今年もクラフトフェアまつもと2014へ(その2) [クラフトフェアまつもと2014]
長野県松本市のあがたの森で毎年この時期に開催されるクラフトフェアは、陶磁器や木工製品の他、繊維製品、金属、皮製品、食品など様々なカテゴリーから出展されているが、いずれも原材料や製法にこだわった製品(作品)ばかりでとても興味深い。その中でも特に気になった作品や職人さんを紹介したい。
①倉敷で羊毛製品を製作する職人さんのショップを見つけた。羊毛を仕入れて洗い、糸に紡いで、織機で織っているとのことで、特徴的なのは羊の品種ごとに原毛を区分して、それぞれの特徴を生かした製品に仕上げているいること。今回はコースターの出品だったが、ウール独特のやわらかな風合いがあってとても美しく仕上がっている。羊の品種でこんなに製品の仕上がりに違いが出るとは驚きだ。右がイギリス原産の黒い頭が特徴のサフォークの白い毛を織ったコースター。なかなか味のある仕上がりだ。
②木曽の大桑村で、陶器や木片に漆を掛けて仕上げる独特の作品を作る職人さんのショップを訪問した。
自分で焼き上げた陶器に漆をかけて描いていくという独特の作品、ちょっとお高いので手が出なかったが、なかなか味のある素晴らしい作品だ。
③昨年も気になった手編みの蔓のバッグ 今や国内で山ぶどうやクルミ、さくらなどを手で編んだバッグは、材料の入手が困難となったことから、ものづくりそのものがどんどん中国や東南アジアに移行してしまったが、こうして国内産にこだわって製作している職人さんもいるのだ。手編みならではの質感がなんともすばらしい。
④昨年も出展されていた箱根寄木細工の職人さんのお店、色や木目の異なる木の組み合わせがとても美しい。
➄北欧デザインの羊毛の敷物職人さん。すべてが手織りのよう、デザイン性が高く、カラーバランスがなんとも素晴らしく北欧らしい雰囲気だ。
➅最後は、地元長野県内をはじめ関東からも数多く出展されている天然酵母と地粉を使用したベーカリーだ。妻のお気に入り、飯綱高原のパン屋さん「きなり」の天然酵母パンは、いつも混んでいてすぐ売り切れてしまうので開店したらすぐに買いにいかないと。
来年のクラフトフェアをぜひお楽しみに
①倉敷で羊毛製品を製作する職人さんのショップを見つけた。羊毛を仕入れて洗い、糸に紡いで、織機で織っているとのことで、特徴的なのは羊の品種ごとに原毛を区分して、それぞれの特徴を生かした製品に仕上げているいること。今回はコースターの出品だったが、ウール独特のやわらかな風合いがあってとても美しく仕上がっている。羊の品種でこんなに製品の仕上がりに違いが出るとは驚きだ。右がイギリス原産の黒い頭が特徴のサフォークの白い毛を織ったコースター。なかなか味のある仕上がりだ。
②木曽の大桑村で、陶器や木片に漆を掛けて仕上げる独特の作品を作る職人さんのショップを訪問した。
自分で焼き上げた陶器に漆をかけて描いていくという独特の作品、ちょっとお高いので手が出なかったが、なかなか味のある素晴らしい作品だ。
③昨年も気になった手編みの蔓のバッグ 今や国内で山ぶどうやクルミ、さくらなどを手で編んだバッグは、材料の入手が困難となったことから、ものづくりそのものがどんどん中国や東南アジアに移行してしまったが、こうして国内産にこだわって製作している職人さんもいるのだ。手編みならではの質感がなんともすばらしい。
④昨年も出展されていた箱根寄木細工の職人さんのお店、色や木目の異なる木の組み合わせがとても美しい。
➄北欧デザインの羊毛の敷物職人さん。すべてが手織りのよう、デザイン性が高く、カラーバランスがなんとも素晴らしく北欧らしい雰囲気だ。
➅最後は、地元長野県内をはじめ関東からも数多く出展されている天然酵母と地粉を使用したベーカリーだ。妻のお気に入り、飯綱高原のパン屋さん「きなり」の天然酵母パンは、いつも混んでいてすぐ売り切れてしまうので開店したらすぐに買いにいかないと。
来年のクラフトフェアをぜひお楽しみに
今年もクラフトフェアまつもと2014へ (その1) [クラフトフェアまつもと2014]
昨年に引き続き、今年もクラフトフェアまつもと2014に参加し初夏の信州を楽しんだ。
毎年5月の第4土日に開催される「クラフトフェアまつもと2014」は、1985年に始まり、今年で30周年を迎えた歴史のあるイベントだ。この時ばかりは、松本市内全体が工芸の街になる。
①クラフトフェアは市街地の東端にある「あがたの森公園」で開催され、6-7万人もの来場があるのだ。今年も全国から優れた工芸品を求めて大勢の見学客でにぎわった。かなりの混雑だ。
②今年もガラスや陶磁器に特長のある面白いものを見つけた。陽の光に照らされてガラスが輝いている。
毎年5月の第4土日に開催される「クラフトフェアまつもと2014」は、1985年に始まり、今年で30周年を迎えた歴史のあるイベントだ。この時ばかりは、松本市内全体が工芸の街になる。
①クラフトフェアは市街地の東端にある「あがたの森公園」で開催され、6-7万人もの来場があるのだ。今年も全国から優れた工芸品を求めて大勢の見学客でにぎわった。かなりの混雑だ。
②今年もガラスや陶磁器に特長のある面白いものを見つけた。陽の光に照らされてガラスが輝いている。