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横浜・池辺農園 さといも(里芋)を作付け [池辺農園のはなし]

池辺農園では、5月中~下旬に収穫期を迎えるそら豆の後にさといも(里芋)を、6月にはじゃが芋の畝の間にさつま芋を作付けする。これら作物の栽培期間が若干重複してしまうので、収穫して片付けを終える前に平行して次の野菜を作付けしていくのだ。

①さといも(里芋)は、去年秋に収穫し土に埋めて保管しておいた親芋を掘り出して作付けを行う。本来は毎年繰り返して使えるのだが、昨冬は霜が降りたり雨が多かったりと親芋の品質が思わしくないため、今年の種芋として使用できるものをよく選別していく。
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②種芋がやや不足しているが、JAで購入すると高いので、近所のスーパーで食用のさといも(里芋)を購入して使用することにした。じゃが芋の場合は病気が怖いので食用の芋は使えないが、里芋は病気に強く食用を使っても品質にはさほど影響はないので、宮崎産里芋の特売品をNさんが購入してきた。画像上はおそらく石川早生、下の画像は土垂系の芋だろう。
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③そら豆の収穫までにはもうしばらくかかりそうで、枝豆もようやく生育してきたばかりなので、豆類はそのままにして、間に里芋を植えていく。親芋の芽先が少し出るくらいにやや深めに掘っていく。今回作付けしたさといも(里芋)は11月頃の収穫予定だ。
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横浜・池辺農園 じゃがいもの探り掘り [池辺農園のはなし]

久しぶりに池辺農園の話題だ。
池辺農園では、メンバー全員が働いているということもあり、基本的には手のかからない野菜や芋類を中心に栽培している。5月に入り気温も上がってきたので、遅れていたそら豆や玉ねぎなどが一斉に収穫期を迎えた。土曜日山下農園ではナスの支柱立てを行い、その後池辺農園では、そろそろ収穫期を迎えるじゃが芋の試掘を行うことにした。
①先週からじゃが芋の花が咲きはじめた。去年は全面満開となったが、なぜか今年はベニアカリだけ花が咲いて、他の芋はまったく開花していない。
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②じゃが芋は6月に入ったら本格的な収穫期となるが、茎や葉の状況から今年は生育が良さそうなので、試掘=探り掘りをしてみることにした。探り掘りとは、鍬などで土を掘るのではなく、マルチの中に手を入れて、土の中にある芋の状態を手触りで確認してから何個かを試しに収穫してみることだ。キタアカリは、まだ開花していないが、1株あたり5から10玉程度ついており、かなりの豊作ではないかと思われる。6月の収穫が楽しみだ。
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③今日の収穫 キタアカリ、空豆、赤カブ 実りの春と言ったところだ。
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横浜・池辺農園 今年もアスパラが元気に芽を出した。 [池辺農園のはなし]

池辺農園では、2月に作付けしたじゃがいもの枝葉が伸びて元気に生育しており、11月に定植したたまねぎも太り始めた。蚕豆には花が咲き、えんどうもようやく生育を始めた。

①2009年冬に定植し4年目に入ったアスパラが今年も元気に芽を出した。アスパラガスはユリ科の多年草で、5年から10年ほど収穫でき、冬には地上部が枯れるが、地下部分は越冬して、春になると再び、新芽が伸びてくるのだ。本来であれば4~5年目くらいが収穫のピークとなるはずなのだが、年を追うごとに勢いがなくなっているので、追肥が足りないか土壌のPHが低いのかもしれない。これまでは収穫よりも枝葉を伸ばしてしっかりと根を張らせることに注力してきたので、今年は伸ばし放題にしないで、こまめに収穫して春の味覚を楽しむことにしたい。

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横浜・池辺農園 じゃが芋の芽を間引き  [池辺農園のはなし]

3月最後の日曜日は、弱い雨が降り、気温も10℃に届かずとても寒い。まさに花冷えの天候だが、ここのところの気温上昇でじゃが芋が一気に成長してきた。

①特にきたあかりの生育が早く、どんどん葉が出て生育してきた。このまま放置すると小さい芋がいっぱいなってしまうので、一株あたり5-6本程度に間引くことにした。
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②種芋の数に余裕があったのと病気が心配だったので、カットせずに芋を1個そのまま使用して作付けした。その影響もあり、どんどん芽が出て、多いものは10本以上芽がでた。このまま放置しておくと小さな芋がいっぱい出来てしまうので、5-8本程度に茎と葉を間引いていく。
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横浜・池辺農園 蚕豆(そらまめ)の花 早すぎる開花 [池辺農園のはなし]

