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横浜・山下農園 今年も夏野菜の土づくりを開始  [山下農園のはなし]

今年も三月に入り、いよいよ夏野菜の土づくりの開始だ。正式な開園は4月になってからで夏野菜の栽培準備は4月3週目あたりから始めるが、今月は夏野菜の栽培にもっとも大切な土づくりの作業だ。
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①土づくりの基本となる牛ふん堆肥が戸塚区の小野ファームから搬入された。来週全面耕耘する際に畑全体に撒くので、かなりの量を使用するためトラック一杯分が入荷した。
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②今週の作業は「待ち肥」と呼ばれる肥料を土の中に仕込んでおく作業で、農作業というより体力を使う土木作業だ。トマト、キュウリ、なすの主要な夏野菜を栽培する場所に野菜残さと牛ふん堆肥、肥料をあらかじめ投入しておき、暑い時期の夏バテを防ぐのが目的だ。手間がかかるのでプロの農家でもなかなかここまではやらない作業だ。
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③まずはトレンチャーで1メートルほどの深さに穴を掘っていくが、その前に野菜残さや肥料などを準備し地面を平らにしていく。
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④前から、野菜の残さを投入し空間ができないようによく踏んで、牛ふん堆肥、肥料、土、牛ふん堆肥、肥料、土の順番に投入し、最後に土をかぶせてよく踏んで平らにしていく流れ作業だ。1本掘りあげて埋め戻すのに約30~40分程度かかるので、畑全体で6本掘るのに最低でも約4時間程度はかかる大仕事だ。
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➄作業を終えたら、次週牛ふん堆肥と肥料を畑全体に撒いて耕耘するための区画割りを行い、無事作業は終了だ。力仕事で大変疲れた。
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