横浜・山下農園 大根、白菜、ブロッコリー、小松菜 もう少しで収穫

山下農園で栽培する冬野菜は、大根、かぶが収穫適期を迎え、春菊、京水菜は霜が降りると枯れて品質が落ちてしまうので早く収穫してしまわないと手遅れになる。茄子を撤去した後に播種した小松菜とほうれん草は順調に生育し、小松菜はあと３－４週間程度で収穫できそうだ。

①青首の大半は２本仕立てにしたのでまだ小ぶりだが、１本に間引きした青首と三浦は生育が早く、そろそろ収穫しないと大きくなりすぎ調理に手間取りそうだ。
＜２本立てにした青首＞

＜１本立ての青首：２本立てとはかなり生育の度合いが違う


②茄子を撤去した後１０月最終週に小松菜とほうれん草を播種したが、３週間経って小松菜が生育してきた。あと３－４週間、年内にはで収穫できそうだ。右側のほうれん草はまだ十分に発芽していないので不織布は掛けたままにしておく。


③９月初旬に苗を定植した白菜は、まだ十分に巻いておらず、頭もやわらかい。収穫まではあと１ヶ月程度かかるだろう。今年は害虫が少なく葉っぱもきれいだ。


④昨年生育が遅れ１月まで収穫できなかったブロッコリーは順調に生育し、まだまだ小さいがすでに花雷ができている。このペースだと１２月中には収穫できるかもしれない。

横浜・池辺農園 雨の中、玉ねぎの苗を定植

久々に池辺農園の話題だ。
池辺農園では、さつま芋と里芋の収穫を終え、６月に収穫しきれなかったじゃが芋が生育し秋じゃがとして実をつけたのでその収穫を行った。今週はいよいよ玉ねぎの定植だ。

①まずは山下農園で分けていただいた牛糞堆肥を入れて、全面耕耘だ。


②耕耘を終えたら整地してマルチを張って、２週間土を寝かせておく。


③さていよいよ玉ねぎの苗を定植する日だが、あいにくの雨だ。
玉ねぎの苗は、いつも通販でＮさんが購入するが、あらかじめ作業日を決めてから苗を発注する。玉ねぎの苗はあまり日持ちしないので、すぐに植えてしまう必要があり雨でも作業を決行するしかない。


④今回定植する玉ねぎの苗は、北側からひと畝目はタキイの早生種「ソニック」とタキイの赤玉ねぎ「猩々赤」、残りの３畝は晩生種のタキイ「黄玉ねぎＯＫ」だ。


➄マルチひと穴に１本ずつ苗を定植していく。
定植にはちょっとしたコツがいる、深く植えすぎると円錐形になってしまい、浅すぎると扁平な形の玉ねぎになってしまうのだが、このちょうどいい加減が難しいのだ。


➅最後に、雨で苗が流れてしまわないように土をかぶせておしまい。根が活着するまで１カ月程度様子を見る必要がある。

横浜・山下農園 かぶと大根

山下農園では、９月に播種したかぶや大根が収穫適期となってきた。１１月に入って一気に生育が進んだので早く収穫していかないと肥大化してしまう。
①赤かぶ：愛真紅３号という品種だが、生育が早いので、早め早めに間引きをして最終的には１５から２０センチ程度の間隔にしていく。料理用途はあまり多くはなく、たいていの場合は酢漬けか塩漬けにして漬物として食べることが多い。ただ青果として首都圏のスーパー等の野菜売り場で見かけることはほとんどなく、あっても値段が高くて鮮度が良くない場合が多いので、貴重な素材ではある。


通常の白い蕪に比べると赤カブはやや生育が早く葉っぱが大きく茂る傾向にある。


②大根は、あと２－３週間、１１月末には収穫適期になりそうだ。しかしあまり大きいと処理に困るので、このくらいの大きさが使いやすいかもしれない。画像の大根は直径約10センチ程度に生育した状態だ。三浦と聖護院は一本に間引いて大きく生育させるが、青首大根はマルチひと穴２本立てにして小さめの大根をたくさん収穫する戦略だ。

横浜・山下農園 早くも冬野菜が収穫適期に 里芋、かぶ、大根、春菊、京水菜

①共有区で栽培している里芋がそろそろ収穫適期となってきたので、すべて収穫することになった。
まずは葉っぱをすべて切り取ってから、スコップで周りの土ごと掘り出す。


②掘り出した里芋は、子芋と親芋に分けて、すべて株から外していく。


③全員で里芋を山分けする。いつもなら収穫祭の豚汁や芋煮会に使うのだが、ことしは畑で収穫祭をしないので、結構な量か山分けされることになった。

横浜・山下農園 半年間がんばってくれた茄子（なす）を撤去

４月に苗を定植してから５００本以上の丸なすと長なすを収穫することができたが、いよいよ１０月末となり撤去することになった。まだまだ元気に花を咲かせているが、年末用の小松菜とほうれん草を播種するのでやむを得ない。

①まだまだ花を咲かせて元気な茄子（なす）を撤去し、別の畑に移動して枝を細断する。



②茄子（なす）を撤去したらマルチを剥がして整地し耕耘する。茄子の根はかなり広範囲に張っているので、土の中に残さないようしっかり抜いておく。



③耕耘を終えたら足踏みして土を固めてからレーキで整地して１週間おく。今週、茄子の跡地に年末用の小松菜とほうれん草を播種する。まずはヒモを張り播種する場所を確定したら、パイプを使って念入りに整地を行う。地面に凹凸があると水たまりができたり乾燥してしまい発芽しない可能性があるため重要な作業だ。



④その後播種する列ごとにヒモを張り、それに沿って播種器クリーンシーダで小松菜とほうれん草の種を撒いていく。前輪が空転すると種が落ちないので、前に重心をかけてゆっくり押すのがコツだ。


➄最後に水をたっぷりまいたら終了だ。早ければ１週間で発芽する。