10月末に播種した蚕豆だか、11月以後の低温と1月の積雪で株がなかなか大きくならず心配していた。
3月に入り気温が上昇して発芽・生育に適した15-20℃程度の日が何日か現れるようになってきたこともあり、急速に生育がはじまった。週末の段階で約30センチ程度まで生育してきたが、畑に行ってみると早くも花が咲き始めているではないか。早生種とは言え、株の分蘖(ぶんげつ)もまだ十分でないし、30センチ程度の背丈しかないのに花が咲くのはあまりに早過ぎないか。本来は膝くらいの高さまで生育する4月中旬頃に花が咲いて、最終的には腰から胸あたりまで成長して、5月GW明け頃からそら豆の収穫が始まるというイメージだ。
12-2月の低温から3月に入り急激に気温が上がったことから、あわてて花を咲かせてしまったのだろうか。今年は梅の開花が遅れ、桜が早いというのも頷ける。

①まだ十分に生育していないのに開花してしまった蚕豆。きちんとした実が付くか心配だ。
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②蚕豆の花は美しい。なんとかこのまま順調に生育してほしいものだ。
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横浜・池辺農園 じゃがいもがようやく発芽してきた [池辺農園のはなし]

2月17日に作付けしたじゃが芋がようやく芽を出した。2月はずっと気温が低かったので、少し早すぎたかと心配したが、3月に入り急に気温が上がり発芽温度である15-20℃に達する日が何日もあったので、じゃが芋も慌てて芽を出したのだろう。

池辺農園では、雑草対策と地温の上昇を促進するために黒マルチを張って栽培しているが、芽が出てきたのでNさんがマルチを破って芽を日光に晒した。これで問題なく生育が進むだろう。

①芽を出したじゃが芋  
じゃが芋が一斉に発芽を始めた。畝によってかなり芽の出方に差があるが、品種によるものかあるいは日差しの差なのか判断しかねるところだ。北側のメークインやキタアカリはすでに発芽しているが、南側の男爵やベニアカリは未だ十分に発芽していない。畑の境(東側)に大きな木が植わっており、朝日の当たり方にかなり差があるのでその違いによるものだろうか。
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②蚕豆(そらまめ)もようやく生育してきた。
例年は4月に入ると花が咲き始め5月末には収穫できる状態まで生育するが、今年はまだまだ株が小さく摘心するほどに生育していない。少なくとも半月程度は遅れているようだ。すでに友人から蚕豆の予約がはいているので心配になってきた。
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横浜・池辺農園 農園近くの東方天満宮 梅が見頃に [池辺農園のはなし]

さて先週のことになるが、池辺農園でじゃが芋の作付けを終えた後、農園から車で5分程の東方天満宮を訪れた。東方天満宮は梅の名所で、近くには美しい芝桜が楽しめる道もありひと息入れるには絶好の場所だ。
17日はちょうど町内会主催の梅まつりが開催されていたが、このところの寒さで開花が遅れており、三分咲きといったところだろうか。おそらく2月末あたりが見頃ではないかと思われる。

①境内には梅が250本ほどあり、人気も少なく、静かに観梅を楽しむことが出来る。
まだまだ蕾はかたく、満開は2月末頃だろうか。
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②東方天満宮は、ちょうどJAメルカートから南側の谷に向かって丘を下りたあたりにあり、案内によると菅原道真を祭る歴史ある落ち着いた雰囲気のお宮さんだ。
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横浜・池辺農園 じゃがいもの作付け(春作) その②  [池辺農園のはなし]

さて、梅の花も咲き始めたので少しずつ暖かくなるだろうと、日曜日にじゃが芋の作付けを行ったが、今週は真冬並みの気温が続くようで、横浜でも最低気温は0~1℃とかなり低い予想だ。畝上げをして黒マルチを掛けたので、天気がよければ昼間は地温が上昇し、夜はその熱がとどまり芋が凍ることはないだろうと思うが心配になってきた。

