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横浜・山下農園 空梅雨で日照も十分 きゅうりの収穫が最盛期に [山下農園のはなし]

山下農園では、4月4週目にキュウリの苗を定植し、透明マルチとトンネルで成長を促進し、5月2週目に支柱立てを行った。先週からキュウリの収穫が始まり、今週は一株あたり週に10本ペースの収穫量となっている。お盆にキュウリを撤去するまで、一株あたり最低でも100本、多い人だと150本も収穫できるのだ。
①早くも収穫の最盛期を迎えたキュウリ
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②花がどんどん咲いて、実がどんどんなっていく。
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③キュウリの生育は早く、まだ定植して一ヶ月余りなのに、すでに枝が支柱の先まで届いてしまった。今年も生育は順調だ。
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横浜・山下農園 トマト、キュウリ、ナスの苗が生育したら、いよいよ支柱立て [山下農園のはなし]

トマト、キュウリ、ナスの苗が生育したら、トンネルをはずして、まずはトマトの支柱立てから始める。

①トマトの支柱立ては、まずは区画ごとにU字パイプを立て、横パイプを接続していく。
横パイプはしなってしまうので、手早く要領よく、両端を持って、金具でU字パイプにとめていく。
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②次は苗ごとに支柱を立てていく。支柱立ては、トマト苗の正面に立って苗の右上10センチくらいの場所を狙う。
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③支柱を立てたら、金具で横パイプにしっかり留めて、支柱の高さを1本ずつ確認し修正していく。
高さが揃っていなくても野菜の出来には関係ないが、山下農園では美しさも大切な要素のひとつだ。
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④支柱立てがすべて終了したら、いよいよ苗の誘引だ。
誘引は苗を傷めたり折ったりしないように、ふたりひと組で作業する。
ひとりが苗を持って支え、もうひとりが支柱に誘引していくのだ。
◆トマトの誘引のコツは
 ①生育すると茎が太くなるので、親指一本くらい入る空間を取って麻ひもで縛っていく。
 ②花芽が通路側に来るように姿勢を直してから誘引していく。トマトの花は一定方向に咲く傾向に
  あるので、花芽を通路側に向けておくと、後々収穫が楽なのだ。
 ③トマトはわき芽の処理が大切だが、茎を折ったり、傷めたりしないように、わき芽取りは誘引がお
  わってから行うこと。
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⑤今年もまっすぐにきれいな支柱立てができた。
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横浜・山下農園 トマト、なす、きゅうりの定植 [山下農園のはなし]

今週は、いよいよトマト、なす、きゅうりの定植だ。
先々週マーキングした場所に、事前に決めた品種の苗を置いて、一株ずつ定植していく。

①なす、きゅうり、とまとの苗をポットから出して、事前に決めた位置に定植ゴテで穴を開け、まずは水を十分にやってから、一株ずつ定植していく。苗を得える前にたっぷりと水をあげることで、苗の活着がよくなるのだ。
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②苗の定植を終えたら、支柱を立てて、苗を一株ずつ誘引していく。
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③苗の定植を終えたら、マルチを掛けて両側を鍬でサクってからトンネルがけをしていく。
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出来上がり
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横浜・山下農園 夏野菜の作付けを開始 まずは枝豆、いんげん、コーンの播種 [山下農園のはなし]

先週トマト、キュウリ、ナスのマルチングと作付け場所のマーキングを終え、今週は豆類のマルチングと枝豆、すんげん、コーンの播種を行う。風が強いのだ気をつけながら作業する。

