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横浜・山下農園 今年の冬は本当に寒かったのか [山下農園のはなし]

さて、今日で2月も終わり、明日からはいよいよ3月だ。
2011年に続き、今年の冬もとても寒く低温が続いたので、野菜の生育が思わしくなかった。
横浜の気温が、例年に比べて本当に低かったのかということを検証するために、過去3年間の最低気温の推移をグラフ化してみた。
気温推移.jpg

畑に出来た霜柱
P1090756.jpg

≪評価≫
①11月の気温
・2012年は、11月後半から低温が続き、これが成育の障害となった。
・2011年は、11月は全般に気温が高めに推移し、9-10月に作付けした冬野菜の生育を促進した。
・2010年は、11月上旬は低温であったが、下旬になっても気温が下がらず、冬野菜の生育を促進した。
②12月の気温
・2010年は比較的温暖な日が続いたので、冬野菜の生育が一気に進み、葉物の年内収穫が可能となった。
・2011、2012年は両年とも低温傾向が続き野菜の生育が遅れたが、11月の気温の差で生育に差が出た。
③1-2月の気温
・いずれの年も寒暖があるが、1月は2010-2011年の方が寒く、2月は2012年の方が低温傾向にある。
★結論⇒気温の比較から、11月の気温と日照で生育速度が決まりそうなので、11月に入り低温(最低気温が10℃以下)が続くようであればトンネルがけを行うなどの対策が必要だと思われる。

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