①畝作りがおわったら、いよいよじゃが芋の植え付けだ。
種芋の数がやや多めなので、今年は芋を切らずに丸ごと使用することにした。種芋は、数が節約できるので切って使うことが多いのだが、切り口の乾燥と殺菌が不十分だと腐ったり痛んだりするリスクがあるので、丸ごと使用するほうが手間がかからない。
ところで丸ごと定植する場合に、芋を埋め込む方向がわからない。教科書とにらめっこしながら検討した結果、今年はヘソを下向きにして植えることになった。結論としてはどちら向きでも発芽するようなので、本にはいろいろ書いてあるが細かいことにはこだわらないことにした。
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②最後に黒マルチを張って、土盛りをしていく。通常の場合マルチは使わないで、成長が進むごとに土寄せしていくのだが、池辺農園では早めに定植するので地温を上げてやる必要があることや、雑草対策のため毎年黒マルチを使用して栽培している。一昨年マルチありとなしの両方で栽培してみたが、マルチを使用した方が芋の成長は格段に良い。ただし定植後の土盛りや追肥は出来ないので、やや深めに定植し、葉ボケしない程度に元肥を多めに施肥しておく必要がある。
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③今年の作付け品種は5種類だ。
いろいろな品種を作付けしても収穫後はなかなか区分管理できないので、男爵やキタアカリ、メークインなどベーシックなものを中心に5種類を購入し作付けした。じゃが芋はウイルス病など疫病に弱いので、種芋は前年栽培した芋は使用せずに、種芋用として販売されている芋を使用することが必要だ。JAはやや価格が高めなので、ホクレンの種芋を近隣のホームセンターでNさんが購入したものを使用した。
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横浜・池辺農園 じゃがいもを作付け(春作) その① [池辺農園のはなし]

じゃがいもは15~25℃が発芽や生育に適した温度なので、横浜では3月に入ってから作付けするところが多いようだが、3月上旬から山下農園の土作りがはじまるので、池辺農園ではマルチを使用して毎年やや早めに定植している。ちなみに2012年は3月3日、2011年は2月20日、2010年は3月13日に定植したという記録が残っている。今朝は農園でも霜が下りて、朝方は畑の土も凍くなど寒い日が続いているが、結果的には、もっとも早い作付けとなった。

じゃがいもはナス科なので連作障害が出やすいため、毎年作付け場所を変更する必要がある。池辺農園では畑を4グループに分けて輪作しているので4年間は同じ作物を栽培することはない。今回じゃがいもを作付けした場所は去年さといもを栽培した場所だ。

①まずは鶏糞や硫安などの肥料を施肥して土になじませる。ちなみに、昨年11月には全面耕運して牛堆肥を施肥してある。
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②区画の寸法を測って、鍬で土寄せをしていく。池辺農園では、幅約1メートル、高さ約20~30センチ程度の畝を4本つくり作付けしていく。
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③じゃがいもを35-40センチ間隔で畝の上に置いて、作付け位置を確定し、芋と芋の間に硫安を施す。
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横浜・池辺農園 池辺農園にもようやく春が来た 秋撒き小麦 [池辺農園のはなし]

2月は農閑期なのでこれと言った話題がなく、ついついブログの更新が億劫になってしまう。
今日、池辺農園に豆類の発芽状況を確認に行ったところ、小麦がきれいに発芽していた。自分では作業していないので、NさんやFさんが11月の玉ねぎと豆類の定植後に播種したのだろう。池辺農園では豆類やイモ類等の畝間に小麦を植えているが、小麦栽培の目的は収穫ではなく以下の理由によるものだ。

①麦藁が夏場の暑さ対策として役立つ
藁は特に夏場の直射日光から作物を守るのに有効で、根元に敷いて水分蒸発を抑えたり地温の上昇を抑えたりするのにとても役に立つ。ホームセンターやJAでも手に入るがひと束数百円もして意外に高いのだ。

②畑の雑草対策として有効
麦を畝間に植えておくことで雑草が生えてこなくなる。毎年GW頃になると急に雑草が増え始め、真夏には雑草除去が悩みの種なので、踏まれても踏まれても負けない麦の強さに助けてもらうのだ。もう少し大きくなったら麦踏みの時期だ。

③豆類のアブラムシ対策として有効 
バンカープランツとも言われるが、空豆には大量のアブラムシが付くので、小麦を植えることで小麦にアブラムシが付き、そこに天敵のてんとう虫や蜂がやってきてアブラムシを退治してくれ、ついでに空豆のアブラムシも食べてくれるというわけだ。うまくしたことに小麦に付くアブラムシは空豆には付かないということなので、バンカープランツとしての効果は抜群なのだ。

秋撒き小麦とは・・・
秋に撒いて春に収穫する小麦のことを「秋撒き小麦」というが、小麦には4~5月に播種して9~10月頃に収穫する春小麦と、9~11月に播種して5~6月に収穫する秋小麦の2種類がある(地域によって差がある)。北海道で栽培されているのは多くが秋小麦で、雪の下で越冬して時間を掛けて成長するので、収量が春撒きに比べて多く、春小麦よりも力強く生育し、手もかからないのだそうだ。小麦は、輪作体系の中で馬鈴薯や大豆、ビート等とともに重要な作物となっている。本州の温暖な地域では、小麦の多くが稲作の裏作として栽培され、稲刈りが終わった11月頃に播種し、翌5月末から6月上旬に収穫、その後水が張られて田植えが行われる。

