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横浜・山下農園と池辺農園 台風対策 ナスとカリフラワーの支柱を補強  [山下農園のはなし]

台風17号が関東地方を直撃しそうなので、昨年の教訓を生かして対策を講じることになった。

①茄子の支柱を補強:去年9月21日に関東地方を直撃した台風15号では、茄子の葉がほとんど飛ばされてしまい、多くの実が傷つき、一部の区画では支柱ごと倒れてしまい大きな被害が出た。今年は、支柱の転倒を防ぐため、3~4メートル毎にあらたに支柱を立てて補強を行った。ただし過剰に固定しすぎると支柱のシナリが無くなり、風の力をもろに受けてしまうため茄子の葉がすべて飛ばされてしまう可能性がある。ある程度は支柱が揺れるようにしておくことも必要なのだ。

去年の台風被害の様子①⇒ 台風被害こちらから
去年の台風被害の様子②⇒ 台風被害こちらから 
去年の台風被害の様子③⇒ 台風被害こちらから


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②定植後1か月が経過し、そこそこの大きさに生育したカリフラワーだが、まだまだ茎が細いので1本ずつダンポールで補強した。
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③夏場に活躍した日除けネットとミストは、強風に吹き上げられ破損する可能性が高いので撤去した。
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④池辺農園では、荷物が入っていない空の道具小屋が吹き飛ばされてしまったので、重石でしっかり固定してドアから風が入り込まないよう紐で縛っておく。
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さて、台風は今夜遅く関東を直撃しそうだが、どの程度の影響が出るのか心配だ。


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横浜・山下農園 春菊の播種をやりなおし 中耕作業「草を見ずして草を取れ」 [山下農園のはなし]

自動播種機グリーンシーダを使って、先々週水菜と春菊と蕪を播種したが、春菊の生育が悪い。O講師によると春菊の種は硬い殻に包まれているので、これを破って芽が出てくるのは約5割程度しかなく、発芽率は50%そこそこだということだ。
①春菊はおひたしやすき焼きの具として欠かせない野菜なので、発芽していないところにあらためて播種をやり直すことになった。(9/22の作業)
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殻に包まれた春菊の種を溝を掘って植えていく。
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②播種を終えたら、中耕とよばれる雑草を防止する作業を行う。(9/22と9/29の作業)
「草を見ずして草を取れ」という言葉がある。これは雑草は土の表面に出てきてからでは手遅れで、除草が大変なので、未だ根が伸びない催芽の段階で撹土=土を撹拌するようにという昔からの言い伝えだ。畑は放っておくとどんどん雑草が生えてくるので、この機械で土の表面をかき回していくのだ。なるほど作業にはひつとひとつ意味があるのだ。
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③今週、見事に春菊が発芽している。これで旨いすき焼きにありつけそうだ。
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今週も引き続き冬野菜の定植 玉レタス、ブロッコリー、サンチュ、チンゲンサイ [山下農園のはなし]

お彼岸を迎え、これまでの暑さがうそのように急に涼しくなり降雨も多くなった。さて今週も冬野菜の定植が中心の作業だ。
①先週、苗か小さくて定植できなかったブロッコリーがようやく到着し作付けを行った。苗の定植はカリフラワーやキャベツと同様、鍬を斜めに入れて、溝の形がV字形になるようにサクッていく。苗は先ほどV字型に掘りあげた壁面に寝かすように定植し土を被せていく。この時ネキリムシとシンクイ虫というとても厄介な害虫の駆除を行うための薬剤を土に混ぜ込み、1区画6本ずつ等間隔に苗を定植していく。同じ姿勢でこの作業を長時間続けると、翌日股関節や腰が痛くなり歩くのが大変なので要注意だ。
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②次にレタスの苗を定植するため、苗をひとつずつマルチにあいた穴に植えていく。横浜周辺では、夏の気温が高すぎて寒暖差も小さいこと、害虫が多いこともあり、レタスは冬野菜として栽培するのが通常だ。今年は玉レタスの他に赤と青のサンチュ、チンゲンサイが自由選択になったので、サンチュは毎年食べきれずに枯らしてしまうことから、今年はチンゲンサイを多めに作ることにし、サンチュは二株だけにした。 
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横浜・池辺農園 さといも(里芋)の探り掘り さつま芋のつる返し [池辺農園のはなし]

