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横浜・池辺農園 金曜日の大雪で蚕豆が・・・ [池辺農園のはなし]

先々週土曜日の雪が融けないうちに、金曜日午後から深夜にかけて大雪が降った。横浜でも30センチ近い積雪があり、池辺農園では、秋に定植したそら豆、エンドウ、玉ねぎが雪に埋もれて傷んでいないか心配だ。
近隣の農家では、この時期小松菜やほうれん草を露地で栽培しており、ハウスが倒壊した農家も多く、甚大な被害を受けているのではないか。葉物は植えなおせば2-3か月もあれば生育するが、山梨では古いぶどうの木が折れてしまい取り返しがつかない被害となってしまった。お見舞い申し上げたい。

①雪に覆われた池辺農園の全景。都筑区池辺町の農業専用地域は、坂が多いこともあり積雪のため畑に近寄れず雪が解け始めた日曜日になってようやく畑に入ることができた。20センチ以上は雪が積もっているだろうか。
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②11月に定植したそら豆は、積雪の中でもなんとか場所が分かったので、苗を傷つけないよう手で除雪し日光に当ててやることができた。元々寒さのため生育が遅れていたが、雪の下で1週間以上眠っていたので生育が止まってしまった感じだ。例年なら4月末には花が咲いてゴールデンウイーク明けには収穫できるのだが、今年はちょっと難しいかもしれない。
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玉ねぎとエンドウも雪の下だが、定植場所が正確にわからないので、除雪をあきらめた。



 

梅が開花 東方天満宮 [池辺農園のはなし]

日曜日、晴天と気温上昇でようやく雪も融け始めたので池辺農園の様子を見に行ったが、案の定かなりの積雪だ。11月に定植したそら豆やエンドウ、玉ねぎへのダメージが心配だが、雪が融けるまでどうしようもない。
帰りに農園の近くにある東方天満宮に立ち寄ることにした。

①東方天満宮は梅の名所で、今週末には梅まつりが開催される。やや開花が遅れている感じだが、日当りのいい場所にある梅の花は咲き始めている。
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②金曜日の夜、私が住むセンター北駅前の様子 幻想的な風景が広がる。
だが、この頃山梨や長野、群馬では大雪による孤立や立ち往生が相次ぎ、雪景色を楽しんでいる場合ではなかったのだ。
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③日曜日の朝、センター北からの富士山の眺め 手前の丹沢と港北ニュータウンの家々も雪で真っ白だ。
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国産大豆で味噌づくり  [農業のはなし]

先週末、雪の福島で食にかかわる会議があり、訪問先の味噌会社さんで国産大豆と米麹をいただいたので、早速自宅で味噌を作ってみることにした。国産大豆1.5kgと国産米麹・天然塩を混ぜたもの2kgのセットだ。

①国産大豆は、一晩水に浸漬してから、指でつぶれる程度までやわらかく水で煮る。
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②大豆を袋に入れて、手のひらや瓶の底で大豆をつぶしていく。粒が残ると食感が悪くなるので、完全に粒が無くなるまでつぶすのがコツだ。この量だと20分以上はかかる重労働だ。
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③大豆をつぶし終えたら、塩を合わせた米麹と大豆の茹で水を少しずつ足しながら混ぜていく。
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④混ぜ終えたら、表面を整え袋を閉じてから重しをすれば出来上がり。途中で天地返し約6~8か月置けば味噌の出来上がりだ。
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今年は大豆を栽培して、来年は自分の大豆で味噌づくりにチャレンジしてみよう。

横浜・山下農園 土曜日の大雪で収穫できない [山下農園のはなし]

土曜日の雪は横浜でも相当のものだった。私が住むセンター北の駅前広場公園では大勢の子供たちが雪だるまを作っている。ここまで積もることはめったにないので、貴重な体験になったことだろう。
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節分が終わり立春を迎えたので、いよいよ春の訪れなのだが、横浜は週末から寒波に見舞われ、全く春の気配は感じられない。そろそろ東方町にある天満宮の梅も開花しつつあるのだろうか。

①土曜日の大雪から3日目だが、山下農園の畑に積もった雪は全く融ける気配がない。これでは作物の手入れもできない。
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②ほうれん草などの葉物野菜は完全に雪に埋もれてしまい凍っている。ほうれん草は霜には強いが、長期間低温にさらされるので品質的に大丈夫だろうか。
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③共有地に余ったキャベツの苗を作付けし、そろそろ収穫適期になっていたが、見事に鳥にやられている。雪が降ると地面が雪で覆われてしまい、虫や植物が隠れてしまうで食料が不足するのだろう。鳥たちには分け前をあげても構わないので、食べるなら全部食べ切ってほしいものだ。
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横浜・山下農園 2013年度最後の共同作業 キャベツ、ブロッコリーの生育が良くない。 [山下農園のはなし]

1月中旬から異動であらたな仕事に取り組むことになったこと、農閑期で話題が少ないこともあって更新が遅れてしまった。さて山下農園も早いもので2013年度の最後作業日となった。契約上は1月中にすべて収穫を終え、2月は畑を休ませて、3月から土作りを始めるという段取りだが、寒さのせいで生育が思わしくない作物があるので、特例として2月末までに収穫が猶予された。

①9月初旬に定植したブロッコリーは、5ヶ月経っても未だに手のひらサイズより小さいままで生育がかなり遅れている。スーパーではこの程度のサイズでも198円くらいはしているので、もう少し大きくなるまで大切に育てよう。
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②カリフラワーは1月に入り急に生育しかなり大きくなった。これ以上大きくなりすぎないうちに早めに収穫することにした。カリフラワーもブロッコリーも収穫した瞬間から劣化が始まりビタミンや旨味成分がどんどん減っていくので、持ち帰ったらすぐにボイルする必要がある。
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③同じく9月中旬に定植したキャベツも生育が思わしくない。玉が小さい上に葉が巻かないのだ。それに身が詰まっておらずフワフワで、まるで春キャベツのようだ。生育期に気温が高かったことと11月下旬以後急激に気温が下がり、生育がストップしてしまったことが原因と思われる。
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④白菜、キャベツ、ブロッコリーとカリフラワーを残して、すべて収穫してしまう。収穫したあとの残渣はそのまま畑に放置して乾燥させる必要がある。3月に入るとトレンチャーを使って土質の改善と「待ち肥」づくりを行うが、このとき土中に埋めて堆肥化するするためだ。
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