以前このブログでも紹介したが、香川県の「さぬきの夢」はうどん用の小麦として10年ほど前に開発されたもので、稲作の裏作として広く栽培されている。香川県では古くから稲作の裏作として小麦が栽培され、ローカルの製粉会社も多い。このような背景が讃岐のすばらしいうどん文化を育んできたのだろう。
★さぬきの夢⇒こちらから
麦秋(ばくしゅう)という言葉がある。麦の穂が実り、収穫期を迎えた初夏の頃の季節のことで、「秋」とついているが5-6月頃のことを指す。これは秋らしい黄金色の畑が、秋撒き小麦では初夏にあらわれるのでそのように表現されてきたのであろう。古くから小麦は秋撒きが主流であったということだ。

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・玉ねぎの畝の脇で生育を始めた小麦。発芽したばかりだが、もう少し生育したら麦踏みを行ってより強く生育を促す。



横浜・池辺農園 そら豆の生育がやや遅れ気味 [池辺農園のはなし]

冬場はほとんど農閑期となっている池辺農園の様子を紹介したい。
11月末に播種したそら豆がようやく芽を出したが、例年に比べると随分遅れている。
去年も寒い冬だったが、先々週の積雪による被害や地温の下落などで、さらに生育が遅れることが心配される。
春には花が咲いて実をつけてくれるだろうか。今週~来週にかけても寒さが厳しいようだ。

①例年なら、この時期10センチ程度には生育しているはずだが、まだ5㎝程度だ。週末しか作業できないので播種のタイミングがやや遅かったのだろうか。
例年の開花は4月中~下旬、収穫は5月20日頃からだ。
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②11月に定植したたまねぎも成長が思わしくない。こちらは去年も同様で、3月になり気温が上がり始めると急に成長するのでそんなに心配いらないだろう。
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横浜・池辺農園 全面耕転を終えたら玉葱のマルチ張り [池辺農園のはなし]

借り物の耕運機が予想以上に働いてくれたので、全面耕転は午前10時頃頃から始めて12時過ぎに終了した。来週はいよいよ玉葱の作付けを行うが、時間に余裕ができたので今日のうちにマルチ張りを行うことにした。

①毎年、玉葱は早生種、晩生種、赤玉葱など約1000~1500玉を11月末に定植し、5月頃には収穫する。今年も早いもので、玉葱や空豆、エンドウ豆の作付け時期が近づいてきた。まずは玉葱用のマルチを張るための寸法だしと溝掘りを行う。この作業は山下農園でも半年に一度は行う手馴れた作業なので、誰かの指示が無くとも手際よく進行する。溝が浅いと強風などでマルチが剥がれる原因となるので、しっかりとサクッていく必要がある。
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②近くのJA横浜メルカートきたに行き、玉葱用に7つ穴130cm幅の黒マルチを購入し畑に敷いていく。地温を上げて野菜の生育を促進するなら透明なマルチが有効なのだが、池辺農園では、手のかかる除草を少しでも減らせるように黒マルチを使用して雑草の繁殖を防止している。
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③今日さといもをすべて収穫した。池辺農園の他のメンバーのさといもは、夏場の水不足と高温・乾燥の影響でやや小さめなのだが、我々の区画のさといもは葉が大きく茂り立派に成長している。我々の区画は傾斜地の上の方に位置するため雨水の通り道になり、水分が豊富だったのかもしれない。里芋の生育には特に夏場の水分が欠かせないのだ。
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横浜・池辺農園 小野ファームから牛堆肥がとどき全面耕転 [池辺農園のはなし]

戸塚区の小野ファームから注文してあった牛堆肥がとどいたので、1年ぶりに全面耕転を行った。春は豆類の栽培があるため畑全体で作物が途切れることが無いのだが、秋(11月末)は、さつま芋や里芋など芋類の収穫が終わると、いったん栽培作物がなくなるので、この機に畑全面を耕転するのだ。キャベツ、ハクサイ、ブロッコリー、小松菜など冬物の葉物野菜は山下農園で栽培しているので、こちら池辺農園では栽培していない。

