SSブログ

秋の一日、春の七日 ほうれん草と小松菜 [山下農園のはなし]

「秋の一日、春の七日」
立秋をすぎると、日照時間がどんどん短くなって気温も下がるので、秋の作業の一日遅れは春の七日遅れと同じだという戒めの言葉だ。この業界では常識として知られているようで、池辺農園の師匠Nさんから聞いた。

①11月5日に播種した山下農園のほうれん草 播種後60日以上経過したがまだ収穫には早い。
P1090960.jpg
山下農園では、9月20日の台風で茄子が大きな被害を受けてしまったため、急遽撤去して小松菜の種を撒いて10月末に収穫を行った。その後、10月中旬(茄子の撤去後)に播種するはずだったほうれん草と小松菜を半月遅れで播種したのだ。
播種は10月20日頃までにすべきところだったが、11月5日になってしまったので、正月を過ぎてもまだ収穫できるほど成長していない。12月中旬以後、急に寒さが厳しくなったので、ほとんど生育していなのではないだろうか。

②山下農園の小松菜 こちらは生育不良のため小さいまま大人になってしまった。 
P1090955.jpg

③池辺農園の赤かぶ(上)とチンゲンサイ(下)
11月26日に少し遅れて播種したため、地温を上げようと不織布を掛けて保温してみたが、やはり生育は思わしくない。
CIMG6872.jpg
CIMG6875.jpg

ことわざに無意味なものはなく、言い伝えには根拠があるということが改めてよくわかった。

この広告は前回の更新から一定期間経過したブログに表示されています。更新すると自動で解除されます。