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横浜・山下農園 夏野菜の土づくり 牛ふん堆肥を入れて全面耕耘 [山下農園のはなし]

トレンチャーによる待ち肥作業を終え、今週は牛ふん堆肥を全面に撒いて耕耘だ。
昨冬行った土壌診断では、PHとEC(電気伝導度)は基準内だが、石灰、カリ、リン酸の値が基準を上回り、
結果的に塩基飽和度が基準より10%以上オーバーしているので、栄養過多という結果だ。
この結果に基づき、値が基準内であった苦土(MgO)を中心に、例年よりも相当少ない量の施肥を行うことになった。
①今日も牛ふん堆肥がトラック1台分搬入されたが、大半は畑に撒いてしまう。
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②区画ごとに牛ふん堆肥を一輪車で運んで、平らにならしていく。
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③肥料を撒き終わったら耕耘機で畑全体を耕耘する。小型の耕耘機なので全面耕耘するのに4時間程度を要する。
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④最後に耕耘後の畑を足で踏んでから平らにならして、最後に境界ごとの杭を打ち込んだら作業は終了だ。
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これで山下農園の土づくりは終了し、いよいよ4月からは夏野菜の作付けと栽培が始まる。

横浜・山下農園 今年も夏野菜の土づくりを開始  [山下農園のはなし]

今年も三月に入り、いよいよ夏野菜の土づくりの開始だ。正式な開園は4月になってからで夏野菜の栽培準備は4月3週目あたりから始めるが、今月は夏野菜の栽培にもっとも大切な土づくりの作業だ。
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①土づくりの基本となる牛ふん堆肥が戸塚区の小野ファームから搬入された。来週全面耕耘する際に畑全体に撒くので、かなりの量を使用するためトラック一杯分が入荷した。
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②今週の作業は「待ち肥」と呼ばれる肥料を土の中に仕込んでおく作業で、農作業というより体力を使う土木作業だ。トマト、キュウリ、なすの主要な夏野菜を栽培する場所に野菜残さと牛ふん堆肥、肥料をあらかじめ投入しておき、暑い時期の夏バテを防ぐのが目的だ。手間がかかるのでプロの農家でもなかなかここまではやらない作業だ。
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③まずはトレンチャーで1メートルほどの深さに穴を掘っていくが、その前に野菜残さや肥料などを準備し地面を平らにしていく。
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④前から、野菜の残さを投入し空間ができないようによく踏んで、牛ふん堆肥、肥料、土、牛ふん堆肥、肥料、土の順番に投入し、最後に土をかぶせてよく踏んで平らにしていく流れ作業だ。1本掘りあげて埋め戻すのに約30~40分程度かかるので、畑全体で6本掘るのに最低でも約4時間程度はかかる大仕事だ。
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➄作業を終えたら、次週牛ふん堆肥と肥料を畑全体に撒いて耕耘するための区画割りを行い、無事作業は終了だ。力仕事で大変疲れた。
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横浜・池辺農園 じゃが芋の作付けと黒マルチ掛け [池辺農園のはなし]

先々週じゃが芋作付けのために牛糞堆肥と肥料を入れて全面耕耘し畝立てまで行ったので、
今週はじゃが芋の種芋を植え付けてマルチ掛けするだけなので作業としては時間もかからず楽だ。

①今年作付けするじゃが芋の品種と作付け区画
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②まずは畝毎に品種を決めて等間隔に種芋を置いていく。
芋の量にもよるが、だいたい30-40センチ間隔が目安だ。教本では芋を切って炭をまぶしてから作付けするように書いてあるが、我々の畑では、雑菌のリスクから芋を守るため切らずに丸のまま栽培する。芋を切らずに使うと芽がたくさん出てくるので間引きが欠かせない。
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③種芋は10センチほどの深さに芋を置いて土をかぶせ、畝に少しだけ土を盛ってからマルチを掛けていく。
じゃが芋の作付け時期はまだ気温が低いことが多いので、地温を早めに上げて生育を促進するとともに、雑草が出るのを防止するため黒マルチを使用している。
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③マルチを掛け終ったら、雑草を防止するために畝間に黒いシートを敷いていく。
今は雑草がほとんどないが、ゴールデンウィーク頃になるとびっしり雑草が茂って手が付けられなくなるのだ。
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④じゃが芋の作付けが無事終了した。このまま2-3週間置けば芽が出てマルチを突き上げるので、発芽したところだけマルチを破って太陽の光に晒してやる。うまくいけば収穫は5月末から6月中旬くらいの予定だ。

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