①土曜日の朝、横濱ビーフを生産する戸塚区の小野ファームから牛堆肥が届いた。山下農園でも池辺農園でもこの牛堆肥がないと始まらない。土作りにとってとても大切な存在なのだ。今年は小型の耕運機を2台準備しいよいよ畑全面の耕転の開始だ。
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②まずは、畑にある作物をすべて撤去して、堆肥を定量ずつ置いていく。池辺農園では基本的に化成肥料は使用しないので、牛堆肥と鶏糞を撒く。
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③いよいよ耕運だ。使い慣れない借り物の耕運機なので、最初は上手くいかなかったが、次第に耕転できるようになってきた。約2.5時間で全面耕転を終了したのて、なんとか日没までにはすべての作業を終えられそうだ。
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横浜・池辺農園 さつま芋掘り ミミズと蛙 [池辺農園のはなし]

10月末の話になるが、池辺農園で蔓切りを終えたさつま芋を掘りあげた。

①さつま芋掘りは重労働なので、今年もFさんの会社の方(若い女性とご家族)がお手伝いしてくれた。まずはさつま芋の蔓切りを行い、スコップで掘り上げていく。
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②蔓を切っていると、蛙が飛び出してきた。たしかに蔓の下は雨の影響もあり湿っ気ているが、川も池もない場所にどうして蛙がいるのか不思議だ。
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③さつま芋を掘り上げるとミミズが飛び出してきた。せっかく気持ちよく眠っていたのに、明るい地上に放り出されて迷惑そうだ。この畑の耕作をはじめた2009年夏は、いかにも痩せた茶色の硬い土で、何を栽培してもうまくいかなかったが、3年が経過し土の質もかなりよくなってきた。ミミズが住んでいるというのは土が良い証拠なのだ。
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横浜・池辺農園 収穫の秋 さつまいもとかぼちゃが豊作だ [池辺農園のはなし]

さて、池辺農園では春から初夏に仕込んださつまいも、さといも、南瓜(かぼちゃ)が収穫期を迎えている。今年は猛暑と水不足が心配であったが、概ね豊作となりひと安心だ。

①先週末に池辺農園で収穫した芋類と南瓜(かぼちゃ)。
じゃが芋はかなり収穫期を過ぎているが、さつま芋にさといも、かぼちゃと横浜はまさに収穫の秋本番といったところだ。
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★試し掘りしたさつま芋(パープルスイートロード)、★土中でキヤリングしていたじゃが芋(マチルダ)、★試し掘りした里芋(品種不明:土垂系)、★畑でキヤリングしていたかぼちゃ(品種不明:黒皮の栗系かぼちゃ)、★大きく成長してきた新しょうがを収穫した。

②かぼちゃは、9月中旬には収穫できるサイズに成長したが、でんぷん質を糖化させ甘さを十分に引き出すために、収穫せずにそのまま畑に放置しておいた。蔓が茶色に変色したところで、熟成が進んだと判断し一気に収穫した。さて今年のかぼちゃまの味はいかがなものか。
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横浜・池辺農園 マチルダ(じゃがいも)の収穫 [池辺農園のはなし]

昨日に続いて池辺農園の話題。3月にじゃが芋を作付けする際、マチルダというじゃが芋の味が良いという話をしたところ、早速Nさんが食用のマチルダを購入した。何年か前に仕事で北海道十勝地方のある農協を訪問した際に、マチルダというとても旨いじゃが芋があるので販売できないかと紹介されたのだ。やや黄色がかった小粒の芋で、とても甘くねっとりとしたさつま芋のような食感に感動したことを記憶している。

①マチルダ(MATILDA:じゃが芋)⇒1985年にホクレンがスウェーデンから導入した品種で、十勝地方の特定JAでしか栽培されておらず、門外不出の幻のじゃが芋だ。食用の芋は広く販売されているが、栽培用の種芋は十勝以外には出回っていないようなので、今回は食用の芋を購入してテスト的に栽培してみた。食用の芋を種芋にして栽培するとウイルス病になる可能性があるので、今回は池辺農園から数分の距離にあるFさんの菜園でテスト栽培することにした。
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②収穫したマチルダ なかなかの出来だ。ただし横浜は十勝に比べて気温が高く雨も多いことからややサイズが大きい。十勝のマチルダはゴルフボールよりひとまわり大きい程度だ。こんなにおいしい芋を世の中に普及させるために、道外でもぜひ種芋を販売してほしいものだ。ところでどうして今頃じゃが芋?と思われるかもしれないので、今回の芋は3月に作付けしたので、横浜では6-7月頃が収穫期となるが、食べきれないので地上部分の蔓を切り地中に置いておいたのだ。
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横浜・池辺農園 さつま芋の蔓切りと試し掘り [池辺農園のはなし]

久々に池辺農園の話題。10月も半ばを過ぎ、5月に作付けしたさつま芋がそろそろ収穫期となってきた。毎年収穫が遅れて芋が肥大化してしまうので、これ以上成長しないように、まずは蔓切りすることにした。このまましばらくは土の中でキヤリングさせて、11月上旬に芋を収穫する予定だ。

