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横浜・山下農園 大根が収穫適期に [山下農園のはなし]

9月14日に播種した大根が収穫適期を迎えた。
以前このブログで、野菜の収穫どきは「積算温度」で決まり、大根の「積算温度」は約1200度であることを話した。12月に入り大根が一気に生育し、収穫に適した大きさになってきた。ダイコンの収穫期間は比較的長いので、年内の収穫なら美味しく食べられるが、年明けになると味が落ちてしまうので、短冊切りにして1-2週間干して切干大根にするか、1本まるごと干してから漬物にすると日持ちして、しかも美味しく食べられる。

①大根は、マルチひと穴に4粒ずつ播種して、生育に応じて間引きして最終的には1本の株にしていくのだが、今年の青首大根は、1本に間引きしてしまうものと2本残して栽培するものを作ることにした。2株で栽培した方がやや小ぶりな大根ができるので、むしろ使い勝手がよくていいのだ。
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②1本に間引きした青首大根は大きく生育し、全体の3分の1程度が地上に出てきた。そろそろ収穫だ。
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③Aさんが収穫した三浦大根。なかなか型がよく大きさもちょうど良い。三浦大根は三浦半島から横浜周辺で生産される地場品種だが、地元のスーパーマーケットでもほとんど売っておらず、値段も高い。煮崩れしにくく肉質が繊細で煮物にするととてもおいしいが、大きく重たいことや中太りで収穫しづらい型であること、輸送や持ち帰りが大変なことから市場では人気がないらしい。頑張れ地場野菜「三浦大根」
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