①先週同様に、寸法を取り、紐を張ってからローラーで平らにならしてから、鍬でマルチを押さえるための溝を掘っていく。
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②次にマルチをかけていく。豆類のマルチは、あらかじめ地温を上げて、播種後の発芽と生育を促進するために行うので、日光を通す透明マルチを使用する。今日は風がとても強いので、一気に張らないで、少しずつマルチを張ってはピンで押さえ,隙間やゆがみのないように気をつけながら作業する。
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③マルチがまっすぐシワなく張れたら、両側から同時にマルチのふちを押さえながら鍬で土を被せる。
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④最後に、足の指でマルチを引っ張りながら踏み固めて、マルチが風等で外れないようダメ押しする。
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⑤マルチがきちんと張れたら、枝豆、いんげん、コーンの種をひと穴あたり2または3粒ずつ撒いて、土を被せていく。穴を開け、種を置いて、土をかぶせる3人ひと組の作業だ。
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⑥最後に水をたっぷり遣って、鳥よけの糸または不織布を掛けて終了だ。
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横浜・山下農園 夏野菜の作付け準備その2 [山下農園のはなし]

前回の続き
①鍬で溝をサクッたら、透明マルチを張っていく。今日は風がないので、一気に最後までマルチを引っ張ってから固定し、鍬で土を被せていく。このとき、両側から同時に、足でマルチを引っ張りながら土を被せていくのがきれいにマルチを張るポイントだ。
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②来週苗を植える予定のトマト、なす、きゅうりの定植場所を決めるため、専用の道具を使って苗を植える場所に印をつけていく。
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③最後にトンネルを作るための骨組みを作って今日の作業は終了だ。
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横浜・山下農園 4月に入りいよいよ夏野菜の作付け準備が始まる [山下農園のはなし]

2017年度の山下農園が開園し、今年も新しいメンバーが加わった。
①まずは区画の抽選を行ってから、夏野菜用の透明マルチを3本張って、トマト、きゅうり、なすを定植するための説明をO園主から受ける。
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②今年度初回の農作業は、小雨の降る中、重い土の中で作業を行うことになった。
まずは寸法を出してからヒモを張って、土をならして平らにし、ローラーがけをしてから、まっすぐ鍬でサクれるように準備を行う。P1020113.JPG

③雨が降り土が重いので、サクリも大変だ。ゆっくり慎重に、曲がらないようまっすぐサクッていく。
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横浜・山下農園 土作りの続き 最後の仕上げだ [山下農園のはなし]

①よく発酵した熱々の牛糞堆肥を一輪車でひと区画あたり6杯ずつ畑に撒いていく。
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②その後、よく均してから耕運機で畑全体を耕運していく。耕運機は簡単そうにみえて、まっすぐに歪みなく進めるのはとても難しくコツがいるのだ。
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③耕運が終わったら、足ふみをして、ふかふかの土を少しだけ落ち着かせる。
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④最後に、ひとりあたりの区画が正確に2.5m*12mになるよう計りこんで作業は終了だ。
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いよいよ4月から夏野菜の作付けが始まる。

横浜・山下農園 土作り第二弾 牛糞堆肥を全面に施肥して耕運 [山下農園のはなし]

トレンチゃーによる溝掘りと待ち肥作業を終え、今週は牛糞堆肥を全面に施肥して耕運する作業だ。
①全員がハウスに入って、本日の作業について詳しく説明を受ける。
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②戸塚区の小野ファームから3トントラックで仕入れた牛糞堆肥を畑に撒くために一輪車で運び出す。
牛糞堆肥の発酵による熱気で湯気が立ち、長い時間作業はできない。ハードな作業だ。
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横浜・山下農園 今年も夏野菜の土づくりを開始 まずは待ち肥作業 [山下農園のはなし]

3月の第2土曜日、いよいよ2017年夏野菜の土づくりがはじまる。

①まずは顔合わせと土づくり作業の説明だ。今年も元気にメンバーのほとんどが集まった。
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②まずはトレンチャーという溝掘り専用機で夏野菜の主力であるトマト、なす、キュウリを定植する場所に溝を掘り、待ち肥のための作業を行う。
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③下記図にあるように、まずは野菜の残さを投入し、その後牛糞堆肥と化成肥料と土の順でよく踏み固めていく。
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④一年の中でももっとも体力が必要なきつい内容だが、野菜が夏バテせず実をつけるための大切な作業なのだ。農作業というよりむしろ土木作業に近いかもしれない。
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➄一人目は野菜残さを撒いて踏み固め、二人目は牛ふん堆肥を撒いて踏み固める、三人目は化成肥料を撒いてさらに踏み固めて、四人目は土を持ってさらに踏み固め、最後は完全に埋め戻す。溝の中に約10名が入りきつい作業をこなしていくのだ。
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横浜・池辺農園 いよいよ2017年の作付けスタート まずはジャガイモから [池辺農園のはなし]

