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横浜・池辺農園 イチゴの収穫 [池辺農園のはなし]

池辺農園ではイチゴが真っ赤な実をつけて収穫適期となっているが、早く採らないと先に鳥に獲られてしまう。Kさんの畑で見事なイチゴがなっているのだが、収穫される様子がまったくないので、ご本人の承諾を得て少しいただくことにした。

①見事に実をつけたイチゴ。サラリーマン農業でもこんなに立派な実をつけるのだ。
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②K沢さんがK田さんの畑に侵入してイチゴを試食している。実に旨そうだ。
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③池辺農園でも実に美しく立派な葱坊主が出現した。葱坊主をから揚げにするととても美味しいらしいので、いちどお試しあれ。
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横浜・池辺農園 馬鈴薯の探り掘り  [池辺農園のはなし]

池辺農園では、栽培期間の関係で山下農園では栽培できない芋類を栽培している。5月中旬だというのに真夏の暑さで、午後の作業は身体がきつい。

2月に作付けした馬鈴薯がそろそろ収穫適期となってきたので「探り掘り」してみることにした。馬鈴薯は、一斉に収穫してしまうことが多いのだが、スコップや鍬ではなく、手で少しずつ掘り返してみて、成長した芋だけを収穫するのが「探り掘り」だ。芋は掘ってみないと出来が分からないので、収穫が早すぎるなどの失敗を避けるために適した方法なのだ。

①馬鈴薯の花がちらほらと咲いた。馬鈴薯の花は満開ではなく2~3割咲く程度が芋の品質のためには良いらしい。「とうや」の花は白く、「きたあかり」の花はうすい紫だ。
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②今日は、「とうや」「きたあかり」「だんしゃく」の三種類を収穫した。
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横浜・山下農園 ナスの支柱立てとゴーヤの定植・ネット張り [山下農園のはなし]

今週の共同作業は、上半期の山場であるなすの支柱立てだ。これでトマト、キュウリ、ナスと夏野菜御三家の支柱立てすべてが終了だ。今後、徐々に気温が上がり一雨ごとに誘引と整枝、収穫に追われる日々がやってくるのだ。

①夏野菜御三家の最後はナスの支柱立てだ。なすの支柱はトマトとは違い斜めにクロスさせて立てていくので角度や高さを一定にする技術が必要だ。斜めに立てるのは、成長とともに葉や枝が密集するので、空間を作って風通しと日当たりを良くすることで、病気を防ぎ成長を即すためだ。
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②ナスの誘引と整枝を行う。新人のTさんが、先週のキュウリに続きベテランのIさんに手ほどきを受ける。ナスの整枝と剪定はコツがいるのでなかなか難しいのだ。
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③整枝と誘引をおえた茄子。この時期、風通しを良くすることが大切なので、成長に影響のない地面に近い枝はすべて落としてしまう。※一番初めに花が咲く枝が主枝で、第二枝はそのすぐ下から伸びる枝なので、ここから下の枝と地面にくっついた葉はすべて除去してしまう。最初の枝の選定の正確さが、後の収穫量を左右するので、枝の選定と誘引の知識は大事なノウハウだ。
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④共同区画(我々は番外地と呼んでいる)にゴーヤを定植した。
今年は、例年の倍近くの約10メートルの区画に9株を作付けした。7月の収穫が楽しみだ。
この夏は節電のため「緑のカーテン」に取り組む家庭が多いようで、ゴーヤの苗が売り切れでなかなか手に入らない。この苗はO講師が種から育てたものらしい。
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横浜・池辺農園  O講師の畑でスナップえんどうの詰め放題イベント! [池辺農園のはなし]

今週15日(日曜日)の朝9時、池辺農園の隣にあるO講師の畑に召集がかかった。
スナップエンドウが収穫時期になったので、山下農園と中山農園の生徒に詰め放題企画の声が掛かったのだ。

①我々の池辺農園でもスナップえんどうを栽培しているが、O講師の畑は、支柱を立て、ネットを張り巡らせたプロ仕様だ。丸々と太った売り物のエナップえんどうを生徒全員で黙々と収穫した。元を取らなきゃ。
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②この袋に詰め放題で300円、スーパーの店頭では考えられない値段だ。
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③スナップえんどうの白い花が美しい。独特の形だ。
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横浜・山下農園 キュウリの支柱立てと誘引 [山下農園のはなし]

先週のトマトに続き、今週の共同作業はキュウリの支柱立てと誘引だ。
いよいよこの時がやってきたかというのが素直な感想だ。O講師によると、6月の高温時期にはキュウリの枝が1日あたり約5㎝も成長するとのことなので、最低でも週に2回は誘引しないと枝折れの原因となってしまうのだ。いよいよ今週からは、出勤前に早起きして毎週2回の農園通いが始まる。