久々に池辺農園の話題。スイカの収穫と片付けを終え、とり残したじゃがいもを収穫して、いよいよ、さといもとさつま芋の収穫を待つばかりだ。

①今年のさといもは、猛暑と水不足の影響による芋の不作が心配だが、葉は大きく茎も太くしっかりとしており地上部分を見る限り問題ないようだ。10月末から11月上旬が収穫期だが、芋の出来を確認するため探り掘りを行った。
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②探り掘りの結果は、不作ぎみ。地上部分はしっかりしているが芋があまり付いていないようだ。彼岸を境にに気温も下がりようやく雨が降るようなったので、今後の生育に期待しよう。
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さといものとなりは新ショウガ。里芋の脇に作付けしたがまずまずの出来だ。味噌を付けてそのままかじってもおいしいようだ。
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②6月に作付けしたさつま芋は11月中~下旬が収穫期になるが、この時期つる返しを何度か行い、土中の芋に栄養がしっかりと行き渡るようにする必要がある。さつま芋のツルは、地面を這ううちに節々からどんどん根が張って、そこに小さな芋がなってしまうため、何度かつる返しをして根をきちんと切っておく必要があるのだ。
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横浜・山下農園 ゴーヤ(にがうり)が黄色に変色 そろそろ片付けの時期だ [山下農園のはなし]

5月に苗の定植を行い、順調に生育してきたゴーヤ(にがうり)だが、9月に入って急に勢いがなくなり、収穫しきれなかった実が黄色く変色してきた。変色というより過熟の方が正しい表現だろうか。そろそろ片付けの時期だ。

①最盛期の7月末にはたくさんの実がぶら下がっていたのだが
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②収穫しきれなかったゴーヤは、数日おくだけで黄色に変色(過熟)してしまう。早しく収穫しないともったいない。
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③黄色に過熟してしまったゴーヤは、種が真っ赤に変色し不気味な感じになるが、食べると苦味が消えて甘くてとてもおいしい。まるでイチヂクのようだ。Sさんは黄色く熟したゴーヤをジャムにするということだ、なるほど。
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さてそろそろゴーヤも撤去の時期だ。
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横浜・山下農園 冬野菜の播種と苗の定植 大根・キャベツ・白菜・かぶ等 [山下農園のはなし]

山下農園では、先週、大根の播種を終了したが、気温が高すぎるのかほとんど発芽していない。今週の共同作業は予定外の大根の撒きなおしもあるので、盛りだくさんで忙しい。まずは大根の播種のやりなおしと白菜とキャベツの苗を定植し、その後グリーンシーダによるかぶ、春菊、水菜の播種だ。

①中山駅前のM種苗から届いたキャベツ、ロマネスコ、白菜の苗。青々としてきれいだ。今日定植するはずだったブロッコリーは生育が良くないといことで来週に延期になった。
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②まずは大根の播種、一週間してもほとんど発芽していないので、全部撒きなおしだ。最初にネキリムシ対策として粒剤を撒いてから土を撹拌し専用の穴あけ器でマルチに穴を4か所ずつ開けて種を落としていく。大根の品種を間違えないように、左側の列には青首を右側の列には三浦と聖護院をひと穴に1粒ずつ撒いていく。ようやく朝晩は涼しくなり、雨も降るようになってきたので来週には発芽してくれることだろう。
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③大根の播種を終えたらキャベツの苗を定植だ。先週のカリフラワーと同じように、畝が三角形になるよう鍬を入れて掘り進む。そこに一定間隔でキャベツの苗を三角に掘った溝の壁にもたれ掛かるように植えていく。気温が高く乾燥しているので、根が乾かないように注意しながらすぐに土を被せていくのがポイントだ。
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④つぎに白菜の定植だ。白菜は先々週敷いたマルチにひと穴1本ずつ苗を定植していく。こちらもネキリムシ対策の薬剤を撒いて土をよくかき混ぜてから深めに苗を植えていく。白菜は根元が細く葉が大きいので風に弱いため深めに植える必要があるのだ。O講師が見本をみせてくれる。さすがにプロの仕事だ。
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この後N会長から白菜の定植が浅すぎると指摘をされ、わが班はすべて土を盛りなおすことになった。深めに定植したつもりだが、まだ浅かったようだ。何年やってもなかなか基本作業が上達しない、この辺がプロとアマの違いなのだろう。
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⑤最後にかぶ、春菊、水菜の播種だ。葉物の播種はグリーンシーダと呼ばれる簡易な農機具で作業する。この種蒔き機は、畑を転がすだけで、溝を堀り、一定間隔で種を撒いて、最後は土を被せるところまで一度にやってのける優れものだ。種まきのラインが曲がらないよう、メジャーで間隔を正確に計測し紐を張ってから作業する。
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⑥最後に水を撒いて今週の共同作業は終了だ。今日播種したかぶや春菊、水菜は芽が出るまでは当分の間灌水が欠かせない。班毎に隔日で夕方か早朝に水遣りをすることになった。
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横浜・山下農園 9月に入っても猛暑が続き、にんじんの生育に影響 [山下農園のはなし]

