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スイス・トレッキング 2012年夏は晴天続きで絶好のトレッキング日和 [スイス・トレッキング2012年夏]

今週はスイスベルン州のグリンデルワルドに拠点を置いて一週間トレッキングを楽しんだが、ずっと天気が良く、充実した山歩きを楽しむことができた。静かな山歩きができるお勧めコースは帰宅後にご紹介するとして、とりあえず印象に残った風景を紹介しておく。

①ラウターブルーネンから、ポストバスと5人も乗るといっぱいになる小さなロープウェイを乗り継いでズルワルト集落に向かい、ここから1.5時間ほどひたすら登ると穴場中の穴場、ロープホルンヒュッテに到着する。ヒュッテの裏手にある池にはほとんど登山客がおらず、うまくすればアイガー、メンヒ、ユングフラウの眺めをひとり占めできるのだ。やや不便な場所にあるので日本人ツアーの登山客に出会うこともなく本当に静かな山旅が楽しめる。
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②インターラーケン・オストの次の駅ヴィルダースヴィルから登山鉄道に乗って、終点シーニゲプラッツからフィルストに至る稜線歩きは、片道6時間のロングコースで、人が少なく静かな山歩きとユングフラウ三山の展望が楽しめるお勧めのコースだ。歩く距離が長く、休憩できる小屋が2ケ所しかないので、天気の良い日を選んでトイレを済ませてから早めの出発を心がけたい。フィルストから出発する方が下りが多く歩きが楽なのだが、登山鉄道は登るほうが楽しいし、妻は膝の調子がよくなく下りを苦手としているので、我が家のトレッキングはもっぱら登り中心となる。コース終盤のもっともきついコースがファウルホルン山頂直下の急登だ。真っ青な晴天に真っ白な雲がわく夏山らしい光景が広がる。景色はすばらしいが、炎天下の長時間トレッキングで体力は限界だ。なおファウルホルン山頂のヒュッテ(ホテル)はヨーロッパ最古とのことで、歴史のある建物内部は一見の価値あり、訪れたい場所だ。
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