3月に入り、今年もじゃが芋の作付け時期となった。
①ホームセンターで種芋を購入し3週間ほど外で緑化処理する。昨年までキタアカリの種芋は1kgあたり298円程度だったと記憶するが、今年は北海道の台風被害の影響で価格が高いようでキロあたり578円と倍近い価格でかなり割高だ。
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②まずは昨秋牛糞堆肥を撒いて耕耘したエリアを再度耕耘する。
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③次に135センチ幅の黒マルチを張れるように、6mあたり4つの畝をつくる。次に30センチ幅に芋を置いて、芋のサイズの5倍程度の深さに作付けしていく。今年は種芋の価格が高いので、芋の量を節約するために半分にカットして灰をかけて殺菌した後作付けしていく。IMG_2089.JPG
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④次にマルチを固定するための溝を掘っていく。一般的な畝づくりは、土を盛ってジャガイモの生育に合わせて土寄せをしていくが、池辺農園ではジャガイモの発芽と生育を促進するために黒マルチを使って、途中の土寄せは行わない。
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➄最後にマルチ掛けをして、畝間を耕耘し、除草シートを被せれば作業は終了だ。
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➅じゃが芋の作付けレイアウトは表の通り。今年は近くのホームセンターで種芋用のインカのめざめが販売され、マチルダが食用の芋として生協のお店にあったで試しに購入して作付けしてみることにした。食用の芋は病気発生のリスクがあるので、こまめに生育状況を見ていく必要がある。
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横浜・池辺農園 畑の土手にふきのとうが [池辺農園のはなし]

池辺農園では3月4日(土)にじゃが芋の作付けを行った。
畑の土手には、少し花が開いてしまっているが、たくさんのふきのとうが顔を出している。
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横浜・山下農園 冬野菜の作付け 大根、キャベツ、ブロッコリー  [山下農園のはなし]

冬野菜のマルチ張りを終えて、今週はいよいよ冬野菜の作付けが始まる。
①まずは大根の播種だ、山下農園では一人当たりマルチ18穴分の大根を播種するが、青首、三浦、聖護院を好きなように播種することができる。三浦や聖護院は買うと高いので農園では多めに栽培する。
ひと穴に4粒ずつ播種していく。
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②次にキャベツやブロッコリーの苗を作付けするための畝立てを行う。
まずはひとつめの畝を鍬で逆三角になるように畝立てしたあと、さらに逆W型になるように小さい畝をすぐ脇に立てていく。
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③畝を立て終わったら、キャベツ、ブロッコリー、カリフラワー等の苗を定植し、苗に土をかぶせていく。
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④キャベツ、ブロッコリー、カリフラワー以外にも、茎ブロッコリーやロマネスコも作付けする。
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横浜・山下農園 冬野菜の作付けを開始 大根、白菜用のマルチ張り [山下農園のはなし]

