借りて作業したのではかどった。やっぱり機械の力は偉大、人力でこの広さを耕運するのは正直大変なのだ。
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⑤全面耕運した区画、このまま1-2週間おいて、土を落ち着かせてから作付けを開始する。
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横浜・山下農園 小松菜の収穫と蕪(カブ)の間引き [山下農園のはなし]

今週も土曜日が雨で共同作業が中止となり、日曜日に延期となった。
気温が比較的高いこともあるが、カブや水菜、小松菜などの冬野菜が成長してきたので急いで間引きを行った。

①小松菜の収穫
10月1日に台風で傷んだ茄子を撤去し、急遽小松菜を7条播種したが、そろそろ収穫が可能となってきた。小松菜の成長は本当に早い、まだ播種してから4週間でここまで大きくなった。サラダや炒め物に使うのならこの位の小さめサイズが柔らかくておいしい。
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②小松菜談義
何やら小松菜をネタに話が盛り上がっている。実は手前の3班と奥の4班で、小松菜の成長に大きな差が出ているのだ。同じ種まき機で連続して播種しているし、日当たりや気候条件もほとんど同じなのに何故かということが議論になった。恐らく播種後の水遣りの頻度と耕転時の化成肥料の撒き方の違いだろうということになった。なるほど小松菜ひとつとっても奥が深い。
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③蕪(カブ)の間引き
蕪も小松菜も播種機を使って種を蒔いているので、かなり多めに撒かれている。特に蕪(カブ)や水菜は隣との間隔が近すぎると大きくならないので、丁寧に間引きを行うことが大切なのだ。
画像の蕪(カブ)はかなり混んだ状態で播種されており、このままで成長できないので、5~10センチ幅になるよう間引いていく。もちろん間引きした蕪は漬物などにして頂く。
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強風で倒れたブロッコリーの復旧 今週も虫を手でと~る [山下農園のはなし]

15日土曜日は、強風と雨のため共同作業が中止となり16日に順延となった。
今週も、ひたすら虫を手でとーる作業と倒れた作物の復旧作業だ。

①台風並みの強風でブロッコリーやカリフラワーが倒れてしまった。
根はしっかり張っているので、土寄せを行い、支柱でしっかり支えてやることで
元気を取り戻すはずだ。しばらく様子を見るしかない。
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②これからの時期は、農薬に頼らず害虫を手でとーる作戦に移行する。とても骨が折れる作業だが、虫食い野菜を嫌う消費者のみなさんに、農薬の使用を抑えることが、どれだけ大変な手作業を伴うのか理解していただきたいと思う。
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横浜・山下農園 防虫対策 手でと~ると捕虫液 [山下農園のはなし]

2011年秋冬の栽培品目 
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作付け予定の野菜はすべて播種を終えたので、今後の作業は防虫対策と野菜の手入れが中心となる。横浜は比較的温暖なので10月いっぱいは虫が発生するため、農薬を使用しつつも、手作業で葉についた幼虫を除去するとともに、今年は捕虫液を試してみることにした。

①キャベツ、ブロッコリー、カリフラワーの葉の裏を一枚ずつ点検していく。放っておくと葉がメッシュ状に食われてしまうので、頻繁に点検が必要だが、かなり骨が折れる作業だ。
秋冬に発生する虫の種類⇒コナガ、ヨトウムシ、ネキリムシ、ハイマダラノメイガ等
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②捕虫液のレシピ⇒清酒2、砂糖1、食酢1 かなり効き目があり多くの蛾が掛かる。
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横浜・山下農園 にんじんと大根の間引き 放射線量測定 [山下農園のはなし]

