SSブログ

スイス・グリンデルワルド周辺のトレッキング2012夏③週貸しアパートと食料品の買物 [スイス・トレッキング2012年夏]

今年は6年ぶりにグリンデルワルドに滞在したが、前回とは打って変わって晴天続きで、とても充実したトレッキングライフを送ることができた。今回は旅の基本となる宿泊についてご説明しておきたい。

①今年も週貸しアパート(休暇用アパートメント)に滞在
昨年夏も話したが、スイスの物価は高く、特に外食とホテルの宿泊料金がとても高くつくので、2007年以後は1箇所滞在型の週貸しアパート(休暇用アパートメント)の利用に旅のスタイルを切り替えてきた。今回の旅も宿泊するのは、ホテルではなく1週間単位で借りられる休暇用アパートだ。ホテルは三ツ星クラスだと朝食つきで1泊170から240フラン程度かかるが、アパートなら広さと立地にもよるが70~130フラン程度でレンタルできるので経済的だ。ホテルとアパートの違いは、毎日ベッドメイキングと室内の清掃がされるかどうかと朝食がつくかどうかの差だ。アパートの場合は我が家がスイスに移動したと思えばいいので、時間や格好を気にせず気楽に過ごすことができるのだ。
CCI2012082.jpg

今回はホテルアルピナが経営するアパートを利用した。ここにはホテルのオーナー家族や他にも住人がおり、一般のアパートのひと部屋を休暇用アパートとして貸し出しているのだ。建物はやや古いが、無線LANが無料で使え、部屋のテラスからは真正面にアイガーが望める。駅や生協(CO・OPスイス)も近いので、街からの帰り道が急な登り坂であること以外はまったく不便さは感じない。宿泊料は1泊105SFR、グリンデルワルドのアパートはツェルマット等ヴァリス地方よりはやや高めなので、安く抑えたい場合は、駅から徒歩圏外のやや足の悪い場所にあるアパートを予約するとかなり安い。今回の旅では1SFRあたり81-83円と円高なので、価格を気にせずに利便性とアイガーの眺めで宿のチョイスを優先することができた。
アパート.jpg

JAL日本航空 先得

②グリデルワルドにおいても、ヴァリス地方同様に食料品等の買出しは、コープスイスとミグロスが二大スーパーで、肉や野菜、チーズなどの専門店以外ではこの2ヶ所しかしか買い物できるお店がない。労働法の改正もあり営業時間が延びて、昼休みもなくなったので利用者には便利になった。営業時間は他の都市同様に定休日も昼休みもなく8-19時だ。
IMGP1105.jpg

同じ生協でも、ここグリンデルワルドではコープスイスのほうが圧倒的に客数が多く品揃えも多いし、野菜などの鮮度もいい。コープスイスのお店は、あのモンベルのとなりだ。モンベルのグリンデルワルド店は社長の思い入れが強い店舗だと聞いたが、日本人以外には知名度が低く、地元ブランドのマムート(mammut)に押され気味だ。
IMGP1371.jpg

ミグロスもコープスイス同様に生協で、スイスでは二大流通セクトとなっており、都市部ではミグロスの方が圧倒的に強く売り上げも大きいのだが、田舎ではコープスイスの方に軍配が上がる。
IMGP1229.jpg

③ホテルやアパート、旅の情報は下記のツーリストインフォメーションから入手できる。宿の予約も可能だ。スイスでは町々にツーリストインフォメーションがあり旅行者への情報提供が一元化され充実しているのだ。
IMGP1123.jpg
グリンデルワルドのツーリストインフォは街の真ん中、コープスイスの向かい側のスポーツセンターの一角にあり、宿の予約やアクティビティの紹介など何でも相談に乗ってくれる。日本語は通じないが片言の英語が話せればまったく問題ない。

・グリンデルワルド他ユングフラウ地区のツーリストインフォメーション
 http://grindelwald.ch/en/Welcome
・ツェルマットのツーリストインフォメーション
 http://www.zermatt.ch/en/index.cfm


JAL 日本航空



この広告は前回の更新から一定期間経過したブログに表示されています。更新すると自動で解除されます。