①畝の半分程度まで蔓を切っていく。蔓を切ることでさつま芋の成長を止められる。
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②次にさつま芋を試し掘りしてみる。今年は適度な雨と高温で、かなり出来がいいようだ。左が紅はるか、真ん中がパープルスイートロード、右が安納芋だ。
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③実は、今日山下農園でも恒例のさつま芋掘りが企画され、我々の畑のとなりにあるO講師の畑で山下農園のメンバーが芋掘りを楽しんだ。さつま芋掘りが終わると横浜も秋本番だ。
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横浜・池辺農園 さといも(里芋)の探り掘り さつま芋のつる返し [池辺農園のはなし]

久々に池辺農園の話題。スイカの収穫と片付けを終え、とり残したじゃがいもを収穫して、いよいよ、さといもとさつま芋の収穫を待つばかりだ。

①今年のさといもは、猛暑と水不足の影響による芋の不作が心配だが、葉は大きく茎も太くしっかりとしており地上部分を見る限り問題ないようだ。10月末から11月上旬が収穫期だが、芋の出来を確認するため探り掘りを行った。
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②探り掘りの結果は、不作ぎみ。地上部分はしっかりしているが芋があまり付いていないようだ。彼岸を境にに気温も下がりようやく雨が降るようなったので、今後の生育に期待しよう。
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さといものとなりは新ショウガ。里芋の脇に作付けしたがまずまずの出来だ。味噌を付けてそのままかじってもおいしいようだ。
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②6月に作付けしたさつま芋は11月中~下旬が収穫期になるが、この時期つる返しを何度か行い、土中の芋に栄養がしっかりと行き渡るようにする必要がある。さつま芋のツルは、地面を這ううちに節々からどんどん根が張って、そこに小さな芋がなってしまうため、何度かつる返しをして根をきちんと切っておく必要があるのだ。
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横浜・池辺&山下農園 伏見甘長がたわわに実り、にがうり(ゴーヤ)の収穫間近 [池辺農園のはなし]

池辺農園では、スイカの収穫が最盛期となっているが、いつの間にか5月に山下農園のハウスで種から苗を育成した「伏見甘長」がたわわに実っている。大きさと言いかたちと言い最高の出来だ。京都あたりのちょっとした小料理屋で伏見甘長の炭火焼を注文すれば、700~800円はくだらないだろう。贅沢な味を楽しむことにしよう。
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また山下農園では、5月19日・番外地(共有地)に苗を定植した夏野菜の代表格ゴーヤ(にがうり)が、高温と日照でグングンと伸びて大きな実を付け始めた。早く収穫してチャンプルーやおひたしにして食べたいな。
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今週末は、いよいよ、台風で傷みながらもたくさんの実を供給してくれたキュウリの片付けだ。ちょっとさびしくなるなぁ。

横浜・池辺農園 スイカが食べ頃 早く収穫して食べないと [池辺農園のはなし]

池辺農園では、5月に収穫前の玉ねぎの畝の脇に作付したスイカが、そろそろ食べ頃となってきた。

①スイカの区画は動物や鳥に食べられないよう周りにネットを張って、上はひもをはり巡らせた。これでハクビシンやカラスの被害からスイカを守れそうだ。動物たちに食べられないうちに早く収穫しないと・・・・。
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②収穫時期の目安は、スイカがぶら下がったツルのすぐ上にあるヒゲが枯れているかどうかがポイントだ。この画像にあるスイカはヒゲが枯れているので収穫適期だ。
品種は「入善スイカ」だったか「うり坊」だったか・・・。
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横浜・池辺農園 黄色いズッキーニ はじめての栽培 [池辺農園のはなし]

池辺農園では、グリーンピース、そら豆、玉ねぎの収穫が終わって、次はいよいよジャガイモの収穫だ。また春先に山下農園のハウスで苗を育成し、5月に池辺農園に定植した黄色いズッキーニが収穫適期となってきた。

①鮮やかな黄色のズッキーニが成長してきた。形はまったく異なるがかぼちゃの仲間らしい。
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②山下農園でもらったトマトとピーマンの苗は生育がいまひとつだが、ズッキーニは土がやせた池辺農園でも元気に育っている。うどんこ病の症状が出ているが、気にすることはなさそうだ。
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③さてどんな料理をつくろうか。
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横浜・池辺農園 台風の被害はほとんどなく、玉ねぎが豊作 [池辺農園のはなし]

