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横浜・山下農園 春菊の収穫が最盛期 マリネにして消費拡大 早く採らないと [山下農園のはなし]

葉物野菜の収穫が最盛期を迎えているが、水菜、リーフレタス、春菊の消化が進まず難儀している。日曜日に春菊を収穫していたら、Fさんがサラダにして食べると独特の苦味と菊の香りが旨いという話をされていたので、早速試すことにした。

①春菊は、成長が進むと茎がどんどん太くなり硬くなってしまうので、一定の大きさになったところで、先を10-20センチ位切り落として収穫してしまう。こうすることで、わき芽がどんどん出てきて、その後もやわらかい春菊を収穫できるというわけだ。ただし低温と霜に弱いので、12月中旬頃までには収穫してしまわないと葉先が変色して傷んでしまう。
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②春菊はアクが少なく、カロテンはホウレンソウに匹敵するくらい豊富で、ビタミンCやカルシウム、鉄分なども含まれているので、実はサラダにして食べるには最適な葉物なのだ。
今回は、葉先と細めの茎部分だけをオリーブオイルでマリネし、黒胡椒と若干の塩を加えて揉んで、お手軽サラダにしてみた。好みに応じてレモン汁を加えたり、ゴマ油と白胡麻であえてもおいしいかもしれない。菊の風味と大人の苦味が生きたサラダ、ぜひお試しを
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横浜・山下農園 はやと瓜のシャキシャキ味噌漬け [山下農園のはなし]

山下農園では、毎年堆肥置き場の脇の棚でハヤトウリを栽培している。6月頃に作付けし、12~1月頃に収穫するのだが、今年もそろそろ収穫が近づいてきた。

☆ハヤトウリとは☆
ウリ科の多年草でメキシコ南部から熱帯アメリカ原産。大正時代に鹿児島県で始めて栽培されたのでこの名前がついたとのこと。なるほど。
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①はやと瓜は、皮をむいて、3-5ミリ程度の厚さにカットする。合わせ味噌に、みりん、酒を適量加え、好みに応じて出汁を少量加え、はやと瓜を漬け込む。
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②数時間冷蔵庫で置くと食べ頃に。水分が出て程よい漬かり加減だ。
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③はやと瓜はスーパーではほとんど売っていないが、11月頃になるとJAの直売所や道の駅等で買える。シャキシャキした食感が焼酎や日本酒に良く合ってとてもおいしいのだ。(ちなみにこの隼人瓜は、山下農園ものがまだ小さいので、いただきもの)
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横浜・山下農園 冬野菜の収穫真っ只中、白菜(ハクサイ)を収穫! [山下農園のはなし]

天候が良く冷え込みが弱いこともあるが、冬野菜の生育がとても早い。各野菜が一斉に収穫期を迎え消費が追いつかなくなってきた。先週は収穫祭で、今週の共同作業はお休み、年内はあと2回の作業を残すのみとなったが、冬野菜の場合は追肥や害虫除去など途中の手入れがほとんど必要なく、大きくなってきたらどんどん間引くか収穫していくだけなので共同作業をあまり必要としない。

①白菜(ハクサイ)がまさに食べ頃 鍋や漬物用として重宝する野菜だ。収穫適期かどうかの判断は、頭を手で押さえた時にしっかりと葉っぱが詰まって重い感じがすればOKだ。
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②ハクサイを根のところから包丁でカットして、外の葉を剥いでいくと丸々と太ったハクサイが現れた。このまま収穫せずに畑に置いておいても1月末頃までは品質的には問題ないのでゆっくりと白菜料理を楽しむことができる。
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③外の葉を剥いでゆくと、案の定葉と葉の間にはヨトウが眠っていた。土の中だけではなく、こうして作物の内部でも越冬するのだ。この白菜にはまったく食害が無いので、ヨトウは冬眠するためだけに入り込んできたか、白菜の中で産卵したのかのいずれかだろう。
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横浜・山下農園 畑の放射線量(空間線量)測定と数値の推移 [山下農園のはなし]

山下農園では2011年6月より、畑の10箇所で欠かさず毎週放射線量の計測を行っている。横浜市では行政が公園や学校で、JAが畑や農産物で検査を行い公表しているので、我々自身はそんなに神経質にはなっていないのだが、知り合いに野菜をあげたり子供が食べたりするので、安心を担保するために検査を継続しているのだと理解している。

