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シャモニーモンブランを歩く ⑦エギュ・ドゥ・ミディ [シャモニモンブラントレッキング2013年夏]

さてシャモニーモンブランの旅もいよいよ最後のカットになる。
今回は、モンブランを間近に望むエギュ・ドゥ・ミディを紹介したい。

シャモニーモンブランを訪れる観光客の多くは、モンブランを間近に望むエギュ・ドゥ・ミディ展望台に登るのが目的でやってくる。富士山より高い場所にロープウェイを乗り継いで20~30分程度で登ってしまうので、体調を整えた上で、できれば前日までに3000メートル程度まで上がっておきたいところだ。油断すると高山病と寒さで体調を崩してしまう。

①まずは大型ロープウェイで途中駅のブラン・ドゥ・レギーユに向かう。
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②エギュ・ドゥ・ミディ(3842m)の展望台からモンブランを望む。こんな間近でヨーロッパ最高峰(4807m)を眺められるのだから素晴らしい。展望台は朝早くから大勢の人で賑わっている。夏場のシャモニー発のロープウェイの始発は6:30なので、極力8時半までにロープウェイに乗って、帰りはお昼過ぎにはエギュドゥミディを出るようにしたい。出発が9時以後になると、予約の団体客が優先されて整理券がないと乗れないため、長蛇のの列になる。帰りも午後遅くなると2時間程度待たないと下りのロープウェイに乗れなくなってしまうので大変だ。
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③ここは、サンダルを履いた観光客とアイゼンにピッケルとザイルのクライマーとが同居する不思議な空間だ。クライマーが白銀の世界に飛び出ていく。モンブラン登頂を前に、雪道を歩き、ザイルやアイゼンの使い方になれるための練習をするためにここを歩くのだ。
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④米粒のように見えるクライマー、おそらく今日は大雪原にテントを張り、明日モンブランの登頂を目指すのだ。
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⑤展望台からは、遥か彼方にマッターホルンの特徴的な山容を望むことができる(正面の黒い山容のすぐ右側に尖ったピークが見える)
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