9月に入り冬野菜の作付けが始まった。台風が何本もやってきて茄子の強風被害が心配されたが、ほとんど影響はなく野菜たちは元気に生育している。

①まずは、マルチ張りだ。最初に寸法を測ってヒモを張り、ローラーで地面を平らにしていく。
寸法を正確に測っておかないと、マルチを張ったときに溝とマルチの端がうまく合わずめくれ上がってしまう。またローラーで地面を平らにしておかないと、マルチと地面の間に空間ができてしまい、発芽した芽が傷んで枯れてしまうのだ。これらの作業は基本中の基本だが、手を抜くと野菜の生育にも影響しかねないので丁寧に作業していく。
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②地面が平らになったら、ヒモに沿って鍬でマルチを埋めるための溝を掘っていく。
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③マルチを真っ直ぐにシワのないように張ったら、両側からクリップで同時に留めていく。ふたりの呼吸が合わないと左右にずれたりしわが寄ったりするので、慎重に作業していく。最後に鍬で溝を埋め戻して、マルチをピンとキレイに張れたら終了だ。
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横浜・山下農園 夏野菜を片付けて全面耕耘 冬野菜の準備開始! [山下農園のはなし]

山下農園では8月6日にキュウリ、20日にトマトを片付け、いよいよ今週から冬野菜の準備が始まった。

①片づけを終えた畑に牛ふん堆肥を施肥していく。土壌調査の結果、栄養成分が十分に残っているとの結果が出たので、肥料は最小限にして、牛糞堆肥をたっぷり撒いていく。
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②今回仕入れた牛糞堆肥は、よく熟成され、発酵が進んだ質の良い堆肥だ。
成分が分解されサラサラで、微生物の発酵も活発なので発熱して、熱くてしょうがない。
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③堆肥を全面に施肥したら、耕耘機で畑の土をかき混ぜ平らにしていく。
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④大根を栽培する予定の場所は、耕耘機を2回通して、土をより柔らかくしておく。少しでも硬いものに当たると大根は曲がったり又割りになったりしてしまうので、よく耕耘しておく。耕耘する区画がずれないように、ヒモを張って慎重に耕耘していく。目標がいなと真っ直ぐに耕耘機を操るのは、かなり難しい。
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➄全面耕耘を終えた畑。来週からマルチ張りと大根の播種、ブロッコリーの畝立てが始まる。
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横浜・池辺農園 西瓜(スイカ)が順調に生育 鳥の被害も [池辺農園のはなし]

池辺農園では、山下農園と極力被らない野菜を栽培している。
かぼちゃやスイカの栽培は広いスペースが必要なこともあり、山下農園では栽培が困難なので、毎年池辺農園で作付けを行っている。スイカは今年も順調に生育してきた。

①西瓜(スイカ)は、輪作体系の中で、毎年玉ねぎの跡地で栽培しているが、夏になると雑草がひどいので、今年は全面にシートを張ってその上で栽培している。
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②5月初旬に定植した苗は、花を咲かせ、7月に入り実が成りだした。あと2週間程度で収穫できそうなおおきな玉もいくつかある。
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③あと1週間程度で収穫適期を迎えようとしていたスイカが、鳥の被害に遭ってしまった。たぶんカラスだと思うが、全部を食べればいいのにちょっと突いてやめている、まだ未成熟で糖度が乗っていなかったのだろう。
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④取り急ぎ、ほかの農園のブログを参考にしながら、一番効果がありコストも掛からない玉ねぎ袋を被せることにした。これで鳥害を防止出来だろうか。
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横浜・池辺農園 ブラックベリーが熟して食べ頃に [池辺農園のはなし]

池辺農園では、スイカ、さといも、かぼちゃなどが順調に生育している。
野菜ではないが畑の隅にNさんが植えたブラックベリーも熟して食べ頃になった。

①5月に白い花を咲かせたブラックベリーは、6月に赤い実をつけ、7月中旬には熟して黒い実をつけ始めた。
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②黒く熟した果実を収穫し、ジャムに加工する。
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③ジャムは水を加えず、ベリーの水分だけで三温糖と一緒に煮詰めていけば出来上がり。好みに応じてレモン汁もを加えれば日持ちも良くなる。
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横浜・山下農園 トマトが真っ赤にお化粧 収穫が最盛期に [山下農園のはなし]