9月上~中旬に作付けした冬物野菜が順調に生育している。
先週の作業で秋冬野菜の作付けはすべて終了し、後は野菜の手入れと虫取り作業のみだ。

①にんじんの間引き
共同区画にマルチを張って、ひと穴に2~3粒播種した人参が成長してきたので間引きを行った。去年はマルチを張らなかったので、雑草に負けてしまい成長しなかったため、今年はマルチを張って雑草対策を講じたところ立派に育ってくれた。台風の影響もなく元気に成長している。
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間引き人参の豊作に喜ぶIさん 今年入園の一年生だ。
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②大根の間引き
9月上旬に、各穴3粒ずつ播種したが、そろそろ成長してきたので1回目の間引きを行った。小さいものは3株から2株に、大きく成長しているものは1株に間引きした。
ダジャレを発しながら作業するベテランのYさん(右)と聞こえないふりをして黙々と作業する新人のTさん(左)
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③毎週放射線量を測定しているが、最近は落ち着いた数字になっている。測定地点を増やすことも大事だが、定点観測を長く続けることで数値の信頼性が高まるので、ともかく測定を継続することが大切なのだ。都筑区~緑区の畑はまったく問題ない水準なので、皆さんにも安心して横浜野菜を召し上がっていただきたいと思う。
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横浜・池辺農園 かぼちゃの収穫と里芋の探り掘り&イチゴの苗を移植 [池辺農園のはなし]

早くも10月だ。今年はまだまだ気温が高く害虫が多いので、ハクサイやキャベツなどの葉物の栽培には按排がよくない。
さて、そろそろ南瓜が収穫期になってきたが、今年も糖度の高いホクホク粉質系にするため畑で蔓を付けたままキヤリングすることにした。ところがツルの状態を確認していたら、南瓜がポロッと蔓から外れてしまったため、やむを得ず収穫し自宅でキヤリングすることにした。

①昨年同様、今年も京野菜のひとつ「鹿ヶ谷かぼちゃ」を栽培したが、種から育成した2株から7~8玉も実がなった。十分に合格点だろう。まだ青くて熟していないが食べられるであろうか。
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さて、早生物の里芋がもうすぐ収穫時期になりつつあるので、昨年同様に探り掘りしてみることにした。ブログの記録を確認したところ、昨年も10月2日に探り掘りをしている。まったくの偶然だが、異常気象だの温暖化だの言われているが、自然の営みは毎年同じようなサイクルを繰り返しているのだ。しかし確実に変化は起こっている。毎年少しずつ少しずつ変わっていくんだろう。

②里芋の探り掘りを行った。手作業で土を掻いて里芋をひとつずつもいでいく。型も良く、粘質っぽい感じで、なかなかいい出来だ。今年も期待できそうだ。
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苺の苗を隣の畝に移植した。今年5月に苺を収穫後、6-9月に親株からランナーと呼ばれるツルが延びて子株、孫株が出来た。来年用の株は、病気の可能性もあるので親株は使わず、子株と孫株のみを外して定植していく。今年はカラスにやられてしまったので来年5月の収穫が楽しみだ。

③子株と孫株がライナーで繋がっている。
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④マルチを張った畝に定植して、十分に水遣りをする。
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横浜・山下農園 茄子を撤去して小松菜を播種  [山下農園のはなし]

台風で傷んだ茄子を撤去して、小松菜を7条播種した。
本来は10月末にナスを撤去し、その後に年末用のほうれん草と小松菜を播種するはずだったが、今日の作業では成長の早い小松菜を7条も播種したのだ。7条というと相当の量だがそんなに食べられるだろうか。

①ナスを撤去し堆肥を入れてから耕運してもう一度ならす。
通常であれば牛堆肥を入れてしばらく置いてから次の野菜を植えるのだが、今回は一刻も早く小松菜を収穫したいので、化成肥料を使用した。
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②自動播種機で小松菜を播種していく。まっすぐ均一に種を撒くのは結構難しいのだ。
新人のTさんがベテランのMさんの指導を受けながら播種を始めた。結果は来週はっきりする。
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③小松菜の播種を終えたあと、たっぷりと水遣りをして不織布を掛けて地温の低下を防ぐ。これも早く発芽させ育成するためのコツだ。
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これで、来月のほうれん草を除いてすべての秋冬野菜の作付けを終了した。あとはひたすら虫取り
のみだ。

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