さて山下農園の共同作業を終えたあと、池辺農園では久々の晴れ間を狙って玉ねぎの収穫とそら豆の片づけを行った。

①台風の強風で葉っぱがすべて吹き飛んでしまい、枝が風下側にキレイに曲がったそら豆。幸いなことに、先々週収穫を終えているので実質的に被害なく、葉が無い分むしろ片付けやすくなった。
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②Kさんが栽培されていた六条大麦も、強風ですべて倒れてしまっているが、すでに麦の穂先だけは収穫してあったので被害はない。良い麦わらが取れそうだ。
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③玉ねぎの葉が倒れ収穫期を迎えていたが、週末は雨が多く2週間以上収穫できないでいた。この土曜日は久々の好天なのですべて収穫を行った。冬場~春先に掛けての低温で生育が悪くどうなることやら心配していたが、GWあたりから気温が上がってきたことで一転豊作となった、ものすごい収穫量だ。
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④晩生種の玉ねぎは小屋の軒下に吊るしてよく乾燥させる。こうすれば半年以上日持ちするのだ。早生種は1ヶ月程度しか日持ちしないので、サラダやスライスしてどんどん食べないとすぐに傷んでしまう。
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横浜・池辺農園 じゃが芋の探り掘り&さつま芋の定植 [池辺農園のはなし]

池辺農園では、じゃが芋の花がちょうど満開を迎えているが、すでに芋が収穫できるほどの大きさに育っているので、探り掘りでいくつか収穫してみることにした。

①じゃが芋の探り掘り:畝ごと掘り起こして一斉に収穫してしまうのではなく、手探りで玉が大きそうな芋だけをひとつひとつ収穫する。この作業で十分に生育していると判断できる場合は畝単位で一斉に収穫していくのだ。
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②そろそろさつま芋の作付け時期だが、まだじゃが芋を収穫していないので、さつま芋の苗をひとつひとつ手作業で、じゃが芋と小麦の間に植えていくことにした。元気に茂ったじゃが芋と小麦をかき分けて定植していくのはひと苦労だ。
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③さつま芋の苗:さつま芋はじゃが芋やさといもと違い、種芋ではなく苗を植えていく。
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参考書によると、さつま芋の定植は船底植えが良いらしい。茎を寝かした形ですべて地中に埋めて葉だけを出す方法。
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横浜・池辺農園 じゃが芋の濃い紫の花は新品種ピルカ アイルランドの悲しい歴史 [池辺農園のはなし]

先日紹介したじゃが芋の花の品種が間違っていたので訂正します。キタアカリの花はこんなに濃い紫だったかなと思い今日畑で確認したところ、濃い紫の花は「ピルカ」だった。ピルカは2010年に北海道の優良品種として認定された新しい芋で、シストセンチュウへの抵抗性が強く、馬鈴薯よりも多収である点が特徴らしい。

①濃い紫色が美しい「ピルカ」の花
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②キタアカリの花は薄く紫がかった白っぽい花
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③池辺農園でNさんとじゃが芋談義をしていたときに出たのがアイルランドの話しだ。
早速アイルランドとじゃが芋の悲しい話について調べてみた。
1845年当時、アイルランドはイングランドの支配下にあり、国民は麦を主食としていたが、高い小作代を払えなかった小作農民は、高い税を払わなくてもよく生産性の高いじゃが芋に生産をシフトさせ、人口の約3割が主食料をじゃが芋に頼るようになっていたようだ。
1845年にヨーロッパ全域でじゃが芋の疫病(胴枯れ病)が発生し大不作となったのだが、当時のイングランド王国や貴族は、食糧確保や輸出禁止など国民の生命を守る施策を取らなかったことから、アイルランドでは食料が不足し大飢饉となり、人口の約1-2割が命を落とし、約2割以上が国外に逃れたというのだ。未だにアイルランドと北アイルランドを合わせた人口は、大飢饉前の水準に達していないしいうのだから相当ひどい状況にあったことは間違いない。
なるほど、かつて仕事で知り合ったアメリカ人やオーストラリア人に何人もアイルランド出身の方がいたのだが、こうした背景があったことを初めて知った。
たかがじゃが芋、されどじゃが芋なのだ。今のところ順調に育っているが、じゃが芋は病気に弱いので要注意だ。


横浜・池辺農園 グリーンピース(えんどう豆)が食べ頃に  [池辺農園のはなし]

池辺農園では、秋~冬にかけて作付けしたグリーンピース、そら豆、玉ねぎ、いちごなどが収穫期を迎えている。グリーンピース(えんどう豆)は今週末あたりが収穫適期となりそうだが、かなりの豊作なので、先週早めに収穫することにした。