7月下旬に番外地(共有地)ににんじんを播種したが、猛暑と雨不足による乾燥の影響で芽がまったく出てこない。やむなく8月のお盆前に種を撒きなおすことになり、日除けによる暑さ対策を施して、灌水を強化することで9月に入ってようやく葉が出て成長してきた。

①連日の猛暑と雨不足による乾燥で、種を撒きなおしたあとも生育が思わしくない。そこでよしずの日除けを設けて、交代で毎日灌水することでようやく葉が出始めた。
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※この辺では、通常人参の播種は8月上中旬頃が適期で、11月に収穫。播種後はたっぷりと灌水することが肝心で、とにかくニンジンは水をたくさん必要とするのだ。

②9月中旬になってまだまだ暑い日が続くが、日除けの効果もあり、ようやく葉が元気に伸び始めた。11月の収穫が楽しみだ。
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スイス・グリンデルワルド周辺のトレッキング2012夏④下グリンデルワルド氷河の絶景(その1) [スイス・トレッキング2012年夏]

さて、今夏のグリンデルワルド・トレッキング最後のコース紹介は、人が少なくゆっくりと歩ける下グリンデルワルド氷河へのトレイルだ。まずはグリンデルワルド駅から15分ほど歩いた街のはずれにあるロープウェイに乗ってフィンステグに向かう。

①グリンデルワルドからフィンステッグに向かうロープウェイはまったく人気(ひとけ)がなく乗客は我々だけ、心配になるほど空いている。グリンデルワルドの街とフィルスト方面の山々が朝日に輝いて美しい。
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②我々2名のみを乗せたのロープウェイは10分もかからずにフィンステッグに到着、駅にはレストランがあり、ここから約1時間20分ほどかけて氷河を望むベーレック小屋までのひたすら登り道を歩く。出発前に駅のトイレに入ったら、扉の男女をあらわすイラストがとても可愛くてユニークなのに気づいた。日本でもこのくらいの遊び心がほしいところだ。
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③アイガーを右手に見ながらグングンと高度を上げていく。グリンデルワルドとは逆の東側からアイガーを見上げることはまずないので、アイガーのミッテルレギ稜の荒々しい岩稜をじっくり眺めながら歩く。
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④氷河に削られたU字谷の肩に付けられたトレイルを進み、どんどん高度を上げていくと1時間程度でベーレック小屋が見えてくる。小屋の奥には太陽に輝く下グリンデルワルド氷河と雪をかぶったフィッシャーホルンが美しい。午前10時半とまだ早いこともあり登山客はほんとうにまばらだ。
実は長年しまれてきたシュティーレック小屋が、2006年のアイガー東壁崩落により破壊され、新しい道が整備されて現在のベーレック小屋が開設されたとのこと。そう言えば2006年夏にグリンデルワルドを訪れたのだが、毎日大雨続きでまったくトレッキングができなかったのを思い出した。
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⑤小屋から少し先に下グリンデルワルド氷河が良く見えるポイントがありここで休憩。 氷河はかなり後退してしまっているが、氷河が削り取ったU字谷は現在もきちんと残っている。なかなかすばらしい景色だ。
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⑥小屋から少し先に進むと、シュレックホルンへの登山道が続く。ここからは、これまでの黄色い道標ではなく青い道標が立てられアルピニストだけの世界となる。振り返ると、ベーレック小屋は丈夫な岩盤の上に立てられていることが良くわかる。軽装の一般登山客はここまでだ。
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⑦小屋からはアイガーのミッテルレギ稜の岩壁が美しい。しばらく休憩してから元の道をロープウェイ駅まで戻る。
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⑧帰りはロープウェイに乗らず、歩いてオーバーグレッチャーのバス停を目指して歩く。途中クローゼシャイデック方面のアルプとウェッターホルンがとても美しい。
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オーバーグレッチャーバス停のホテルウェッターホルンから眺める上グリンデルワルド氷河の迫力ある風景。
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スイス・グリンデルワルド周辺のトレッキング2012夏③週貸しアパートと食料品の買物 [スイス・トレッキング2012年夏]