①2011年3月の原発事故直後は線量計が手に入らず、ようやく6月になって中国製の5万円もする空間線量計をO講師が手に入れ、山下農園でも検査を始めた。去年の6月当時は、平均0.1マイクロシーベルト、最大で0.2マイクロシーベルトを超える値も時々見られたが、現在はかなり線量が落ちて、平均で0.05~0.08マイクロシーベルトで、最大でも0.1マイクロシーベルトを超えることはなくなった。
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②昨年冬からは、エステー化学が発売した低価格(当時は7980円定価販売で予約しないと買えなかった、今はネットで4000円以下でいつでも買えるようになった)で手軽に使える線量計に買い換えて検査を始めた。継続的に検査してわかったことは、線量計によって検出限界が異なり、今使用している線量計の検出限界は0.05マイクロシーベルトと以前使用していた中国製の線量計よりもかなり精度が高いらしいということだ。それにしても、この検査はいつまで続ける必要があるのだろうか。できれば検査する必要がなくなる日が一日も早く訪れてほしいものだ。
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去年まで使用していた中国製の線量計。広東省の企業で生産しているようだ。使ってみて感じたことだが、検出限界が高く(検査結果から0.08ppmと思われる)、検測もやや不安定に感じる。
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横浜・山下農園 収穫際の前にニンジンを収穫、大根も順調に生育 [山下農園のはなし]

土曜日は雨の収穫祭となったが、タウンニュース社の取材、牛堆肥を仕入れている小野ファームさん、苗を購入している三好種苗さん、駐車場をお借りしている老人福祉施設からご来賓をお招きして大盛況のうちに終了した。また収穫祭の準備の合間にニンジンを収穫した。

①来週の共同作業はお休みなので、そろそろニンジンを収穫しないと12月に入り時期遅れとなってしまうので、包丁を持たない男性を中心に収穫を行った。夏場の日照りと水不足で生育が心配されたが、そこそこの大きさに育った。ただ形や色が悪いもの、大きさも不ぞろいのニンジンが多く山下農園の野菜としてはやや素人っぽい感じの出来栄えだ。なかなか簡単に良い野菜は作れないのだ。
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収穫したニンジンは葉を落として、水洗いしてからお土産用に分ける。
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②青首大根は立派に生育してきた。あと1~2週間で収穫だ。土を持ち上げて力強く生育する姿は勇壮で実に頼もしい。
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聖護院は、まだまだ生育が遅く収穫までにあと1ケ月程度必要だろう。
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横浜・山下農園 収穫感謝祭 野菜の神様に豊作を感謝 [山下農園のはなし]

さて今日は恒例の収穫感謝祭だ。昼前からはあいにくの雨模様となったが、山下農園では春の新人歓迎会とともに秋の大事な行事で、たいへん盛り上がった。

①全員で記念写真、雨模様なのでハウスの中でポーズ。
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②毎年収穫祭では、野菜の神様に収穫した野菜とお酒を奉納して、豊作を感謝する。
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③今年もメインディッシュは、畑の野菜をふんだんに使った具だくさんの豚汁とKさんの手打ち蕎麦だ。
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今年の蕎麦は、茨城県産の新そば粉を使用し、Kさんが自分で打った自信作だ。
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蕎麦屋で食べるよりもおいしい、相当レベルの高い蕎麦だ。
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横浜・池辺農園 全面耕転を終えたら玉葱のマルチ張り [池辺農園のはなし]

借り物の耕運機が予想以上に働いてくれたので、全面耕転は午前10時頃頃から始めて12時過ぎに終了した。来週はいよいよ玉葱の作付けを行うが、時間に余裕ができたので今日のうちにマルチ張りを行うことにした。

①毎年、玉葱は早生種、晩生種、赤玉葱など約1000~1500玉を11月末に定植し、5月頃には収穫する。今年も早いもので、玉葱や空豆、エンドウ豆の作付け時期が近づいてきた。まずは玉葱用のマルチを張るための寸法だしと溝掘りを行う。この作業は山下農園でも半年に一度は行う手馴れた作業なので、誰かの指示が無くとも手際よく進行する。溝が浅いと強風などでマルチが剥がれる原因となるので、しっかりとサクッていく必要がある。
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②近くのJA横浜メルカートきたに行き、玉葱用に7つ穴130cm幅の黒マルチを購入し畑に敷いていく。地温を上げて野菜の生育を促進するなら透明なマルチが有効なのだが、池辺農園では、手のかかる除草を少しでも減らせるように黒マルチを使用して雑草の繁殖を防止している。
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③今日さといもをすべて収穫した。池辺農園の他のメンバーのさといもは、夏場の水不足と高温・乾燥の影響でやや小さめなのだが、我々の区画のさといもは葉が大きく茂り立派に成長している。我々の区画は傾斜地の上の方に位置するため雨水の通り道になり、水分が豊富だったのかもしれない。里芋の生育には特に夏場の水分が欠かせないのだ。
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横浜・池辺農園 小野ファームから牛堆肥がとどき全面耕転 [池辺農園のはなし]