山下農園の夏野菜は、気温の高さもあって7月に入り最盛期を迎えている。
今年はキュウリもトマトも茄子もすべてが豊作だ。

①なかでもトマトは例年以上に順調で、真っ赤に熟したトマトを捥いで収穫していく。
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②たくさんのトマトが収穫できた。大玉、中玉、アイコ赤、アイコ黄、イタリアントマト調理用など色とりどりだ。
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横浜・池辺農園 じゃが芋の収穫を終えてさつま芋の作付け [池辺農園のはなし]

3月に作付したじゃが芋は、6月末までにほぼ収穫を終え、いよいよさつま芋の作付けだ。

①今年のじゃが芋は、間引きの効果もありかなりの豊作で、ひと株ふたり少なくとも10玉以上は芋が付ている。
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②さつま芋は、じゃが芋が植わったの畝の脇に苗を定植していく。
本来はじゃが芋をすべて収穫してからさつま芋の作付けをすればいいのだが、じゃが芋を暗くして低温で保管する場所がないので、そのまま土の中に残しておくのだ。
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③さつま芋の定植は、水平植えという方法で行う。
サツマイモは茎が土に触れると根が伸び始め、根が張ればそこに芋が付くので、土が触れている面積を増やしてやる方がさつま芋がたくさんできるという理屈だ。
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トトさんのHPから拝借した水平植えのイラスト
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④さつま芋の定植から1週間経過し、苗がしっかり活着しているのを確認した。
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横浜・山下農園 きゅうり、トマト、茄子、シシトウなど夏野菜が成長 [山下農園のはなし]

5月は横浜でも記録的な高温を記録したということで、山下農園でも全般に野菜の生育が早い。

①キュウリが早くも5月末には支柱の先まで到達し、収穫量も去年に比べて多くなっている。
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②トマトも実はまだ青いが、花がどんどん咲いて実をつけている。
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③シシトウはすでに、美味しそうな実をたくさんつけている。
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④夏野菜の代表格、スイートコーンの出来が早く、すでに雄花を付け始めた。これからが害虫に要注意だ。
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トマトが大きく実ってきた [山下農園のはなし]

4月にトマトの苗を定植し、5月GW明けにはトンネルを外して支柱立てを行ったが、早くも真っ青な大きな実をつけている。赤くなるまで1カ月弱の辛抱だ。
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手入れを怠っていたら、トマトの脇芽がどんどん伸びてしまった。早め早めの除去が必要だ。
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横浜・山下農園 今週はキュウリの支柱立て [山下農園のはなし]

先週、急な仕事でトマトの支柱立て作業に参加できなかったが、今週は2週続きで重労働、きゅうりの支柱立てだ。

①まずはトンネルを外しにかかったが、今年は気温が高いので苗の生育が早く、トンネルの穴から主枝がいっぱい飛び出している。主枝を折らないように注意しながらトンネルを剥がしていく。
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②次に支柱立ての作業だ。トマトは真っ直ぐに支柱を立てるが、きゅうりは逆ハの字型に支柱を立てて主枝を誘引していくので、ダンポールを差し込む際に角度を一定に保てるように水平器付きのガイドを使用する。
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③区画の境に骨格となる支柱を立て終えたら、横パイプ棒を通してからしっかり固定し、すべての苗の両わきに支柱を逆ハの字差し込んでいく。
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④最後に支柱の高さを一本ずつ調整しながら、全体がきれいに揃うように差し込んでいく。手間のかかる作業だが山下農園では見た目の美しさにもこだわるのだ。
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➄支柱をさし終えたら、最後に誘引だ。トンネルの中では苗の生育がかなり進んでおり、花が咲いて実もなりだしているので、絡んだ主枝を折らないように注意深くほぐしながら、ふたりひと組で支柱に誘引していく。緊張する作業だ。誘引してみたらすでに1メートル以上の高さに生育している主枝もあった。
6月に入れば本格的な収穫が始まる。
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横浜・山下農園 いよいよキュウリ、トマトの支柱立て [山下農園のはなし]