今年は6年ぶりにグリンデルワルドに滞在したが、前回とは打って変わって晴天続きで、とても充実したトレッキングライフを送ることができた。今回は旅の基本となる宿泊についてご説明しておきたい。

①今年も週貸しアパート(休暇用アパートメント)に滞在
昨年夏も話したが、スイスの物価は高く、特に外食とホテルの宿泊料金がとても高くつくので、2007年以後は1箇所滞在型の週貸しアパート(休暇用アパートメント)の利用に旅のスタイルを切り替えてきた。今回の旅も宿泊するのは、ホテルではなく1週間単位で借りられる休暇用アパートだ。ホテルは三ツ星クラスだと朝食つきで1泊170から240フラン程度かかるが、アパートなら広さと立地にもよるが70~130フラン程度でレンタルできるので経済的だ。ホテルとアパートの違いは、毎日ベッドメイキングと室内の清掃がされるかどうかと朝食がつくかどうかの差だ。アパートの場合は我が家がスイスに移動したと思えばいいので、時間や格好を気にせず気楽に過ごすことができるのだ。
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今回はホテルアルピナが経営するアパートを利用した。ここにはホテルのオーナー家族や他にも住人がおり、一般のアパートのひと部屋を休暇用アパートとして貸し出しているのだ。建物はやや古いが、無線LANが無料で使え、部屋のテラスからは真正面にアイガーが望める。駅や生協(CO・OPスイス)も近いので、街からの帰り道が急な登り坂であること以外はまったく不便さは感じない。宿泊料は1泊105SFR、グリンデルワルドのアパートはツェルマット等ヴァリス地方よりはやや高めなので、安く抑えたい場合は、駅から徒歩圏外のやや足の悪い場所にあるアパートを予約するとかなり安い。今回の旅では1SFRあたり81-83円と円高なので、価格を気にせずに利便性とアイガーの眺めで宿のチョイスを優先することができた。
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②グリデルワルドにおいても、ヴァリス地方同様に食料品等の買出しは、コープスイスとミグロスが二大スーパーで、肉や野菜、チーズなどの専門店以外ではこの2ヶ所しかしか買い物できるお店がない。労働法の改正もあり営業時間が延びて、昼休みもなくなったので利用者には便利になった。営業時間は他の都市同様に定休日も昼休みもなく8-19時だ。
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同じ生協でも、ここグリンデルワルドではコープスイスのほうが圧倒的に客数が多く品揃えも多いし、野菜などの鮮度もいい。コープスイスのお店は、あのモンベルのとなりだ。モンベルのグリンデルワルド店は社長の思い入れが強い店舗だと聞いたが、日本人以外には知名度が低く、地元ブランドのマムート(mammut)に押され気味だ。
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ミグロスもコープスイス同様に生協で、スイスでは二大流通セクトとなっており、都市部ではミグロスの方が圧倒的に強く売り上げも大きいのだが、田舎ではコープスイスの方に軍配が上がる。
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③ホテルやアパート、旅の情報は下記のツーリストインフォメーションから入手できる。宿の予約も可能だ。スイスでは町々にツーリストインフォメーションがあり旅行者への情報提供が一元化され充実しているのだ。
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グリンデルワルドのツーリストインフォは街の真ん中、コープスイスの向かい側のスポーツセンターの一角にあり、宿の予約やアクティビティの紹介など何でも相談に乗ってくれる。日本語は通じないが片言の英語が話せればまったく問題ない。

