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横浜・山下農園 きゅうり 今年もいよいよ収穫開始! [山下農園のはなし]

先週24日のことになるが、いよいよきゅうりの収穫が始まり、昨日迄に11本を収穫した。
山下農園では1株2本仕立てで栽培しているが、1株あたり約100本、多い人だと200本近く収穫されるので、1人当たり6株栽培で、合計1000本以上の収穫量だ。

①1株2本仕立てで栽培、初きゅうり
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②今年の初キュウリはキムチであえて漬物にして食べた。さあ今年は何本収穫できるだろうか。
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横浜・池辺農園 じゃが芋の濃い紫の花は新品種ピルカ アイルランドの悲しい歴史 [池辺農園のはなし]

先日紹介したじゃが芋の花の品種が間違っていたので訂正します。キタアカリの花はこんなに濃い紫だったかなと思い今日畑で確認したところ、濃い紫の花は「ピルカ」だった。ピルカは2010年に北海道の優良品種として認定された新しい芋で、シストセンチュウへの抵抗性が強く、馬鈴薯よりも多収である点が特徴らしい。

①濃い紫色が美しい「ピルカ」の花
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②キタアカリの花は薄く紫がかった白っぽい花
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③池辺農園でNさんとじゃが芋談義をしていたときに出たのがアイルランドの話しだ。
早速アイルランドとじゃが芋の悲しい話について調べてみた。
1845年当時、アイルランドはイングランドの支配下にあり、国民は麦を主食としていたが、高い小作代を払えなかった小作農民は、高い税を払わなくてもよく生産性の高いじゃが芋に生産をシフトさせ、人口の約3割が主食料をじゃが芋に頼るようになっていたようだ。
1845年にヨーロッパ全域でじゃが芋の疫病(胴枯れ病)が発生し大不作となったのだが、当時のイングランド王国や貴族は、食糧確保や輸出禁止など国民の生命を守る施策を取らなかったことから、アイルランドでは食料が不足し大飢饉となり、人口の約1-2割が命を落とし、約2割以上が国外に逃れたというのだ。未だにアイルランドと北アイルランドを合わせた人口は、大飢饉前の水準に達していないしいうのだから相当ひどい状況にあったことは間違いない。
なるほど、かつて仕事で知り合ったアメリカ人やオーストラリア人に何人もアイルランド出身の方がいたのだが、こうした背景があったことを初めて知った。
たかがじゃが芋、されどじゃが芋なのだ。今のところ順調に育っているが、じゃが芋は病気に弱いので要注意だ。


横浜・池辺農園 グリーンピース(えんどう豆)が食べ頃に  [池辺農園のはなし]

池辺農園では、秋~冬にかけて作付けしたグリーンピース、そら豆、玉ねぎ、いちごなどが収穫期を迎えている。グリーンピース(えんどう豆)は今週末あたりが収穫適期となりそうだが、かなりの豊作なので、先週早めに収穫することにした。

①丸々と太ったグリーンピース。この程度までさやが丸々してきたら収穫時だ。
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②生のままサヤから豆を取り出す。今年のグリーンピースはかなりの豊作だ。
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③市販品ほど大きくはないがなかなか良い出来だ。お店で買うとかなりの値段なのに驚いた。
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横浜・池辺農園 じゃが芋の花 [池辺農園のはなし]

池辺農園では、秋に定植したそら豆、グリーンピースが収穫期を迎え、3月に作付けしたじゃが芋の花が満開となった。今年はまったく間引きをしなかったので、かなり葉っぱが茂っている。間引きをしないと小さめの芋が沢山できるらしいのだ。今年は天候に恵まれ生育が順調なので、6月末頃が収穫のピークになりそうだ。

①紫色の花が美しいキタアカリ
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②白く上品な十勝こがねの花
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③じゃが芋の花としては一般的な淡い紫色のこがね丸、スタールビーの花
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④今年のじゃが芋作付け内容 
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横浜・山下農園 なすの支柱立て [山下農園のはなし]

5月も中旬を過ぎ、夏野菜の収穫に向けた準備が最盛期となってきた。
今日はいよいよナス(茄子)の支柱立てだ。今日で夏野菜の準備はほぼ終了、これからは整枝や誘引など収穫量を大きく左右する、経験とコツが必要な作業に入っていく。

