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横浜・山下農園 冬野菜の播種と苗の定植 大根・キャベツ・白菜・かぶ等 [山下農園のはなし]

山下農園では、先週、大根の播種を終了したが、気温が高すぎるのかほとんど発芽していない。今週の共同作業は予定外の大根の撒きなおしもあるので、盛りだくさんで忙しい。まずは大根の播種のやりなおしと白菜とキャベツの苗を定植し、その後グリーンシーダによるかぶ、春菊、水菜の播種だ。

①中山駅前のM種苗から届いたキャベツ、ロマネスコ、白菜の苗。青々としてきれいだ。今日定植するはずだったブロッコリーは生育が良くないといことで来週に延期になった。
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②まずは大根の播種、一週間してもほとんど発芽していないので、全部撒きなおしだ。最初にネキリムシ対策として粒剤を撒いてから土を撹拌し専用の穴あけ器でマルチに穴を4か所ずつ開けて種を落としていく。大根の品種を間違えないように、左側の列には青首を右側の列には三浦と聖護院をひと穴に1粒ずつ撒いていく。ようやく朝晩は涼しくなり、雨も降るようになってきたので来週には発芽してくれることだろう。
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③大根の播種を終えたらキャベツの苗を定植だ。先週のカリフラワーと同じように、畝が三角形になるよう鍬を入れて掘り進む。そこに一定間隔でキャベツの苗を三角に掘った溝の壁にもたれ掛かるように植えていく。気温が高く乾燥しているので、根が乾かないように注意しながらすぐに土を被せていくのがポイントだ。
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④つぎに白菜の定植だ。白菜は先々週敷いたマルチにひと穴1本ずつ苗を定植していく。こちらもネキリムシ対策の薬剤を撒いて土をよくかき混ぜてから深めに苗を植えていく。白菜は根元が細く葉が大きいので風に弱いため深めに植える必要があるのだ。O講師が見本をみせてくれる。さすがにプロの仕事だ。
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この後N会長から白菜の定植が浅すぎると指摘をされ、わが班はすべて土を盛りなおすことになった。深めに定植したつもりだが、まだ浅かったようだ。何年やってもなかなか基本作業が上達しない、この辺がプロとアマの違いなのだろう。
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⑤最後にかぶ、春菊、水菜の播種だ。葉物の播種はグリーンシーダと呼ばれる簡易な農機具で作業する。この種蒔き機は、畑を転がすだけで、溝を堀り、一定間隔で種を撒いて、最後は土を被せるところまで一度にやってのける優れものだ。種まきのラインが曲がらないよう、メジャーで間隔を正確に計測し紐を張ってから作業する。
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⑥最後に水を撒いて今週の共同作業は終了だ。今日播種したかぶや春菊、水菜は芽が出るまでは当分の間灌水が欠かせない。班毎に隔日で夕方か早朝に水遣りをすることになった。
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