戸塚区の小野ファームから注文してあった牛堆肥がとどいたので、1年ぶりに全面耕転を行った。春は豆類の栽培があるため畑全体で作物が途切れることが無いのだが、秋(11月末)は、さつま芋や里芋など芋類の収穫が終わると、いったん栽培作物がなくなるので、この機に畑全面を耕転するのだ。キャベツ、ハクサイ、ブロッコリー、小松菜など冬物の葉物野菜は山下農園で栽培しているので、こちら池辺農園では栽培していない。

①土曜日の朝、横濱ビーフを生産する戸塚区の小野ファームから牛堆肥が届いた。山下農園でも池辺農園でもこの牛堆肥がないと始まらない。土作りにとってとても大切な存在なのだ。今年は小型の耕運機を2台準備しいよいよ畑全面の耕転の開始だ。
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②まずは、畑にある作物をすべて撤去して、堆肥を定量ずつ置いていく。池辺農園では基本的に化成肥料は使用しないので、牛堆肥と鶏糞を撒く。
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③いよいよ耕運だ。使い慣れない借り物の耕運機なので、最初は上手くいかなかったが、次第に耕転できるようになってきた。約2.5時間で全面耕転を終了したのて、なんとか日没までにはすべての作業を終えられそうだ。
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横浜・池辺農園 さつま芋掘り ミミズと蛙 [池辺農園のはなし]

10月末の話になるが、池辺農園で蔓切りを終えたさつま芋を掘りあげた。

①さつま芋掘りは重労働なので、今年もFさんの会社の方(若い女性とご家族)がお手伝いしてくれた。まずはさつま芋の蔓切りを行い、スコップで掘り上げていく。
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②蔓を切っていると、蛙が飛び出してきた。たしかに蔓の下は雨の影響もあり湿っ気ているが、川も池もない場所にどうして蛙がいるのか不思議だ。
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③さつま芋を掘り上げるとミミズが飛び出してきた。せっかく気持ちよく眠っていたのに、明るい地上に放り出されて迷惑そうだ。この畑の耕作をはじめた2009年夏は、いかにも痩せた茶色の硬い土で、何を栽培してもうまくいかなかったが、3年が経過し土の質もかなりよくなってきた。ミミズが住んでいるというのは土が良い証拠なのだ。
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横浜・山下農園 小松菜、かぶ(蕪)がまさに収穫適期 早く採らないと [山下農園のはなし]

先週あたりから急に気温が下がった影響かヨトウやアオムシなどの食害がパタッと止まった。
3日の横浜市の最低気温は10℃であったが、畑は気象台のある海岸沿いより標高が高いので、最低気温はおそらくひとケタだっただろう。ヨトウムシは、気温が低下する11月上~中旬には活動をやめて土中にもぐり越冬するとのことなので、すでに冬眠にはいったのだろうか。

①さて葉物野菜がいっせいに収穫期を迎えている。特に、ナスを急遽撤去して播種した小松菜が30日足らずでちょうど食べ頃のサイズになってきた。先週よりもひとまわり大きくなりまさに今が収穫時、食べ頃だ。量が多いので一気に収穫してもとても食べきれないが、早く収穫しないとやわらかくて一番おいしい時期を逃してしまう。Iさんが小松菜の収穫を始めた。今日すべての小松菜を収穫してしまうそうだ。自転車通勤なのにどうやって持ち帰るのだろうか。
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②かぶ(蕪)も一気に成長し、丸々と太ってきた。間引きと収穫をかねて間が詰まったところは大きなかぶからどんどん収穫していく。かぶ(蕪)ももったいないからと収穫せずに置いておくと適期を逃して大きくなりすぎて味が落ちてしまうのだ。今なら塩もみするだけで生のまま食べられる。とてもわらかくて絹のようなきめ細かい生地なのだ。
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★今日の収穫 かぶ(蕪)、小松菜、水菜、からし菜
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