①なすの支柱立ては、逆ハの字型に支柱を刺していく。まずは基本となる区画ごとの支柱と横棒を設置していくが、きゅうりの時と同様に支柱を差し込む角度と幅を一定にするためガイド棒を使用する。
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②区画ごとの基本の支柱を固定したら、すべての支柱を差し込んでいく。山下農園では、ナス(茄子)の支柱を地面の近くでクロスさせて差し込んでいく。トマトやキュウリ同様に支柱の間隔や高さが均一になるようにダンポールで高さをチェックする。
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③茄子の支柱立てが終わればいよいよ誘引と整枝だ。N会長がうちの班の女性陣に実技指導を行う。茄子はひと株を4本立てにしていくが、N会長はバサバサと大胆に枝を落として誘引する枝を決めていく。一番花の付いた枝を中心にに誘引する枝を決めていくが、まだ枝の成長が十分ではないので、現時点では誘引する4枝を決められない。何年経っても難しい作業だ。
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④見事に仕上がった茄子の支柱立て、高さも横の間隔も完璧、プロの仕事だ。支柱の刺し方と高さが違うところはピーマンの区画だ。Fさんが最後の高さ調整を行う。P1200051.jpg

⑥先週トマトの主枝を折ってしまったNさんから声がかかった。トマトの縫合手術を行ったが、どうやら成功したようだ。放置せずに即緊急手術を行ったのが良かったようだ。元気になって良かった。まだ枯れるリスクがあるのでしばらくはわき芽を取らずに置いておく。
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横浜・池辺農園 春本番その2 大麦、たらの芽・グリーンピース・いちご [池辺農園のはなし]

池辺農園では、まさに春本番、農園の緑がすばらしく美しい。野菜たちも元気良く育っている。

①Kさんの六条大麦が大豊作だ。麦の穂が風になびいてとても美しい。
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②たらの芽が青々とした新芽を元気に出している。天ぷらにして食べてみよう
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③苺が食べ頃に カラスに見つからないうちに早く収穫しないと
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④黄色いズッキーニの種を山下農園のIさんが立派な苗に育ててくださったので定植してみた。さてうまく育つだろうか。
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⑤葱坊主が満開に 葱坊主は天ぷらにすると美味しいらしい。
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横浜・山下農園 今週はきゅうりの支柱立て [山下農園のはなし]

先週のトマトに続いて、今週の共同作業はキュウリの支柱立てだ。
トマト、キュウリに続き来週茄子の支柱立てを終えると、ようやく夏野菜の準備作業が一段落して、いよいよ6月に入るとキュウリの収穫が始まる。

①キュウリの支柱は、逆ハの字に1株あたり2本ずつ差し込んでいく。
ハの字の角度がバラバラにならないよう、水平器付きのガイド棒で角度を、ダンポールで高さを合わせていく。山下農園では収穫量とともに畑の美しさにもこだわるのだ。
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②キュウリの苗を支柱に誘引していく。山下農園では1株を2本立てにして栽培する。今年は比較的気温が高かったので生育が早く、すでに花が咲きはじめているので、来週には収穫出来そうだ。
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③整然と並んだキュウリの支柱、これがプロ仕様の山下農園の仕事だ。
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④来週の茄子の支柱立てを前に、トンネルを外してダンポールに誘引していく。今年は茄子もかなり成長が早い。
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⑤同じ班のNさんは、トマトの誘引中に誤って本枝を折ってしまった。あわててビニルテープで接合手術を行ったが、さて無事に治癒するか1週間で結果が出る。治癒しなかった場合はわき芽を伸ばすしかないが、収穫量が大幅に減る可能性がある。
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横浜・山下農園 トマトの支柱立て [山下農園のはなし]

いよいよ5月、今日は二十四節気のひとつ「立夏」にあたり、旧暦では夏の始まりだ。今日は立夏にふさわしいさわやかで初夏らしい天候となったが、GW後半では唯一の晴天で農作業にとっては貴重な晴れ間だ。

①本日の共同作業はトマトの支柱立てと誘引だ。U字パイブプを立てた後、横パイプをつないでいく。
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②支柱の高さがデコボコになると美しくないので、一定になるよう一本ずつ高さを合わせながら支柱を差し込んで行く。こうした手の込んだ作業によって畑の美観が維持されているのだ。
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キレイに仕上がった支柱立て
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③支柱立てが終わったら、成長し実をつけ始めたトマトを支柱に誘引していく。誘引のコツは、トマトの花芽を自分のほう(外通路側)に向けて固定していくことだ。これを怠ると収穫時にトマトの実が内側を向いてしまい収穫しづらいのだ。
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④N会長によるトマト誘引指導が始まった。トマトの茎はかなり太くなるので、誘引はトマトの幹と支柱の間に小指が入るくらい余裕を持った結び方が必要なのだ。
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⑤元気なトマトは、早くも実をつけたはじめた。約1ヵ月後の収穫が楽しみだ。
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横浜・池辺農園 農園は春本番 たらの芽、アスパラ、葱坊主 [池辺農園のはなし]

先週はGWのイベントのため山下農園も池辺農園もお休みした。今日は元気に芽を出し始めた野菜たちの状況について報告しておきたい。
①昨冬植えたネギに葱坊主が、早く収穫ししないと・・・・・
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②アスパラもぐんぐんと立派に成育
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③たらの芽がそろそろ採り頃に
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④イチゴの苗に花が咲いた。もうすぐ実がなり収穫も間近だ
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