①丸々と太ったグリーンピース。この程度までさやが丸々してきたら収穫時だ。
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②生のままサヤから豆を取り出す。今年のグリーンピースはかなりの豊作だ。
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③市販品ほど大きくはないがなかなか良い出来だ。お店で買うとかなりの値段なのに驚いた。
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横浜・池辺農園 じゃが芋の花 [池辺農園のはなし]

池辺農園では、秋に定植したそら豆、グリーンピースが収穫期を迎え、3月に作付けしたじゃが芋の花が満開となった。今年はまったく間引きをしなかったので、かなり葉っぱが茂っている。間引きをしないと小さめの芋が沢山できるらしいのだ。今年は天候に恵まれ生育が順調なので、6月末頃が収穫のピークになりそうだ。

①紫色の花が美しいキタアカリ
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②白く上品な十勝こがねの花
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③じゃが芋の花としては一般的な淡い紫色のこがね丸、スタールビーの花
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④今年のじゃが芋作付け内容 
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横浜・池辺農園 春本番その2 大麦、たらの芽・グリーンピース・いちご [池辺農園のはなし]

池辺農園では、まさに春本番、農園の緑がすばらしく美しい。野菜たちも元気良く育っている。

①Kさんの六条大麦が大豊作だ。麦の穂が風になびいてとても美しい。
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②たらの芽が青々とした新芽を元気に出している。天ぷらにして食べてみよう
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③苺が食べ頃に カラスに見つからないうちに早く収穫しないと
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④黄色いズッキーニの種を山下農園のIさんが立派な苗に育ててくださったので定植してみた。さてうまく育つだろうか。
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⑤葱坊主が満開に 葱坊主は天ぷらにすると美味しいらしい。
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横浜・池辺農園 農園は春本番 たらの芽、アスパラ、葱坊主 [池辺農園のはなし]

先週はGWのイベントのため山下農園も池辺農園もお休みした。今日は元気に芽を出し始めた野菜たちの状況について報告しておきたい。
①昨冬植えたネギに葱坊主が、早く収穫ししないと・・・・・
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②アスパラもぐんぐんと立派に成育
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③たらの芽がそろそろ採り頃に
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④イチゴの苗に花が咲いた。もうすぐ実がなり収穫も間近だ
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横浜・池辺農園 グリーンピースの花 アスパラのネット張り [池辺農園のはなし]

14日(土)は土砂降りの雨だったので、山下農園の共同作業は今日15日(日)に順延となり、池辺農園の作業も日曜日午後に延期したた。

①グリーンピースに花が咲いた
4月に入りグングン気温が上がってきたので、グリーンピースの花が一気に咲き出した。白く美しい花だ。この花が終わると実が付きだして5月上旬には収穫ができるようになるはずだ。
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②アスパラにネットを張る
アスパラは先週の強風でかなり折れてしまったが、いくつかは元気に芽を出し始めた。
2009年冬に苗を作付けして以来、今年で3年目の夏を迎えるので、いよいよ本格的な収穫が始まる。アスパラは背丈以上の高さに生育するが、風に弱く折れやすいので、今年は全体にネットを張って倒れないように工夫した。3年間の経験から学んだことだ。今回はひざの高さにネットを張ったが、背丈が伸びてきたら胸あたりの高さにもう一回ネットを張る予定だ。
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横浜・池辺農園 待ち遠しかった春の訪れ アスパラと馬鈴薯の新芽 [池辺農園のはなし]

「暑さ寒さも彼岸まで」という諺がまったく通用しないくらい寒さの厳しい3月であったが、4月の声を聞いて、ようやく春らしい気候となってきた。3月最後の土曜日は土砂降りの雨であったが、4月の幕開けは晴天・春爛漫の陽気になったので、あわてて畑に向かった。

①アスパラの新芽
今年もアスパラが顔を出した(安堵)。2009年12月に昨付けして以来3シーズン目を迎えるので、いよいよ今夏から本格的な収穫が可能となる。昨夏は手入れが行き届かず伸び放題にしてしまったので、芽を出してくれるか心配であったが、なんとか元気に育ってくれそうだ。
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②じゃが芋の新芽
3月3日に作付けしたじゃが芋が芽を出した。気温の低い日が続いたので1ヶ月近くもかかったが、なんとか顔を出してくれたので安心だ。通常は土盛りだけでマルチを張らずに栽培するのだが、我々は地温の上昇を即して生育を早めるため、黒いマルチを張ることにしたのだ。マルチのせいで芽が出てきても外からではわからないため、触手で芽を見つけてはマルチに穴を開けて、芽を日光にかざしてやるという手間のいる作業を行った。
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