・グリンデルワルド他ユングフラウ地区のツーリストインフォメーション
 http://grindelwald.ch/en/Welcome
・ツェルマットのツーリストインフォメーション
 http://www.zermatt.ch/en/index.cfm


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横浜・山下農園 なすに害虫駆除トラップを設置 [山下農園のはなし]

毎年冬野菜の栽培がはじまると害虫を駆除するためにトラップを設置しているが、今年は茄子にもトラップを設置することになった。夏場は気温が高く害虫も大量に発生するので、農薬を使用しないと週1回の共同作業ではとても害虫駆除が間に合わない。秋になるとやや害虫も減ってくるので、農薬には極力頼らずトラップで害虫駆除を行うことになったのだ。トラップは、殺虫ではなく葉や実に付着した害虫や飛来する成虫を捕獲するのが最大の役割だ。さて結果はどうなるか。

①トラップに入れる液体は、日本酒2:食酢2:砂糖1の割合で仕込む。人間が飲んでも十分に旨い配合だ。
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②トラップ液を2Lのペットボトルに入れた上で、虫の入り口を下のほうに作り茄子の支柱にぶら下げる。さてどの程度効果があるか楽しみだ。
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横浜・山下農園 冬野菜の準備 マルチ張りとカリフラワーの苗を定植 [山下農園のはなし]

さて、土作りの作業が一段落したら、次は大根、レタス、はくさいのマルチ張りとカリフラワーの苗の定植だ。

①マルチ張りは、春と秋の年2回の各1日のみの集中作業なので、何年たっても上達しない。作業を始めてみればコツを思い出すのだが、昨年の段取りを忘れてしまっているので要領よくできないのだ。身体で覚えておかないと役に立たないということなのだろう。
・寸法を計測し、マルチ幅の70センチ間隔に支柱を立て、紐を張ってマルチの位置を確定させる。
・その後地面が平らになるようローラーでならす。
・鍬で溝を掘っていく。
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②マルチを張っったらセンターを出してクリップで固定してから鍬で土を盛って固定していく。
・風がないので、一気にマルチを張って、センターを出したらピンで固定していく。
・つま先でマルチの先を引っ張りながら、両側から息を合わせて、鍬で土を盛っていく。
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YさんとIさんが練習を兼ねて鍬で土寄せをしていく。年2回のみ、それも秋は今日限りのマルチング作業なので、遠慮しないで鍬を持たないといつまで鍬使いが上達しないのだ。でも会長からのご指導が怖いな。
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③カリフラワーの苗が大きくなってきたので、一足先に作付けだ。
・O講師がカリフラワーの定植の見本を作りながら、作付けのコツを説明してくれる。
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・紐をはってから、鍬で土をV字に掘り、カリフラワーの苗を植えていく。根が乾かないよう、苗を置いたらすぐに土を被せていくことが大切だ。
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・苗を定植したらたっぷり水をやって活着を促進する。しかしこの後急に雲行きが怪しくなり、豪雨となったので結果的に水遣りは必要なかった。
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横浜・山下農園 冬野菜の準備 まずは土作りから [山下農園のはなし]

お盆をスイスで過ごしたので農作業は2週分お休みさせていただいたが、いよいよ8月末から冬野菜の準備が始まったので共同作業の報告をしておきたい。冬野菜の準備はまずは土作りからだ。8月25日はお盆明けといっても最高気温が32~33℃に達する見込みで朝からとても暑く、油断すると熱中症になってしまいそうだ。暑さの中でふらふらになりながら牛堆肥を畑全体に撒いて耕運を行った。