①キュウリの枝が折れないように注意しながらトンネルを外していく。
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②キュウリの支柱は逆ハの字に立てていく。O講師手作りのキュウリ専用の定規を使用して、水平を取りながらダンポールを刺す位置を決めていく。
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③山下農園では1株から枝を二本立てにして栽培する。ベテランのYさんが新人のTさんに手取り足取り誘引の方法を教える。キュウリは折れやすいので、必ず二人で誘引作業を行う必要があるのだ。
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④今年もいよいよキュウリの栽培がスタートした。今週から誘引のために週2日、収穫が始まれば週3日は農園に通う必要がある。サラリーマン菜園家にとっては厳しい夏がやってきたのだ。
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⑤二週間前に播種した枝豆の芽が成長してきた。水を含んで重たくなった土を突き破って元気に出てきた大豆の若芽に生命力の強さを感じる。今夏もこの枝豆でうまいビールが飲みたい。
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横浜・山下農園 トマトの支柱立てと誘引 [山下農園のはなし]

土曜日が結構な雨だったので、山下農園の共同作業は日曜日に延期となった。
農業とは直接関係ないが、今回の地震に関係する話題として、液状化の問題についてO講師から航空写真を見ながら説明があった。今回の地震では、さほど震度が大きくなかった関東の内陸エリアでも液状化が発生している場所があり、そうしたところでは地震の揺れも地盤の固い地域に比べて大きかったのではないかということだ。山下農園近くにある大型ショッピングセンターのシネコンの天井が落ちて休館が長引いているのも無関係ではないらしい。液状化は、河川沿いや田んぼや沼であった土地を後に宅地化、工業用地化したエリアで発生する可能性が高く、仮に液状化しなくても地盤が弱いので震度が大きくなる傾向にあるというのだ。横浜市消防局のHPに大地震発生時の液状化と震度予測があるので参考にされたい。
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①トマトの支柱立て 
トマトに被せてあったトンネルを外して支柱を立てる。山下農園ではストレートに立てた支柱に1株ずつ誘引していく正統派栽培方法なのだ。
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②当農園では、きちんと作業ができて当たり前。見た目の美しさも大事な要素なので、支柱の高さを測りながら頭を揃えていくという細かい作業が続く。
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③大きく育った苗を支柱に誘引していく。誘引は無理に茎を締め付けないで、今後の成長も見込んで余裕を持った大きさで麻ヒモを結んでいく。一番花も咲いて、いよいよ本格的なトマトの栽培シーズンに入ってきた。
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④山下農園の栽培方法は、わき芽をすべて除去して1株を一本建てで育成していく。誘引は、首吊りにならないよう、少しゆるめにするのが作業のコツだ。今年もトマトの支柱立てが終了し、きれいに仕上がった。
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横浜・池辺農園 いよいよそら豆が収穫期に アスパラとタラの芽をいただく [池辺農園のはなし]

4月9日から山下農園の2011年度新学期がスタートした。山下農園は4月開園で2月をもって契約が終了となるが、池辺農園の方は年度をまたいで栽培が可能なので、馬鈴薯やそら豆など冬から早春に作付けして初夏にかけて収穫する作物やアスパラなど収穫まで何年も要する作物を栽培している。

①11月中旬に作付けしたそら豆がいよいよ収穫適期になってきた。
先々週は、紫色の花がきれいに咲いていたが、あっという間にりっぱな実をつけた。あと1~2週間で収穫できそうだ。
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②Nさんが知らない間に作付けした栽培用のタラの芽が食べごろとなってきた。天然ものと違い、やわらかいので少々大きくなっても食べることができるのだ。
また2シーズン目を迎えるアスパラがあれよあれと言う間に成長してきた。これらを素揚げにしたが、なかなかの味だ。
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③2月下旬に作付けした馬鈴薯がどんどん成長してきた。このまま放置すると小さい芋が沢山出来てしまうので、1株2~3本程度に枝の間引きを行った。あと1ヶ月程度でいよいよ収穫だ。
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横浜・山下農園 枝豆(茶豆)、二回目の播種、トマト、なす、キュウリは順調に生育 [山下農園のはなし]

さて、いよいよゴールデンウイークだ。連休で行楽に出かける方が多いと思うが、「農」に携わるものとしては、夏野菜の作付けと手入れに最も忙しい時期で遊んでいる暇はないのだ。ただ我々の農園は趣味の世界なので、農作業自体が遊びなのだが・・・。

さて今日の作業は、先週苗が小さくて作業できなかったミニトマトの定植、茶豆の播種、なす、キュウリ、トマトの水遣りと区画外(番外地と呼ぶ)の畑に長芋の作付けだ。

①今年は例年より多い6名の新人さんが入園された。山下農園は、家庭菜園の延長ではなくプロレベルの農業技術の習得を通じて、本物の農業を楽しむというコンセプトなので、新人さんも技術習得が欠かせない。O講師によって鍬使いと誘引ヒモの結び方が徹底的に指導された。私も鍬使いの習得に4年、誘引のマスターに3年を要した。とても難しい作業なのだ。
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②茶豆の播種 今年は畑に直播きだ。茶豆は、独特の香りと甘みがあって実に美味しい枝豆だ。種も本当に美しい茶色なのだ。
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③先々週播種した枝豆が生育してきた。大切な芽を鳥に食われないよう糸を張る。小さなことだが、農作物を守るための大切な作業だ。このままひと穴2本の状態にしておくと枝が茂りすぎて風通しや日当たりが悪くなり、良い実ができないので、いずれ間引きすることになる。
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