今週は急な出張が入ってしまい、トマトの支柱立て作業に参加出来なかった。
今日農園に行ってみたら、来週支柱立てを行うキュウリの苗が生育し、トンネルの穴から顔を出している。
気温が高い影響でかなり生育が早く、すでに花が咲いてキュウリの実が付き始めている。
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横浜・池辺農園 じゃが芋の花が咲いた  [池辺農園のはなし]

池辺農園では、3月上旬に作付したじゃが芋の花が咲きだした。近隣の畑では、まだまだ生育途上だが、我が畑では、黒マルチの効果で生育が早く、4月末には早くも花が咲き始めた。来週には満開になる勢いだ。

①じゃが芋の花が咲きだした。来週には満開になるだろう。品種はメークインだ。
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②先週になるがエンドウ豆の花も咲いた。紫色で、マメ科独特の形をしている。
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③苺の花も満開だ。すでに実も付きだしたが、熟した実は先にカラスにやられてしまった。
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横浜・山下農園 マルチング(続き)と定植位置のマーキング [山下農園のはなし]

前回の続き
①マルチを張ったら、しわが寄らないようにピーンと引っ張って、中心線がまっすぐになっているかよく確認しながら左右から同時にクリップで留めていく。土をかぶせてしまうと修正が利かないので、この作業が終了した時点でシワがなく左右に曲がっていないことをよく確認する。
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②ピンを留め終わったら左右同時に鍬で土をかぶせていく。鍬で土寄せをしながら、両側から同時に足でマルチの端を踏んで引っ張ってから土をかぶせ、マルチにシワが出ないように作業していく。二人の息が合わないとうまくいかない難しい作業だ。
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③マルチを張り終えたら、トマト、なす、きゅうり・ピーマンのそれぞれのマルチに定植位置のマーキングをしていく。あらかじめ定植位置を決めてマークしておくことで、苗と苗が等間隔になり苗どうしが邪魔をしあうこともなくなり生育が順調に進むのだ。
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マーキングにはお手製の専用の道具が使用される。これを使うと、区画ごとの隅に位置を合わせるだけで簡単に定植位置と穴のサイズを決めることができて、次週以後の定植時の穴掘りが簡単にできる。
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④最後にトンネル用のアーチを設置して一回目のマルチングは終了だ。今年も鏡のように美しいマルチングができた。山下農園の農作業はプロ顔負けのこだわりと完成度の高さが自慢だ。
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横浜・山下農園 いよいよ今年度も開園 最初の作業はマルチング [山下農園のはなし]

4月9日より山下農園新年度の農作業が始まった。
最初の作業は、トマト、なす、きゅうりの作付けを行う区画のマルチングだ。

①まずは開園のごあいさつの後、栽培区画の抽選を行い、今年は第4班に決まった。
ベテランぞろいで最強のメンバーだ。スタートにあたり今年も全員で記念撮影。
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②今年度最初の作業は、トマト、なす、キュウリを栽培する区画のマチルングだ。
まずは作業指示書に沿ってマルチの幅に合わせて正確に計測し、ヒモを張っていく。これが間違えたりずれているとすべての作業が台無しになってしまうので慎重に計測しなければ。
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③鉄パイプのローラーで地面を平らにしていく。地面が平らにならず凸凹のままだとマルチを掛けた際に地面との間に空間ができてしまい、苗を植えたときに風でマルチが煽られて苗が傷む可能性があるので、慎重にローラーがけをしていく。
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④次にヒモに沿ってマルチを固定するための溝を丁寧に掘っていく。ヒモに沿って正確にサクっていかないと、マルチと溝の幅が合わず固定できなくなってしまうので慎重に鍬を入れていく。大事な作業なのでベテラン園生が鍬入れをする。
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➄いよいよマルチ張りだ。この日は風が全くないので一気に張ってしまってから中心線が曲がっていないことを確認しながらピンで固定していく。山下農園では、地温を早めに上げて苗の活着を促進するため透明マルチを使用する。マルチがあるかないかで野菜の生育は大きく違ってくるので、マルチ張りは手の抜けない大切な作業だ
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横浜・池辺農園 そら豆の花が咲いた [池辺農園のはなし]