①まずは牛堆肥を1区画(約30平米)あたり1輪車で6杯ずつ投入して万遍なくならしていく。茄子とピーマンの区画以外はすべて収穫を終えて撤去が完了しているので空いた場所にどんどん堆肥を入れ肥料も撒いていく。朝から照りつける強い日差しと堆肥の発酵熱によるあまりの暑さに、水分をとってもとっても汗が止まらずすぐにバテてしまうほどだ。こまめに休憩しながら作業を進める。
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②堆肥の搬入を終えたら耕運機で全面耕運する。耕運を1往復するのに10分以上かかるので、畑全体を耕運には2時間以上かかる計算だ。耕運が終わったら、ふかふかになった土をしっかり踏んで落ち着かせていく。土を落ち着かせることで、ほどほどに空気を含みつつしっかり野菜が根付くような土にするため、実はこの作業がとても大切なのだ。
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③最後に境界杭を打ち込んで今日の作業は終了だ。暑さのためヘトヘトで力が出ない中で、力持ちHさんの労働力は貴重な存在だ。次週からはいよいよ冬野菜のマルチ張りと作付けが始まる。
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スイス・グリンデルワルド周辺のトレッキング2012夏②シーニゲプラッテからファウルホルンへ(その4) [スイス・トレッキング2012年夏]

ファウルホルンヒュッテのテラスはとても居心地が良いので、ゆっくりし過ぎてバスに乗り遅れないよう、そろそろ出発だ。ヒュッテのすぐ裏にある山頂からのすばらしい眺めを楽しんでからバッハゼーを目指す。
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①ファウルホルンヒュッテからバッハゼーまでは見晴らしの良い広々とした道を約1時間、なだらかな下りが続く。
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②バッハアルゼーは「アルプスの宝石」と呼ばれる美しい湖だ。リフトのフィルスト駅から平坦な遊歩道を1時間半ほど歩いたところにあるので観光客も多いが、今日は時間が遅いこともありほとんど人影がない。湖のほとりで休憩すると正面には上グリンデルワルド氷河とシュレックホルン(右:4078m)、ヴェッターホルン(左:3701m)が美しく輝く。右端の奥には下グリンデルワルド氷河とベルナー・アルプス最高峰のフィンスターアールホルン(4273m)の尖った山容が美しい。
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③バッハアルゼーからリフトのフィルスト駅には行かず、ワルドスピッツのバス停目指して歩くことにした。一面のアルプに加えグリンデルワルドではめずらしい池塘が広がり滝もある箱庭のような美しい風景が続く。標識では50分と書いてあったが、農家の牛追いを眺めていたらどんどん時間が過ぎて、ワルドスピッツまで1時間半もかかってしまった。
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④ワルドスピッツ17:30発の最終バスになんとか間に合った。人気がなかったのに、出発時間が近づくとどんどん人が集まってきた。半額カードで11SFRなのでリフトよりも5SFR安い。
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⑤今回のコースと関係するので、初日に歩いたブスアルプからファウルホルンに至るトレイルを紹介しておく。まずはグリンデルワルド駅前から8:45発のbussalp行き一番バスに乗り込む。メジャーなコースではないのでバスはガラガラだろうとタカを括っていたら結構な列になっている。半額カードで11SFRのチケットを購入しバスに乗り込み、満席のバスが定刻に出発だ。
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⑥バスは、急な九十九折れの狭い舗装道路をグングン登っていく。途中見通しの悪いところでは名物のホルンクラクションを鳴らしながら走る。元々この名物クラクションはスイス全土で運行するポストバスのモノだが、これは伝統のホルンの音色をイメージした3つの音で、ロッシーニのウィリアム・テル序曲の1節からとった音だそうだ。バスは駅を出て約30分でbussalpに到着した。正面にはアイガー、メンヒ、ユングフラウの山々が美しく輝き、背後にはこれから登るファウルホルンと山頂のヒュッテが遥か先に見える。いよいよここから約3時間弱の急登が始まる。途中に日陰も休憩できる場所もないので、トイレを済ませ必ず飲料を確保しておくこと。
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