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今年の正月は和歌山・奈良・諏訪の旅 [奈良・和歌山の旅2012正月]

昨年の正月は、大晦日が大雪だったために急遽マイカーから新幹線に切り替えて金閣寺と竜安寺を訪ね、正月2日には、いにしえの都奈良にある新薬師寺を訪れハンマーダルシマーの音色を楽しんだ。

今年は、昨年同様和歌山に帰省したあと、2年ぶりにユネスコの世界遺産(紀伊山地の霊場と参詣道の一部として)に指定されている、かつらぎ町の丹生都比売神社(にうつひめじんじゃ)を訪れた。一昨年は天候も良く多くの参拝客で賑わっていたが、今年は朝早かったことや雪が積もっていることも影響してか初詣客は疎らであった。寒気の影響で氷点下の寒さだ。
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当社は四つの本殿に四柱の神を祀る独特の社が特徴だ。
第一殿 丹生都比売大神(にうつひめのおおかみ。丹生明神)不老長寿、農業・養蚕の守り神
第二殿 高野御子大神(こうやみこのおおかみ。狩場明神)人生の幸福への導きの神
第三殿 大食津比売大神(おおげつひめのおおかみ。気比明神)食べ物を司る神
第四殿 市杵島比売大神(いちきしまひめのおおかみ。厳島明神)七福神の弁天さま
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ところで、ここ天野の里は標高500m、和歌山にありながら冬には六甲山を越えた寒気と紀伊山地に湧き出した雲の影響で結構雪が降るのだ。また水が良いことでも知られており、盆地ならではの寒暖差がおいしい米を作るのだ。天野の米は地元ではおいしいことで知られている。
近畿地方ではキヌヒカリやヒノヒカリの栽培が多いが、ここ天野ではコシヒカリが栽培されている。
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毎回訪れて感じるが、よくもこんな山奥にぼっかりと盆地が広がり、そしてこの独特の社が存在するものだと。高野山への旅のついでにぜひ天野の里を訪れてみてほしい。
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次回は、ようやく念願かなって訪問することができた「室生寺」を紹介したい。


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