池辺農園では秋撒きのそら豆を栽培しているが、今年は気温が高いせいか生育が早く、
早くも3月25日頃には開花した。収穫は開花から40日程度ということなので、今年は
ゴールデンウィーク前に収穫適期を迎えるかもしれない。
Nさんが早めに防除してくださったので、今年はアブラムシの被害は出ていないが、
これから暖かい日が多くなるので要注意だ。

◆そら豆の花が満開だ、決して美しい形、美しい色ではないが、ひと目でそら豆とわかる特徴的な花だ。
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横浜・池辺農園 じゃが芋が発芽した [池辺農園のはなし]

3月6日に作付したじゃが芋の芽が出始めたので、マルチを破って陽の光に晒してやった。
3月に入ってから寒い日が続いているので大丈夫かと思ったが、黒マルチの効果は大きく3週間ちょっとで発芽した。このまま順調に生育すれば、5月末には新じゃがの収穫が期待できる。
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横浜・山下農園 夏野菜の土づくり 牛ふん堆肥を入れて全面耕耘 [山下農園のはなし]

トレンチャーによる待ち肥作業を終え、今週は牛ふん堆肥を全面に撒いて耕耘だ。
昨冬行った土壌診断では、PHとEC(電気伝導度)は基準内だが、石灰、カリ、リン酸の値が基準を上回り、
結果的に塩基飽和度が基準より10%以上オーバーしているので、栄養過多という結果だ。
この結果に基づき、値が基準内であった苦土(MgO)を中心に、例年よりも相当少ない量の施肥を行うことになった。
①今日も牛ふん堆肥がトラック1台分搬入されたが、大半は畑に撒いてしまう。
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②区画ごとに牛ふん堆肥を一輪車で運んで、平らにならしていく。
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③肥料を撒き終わったら耕耘機で畑全体を耕耘する。小型の耕耘機なので全面耕耘するのに4時間程度を要する。
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④最後に耕耘後の畑を足で踏んでから平らにならして、最後に境界ごとの杭を打ち込んだら作業は終了だ。
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これで山下農園の土づくりは終了し、いよいよ4月からは夏野菜の作付けと栽培が始まる。

横浜・山下農園 今年も夏野菜の土づくりを開始  [山下農園のはなし]

今年も三月に入り、いよいよ夏野菜の土づくりの開始だ。正式な開園は4月になってからで夏野菜の栽培準備は4月3週目あたりから始めるが、今月は夏野菜の栽培にもっとも大切な土づくりの作業だ。
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①土づくりの基本となる牛ふん堆肥が戸塚区の小野ファームから搬入された。来週全面耕耘する際に畑全体に撒くので、かなりの量を使用するためトラック一杯分が入荷した。
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②今週の作業は「待ち肥」と呼ばれる肥料を土の中に仕込んでおく作業で、農作業というより体力を使う土木作業だ。トマト、キュウリ、なすの主要な夏野菜を栽培する場所に野菜残さと牛ふん堆肥、肥料をあらかじめ投入しておき、暑い時期の夏バテを防ぐのが目的だ。手間がかかるのでプロの農家でもなかなかここまではやらない作業だ。
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③まずはトレンチャーで1メートルほどの深さに穴を掘っていくが、その前に野菜残さや肥料などを準備し地面を平らにしていく。
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④前から、野菜の残さを投入し空間ができないようによく踏んで、牛ふん堆肥、肥料、土、牛ふん堆肥、肥料、土の順番に投入し、最後に土をかぶせてよく踏んで平らにしていく流れ作業だ。1本掘りあげて埋め戻すのに約30~40分程度かかるので、畑全体で6本掘るのに最低でも約4時間程度はかかる大仕事だ。
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➄作業を終えたら、次週牛ふん堆肥と肥料を畑全体に撒いて耕耘するための区画割りを行い、無事作業は終了だ。力仕事で大変疲れた。
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